浜中会津来て見なサイト

福島県内の観光・グルメ・スポットなど、とっておきの「福島遺産」をお届けする
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福島県内各地の「見どころ・食べどころ・感じどころ」の醍醐味を、
【うつくしま福島遺産周遊ぶらりねっと】の視点でお伝えしていきます。

観光イベントカレンダー

※日程に関しましては更新時点での予定です。
再度ご自身で確認をお願いいたします。

「情熱食堂 矢野目店」福島市南矢野目

福島市南矢野目に安くて美味い「唐揚げ定食」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。 福 島市の郊外で、大型商業施設や新興住宅が混在する南矢野目地区。2013年9月、県北エリア初登場「情熱食堂グループ」の「矢野目店」がついにオープンを 迎えました。いわき市の「情熱食堂」、郡山市の「大盛食堂」といえば、有無を言わさぬボリューム満点の定食メニューで、大食漢の間ではすでに話題の店と なっています。店名を見ればお分かりだと思いますが、こちらの店に行く場合は「喰う気」をしっかりと充填して行って下さい。 店内に一歩足を踏み入れると、ここには「大盛」メニューしか無いことを知らせるド迫力の掲示板が。「ごはん・麺の大盛無料!」を強調するもの、焼肉定食のラインナップを伝えるポスターのキャッチコピーには「本能で喰らえ!」と。 私 は人気ランキング第一位「伝説の唐揚げW定食(8コ)」(840円)に挑むことにしました。一個当たり約50gの大きな鶏もも唐揚げがドーンと8コ(合計 約400g)、ごはんも当然のように大盛です。食べてみると、皮はパリッとお肉はジューシー、ニンニクとショウガでしっかりと味付けされた鶏もも肉の旨味 を存分に感じることができます。醤油はかけずに、たっぷりと添えられたマヨネーズをつけて食べることをお薦めします。最初は「ちょっと食べきれないかも」 と思っていたのに、いつのまにかペロッと完食していました。しかし、鶏の唐揚げってなんでこんなに美味しいのでしょうか。 この店は、食に対する崇高な精神を試される場所です。中途半端に小腹を満たそうとか、カップルでおしゃべりを楽しもうとか、そのような気持ちで来てもらっては困ります。一生懸命食べる人を心から応援してくれる店は本当にありがたい!まさに「喰う者は拒まず」の名店です。

(取材:クイッター鈴木)

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▲伝説の唐揚げW定食(8コ)(840円)

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店名情熱食堂 矢野目店
住所福島市南矢野目古屋敷53-5
電話番号024-557-1161
営業時間11:30~20:00
定休日無し

<あらかると2013年10月号より>

「DUCCA(デュッカ) エスパル福島店」福島市栄町

福島市栄町に安くて美味い「熟成肉のディナーセット」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。。

JR福島駅に隣接するショッピングモール「エスパル福島店」の2階にある「DUCCA(デュッカ)エスパル福島店」は、厳選された食材を使用したイタリアンベースのこだわりメニューを提供するレストラン。店頭から見える石窯で焼く熱々モチモチのナポリピッツァも自慢メニューのひとつです。クイッターも今回はいつもとちょっと違うおしゃれな雰囲気に緊張気味ですが、女性客が多い店内で頑張ってレポートします。パスタ、オムライス、ハンバーグなどから選べるランチメニューは17:00までオーダー可能。サラダとフォカッチャのヘルシーな「サラダランチ」(680円)や、自慢のマルゲリータピザをセットした「マルゲリータランチ」(880円)など、ドリンク付きのお得なランチが大人気です。今回は、季節限定で特別に用意された「熟成肉のディナーセット」(1,480円/17:00~)をいただくことにしました。最高の状態に熟成された牛フィレ肉を、オニオンとガーリックの風味豊かなシャリアピンソースで仕上げた逸品。隣に添えられたミニパスタとフライドポテトも絶妙なアシストを決めています。店内の石窯で焼くピザをどうしても食べたくて「マルゲリータピザ」をオーダー。焼きたてが最高なのは言うまでもありませんが、冷めてもこれほどおいしいと感じるピザは初めてでした。素材と味にこだわった本格派イタリアンがお手頃料金で楽しめるこのお店。スタッフのサービスも含めた店内空間の居心地の良さも大きなプラスポイントです。

(取材:クイッター鈴木)

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▲「熟成肉のディナーセット」(1,480円) これにサラダ、フォカッチャ、ドリンク付き

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▲「マルゲリータピザ」

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店名DUCCA(デュッカ) エスパル福島店
住所福島市栄町1-1(エスパル福島店2階)
電話番号TEL024-526-0911
営業時間ランチ11:00~17:00  ディナー17:00~23:00(金・土・祝前日~24:00)

<あらかると2013年9月号より>

「杉乃家」二本松市本町

二本松市本町に安くて美味い「なみえ焼きそば」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

JR二本松駅に隣接する「二本松市市民交流センター」内にある食堂「杉乃家」さんは、福島第一原発事故によって故郷の浪江町から避難し、2011年7月に現在の場所で新たに店をオープンしました。浪江町のご当地グルメとして昭和30年代から地元で愛されてきた「なみえ焼きそば」は、2008年に地元の商工会青年部が中心となって立ち上げた団体「浪江焼麺太国」(なみえやきそばたいこく)が中心となって全国区のPR活動を推進した結果、知名度が大きくアップすることとなりました。「杉乃家」さんも、地元で「なみえ焼きそば」を提供する店の中心的な役割を果たし、多くのファンを増やし続けているところで東日本大震災が発生しました。二本松市には、浪江町から多くの方々が避難し、役場機能も設けられています。店主の芹川輝男(せりかわてるお)さんは、自ら被災者として苦難の日々を過ごす中で、故郷の名物を復活させることによって希望の光を灯したいと願い、一念発起して店を再開しました。「なみえ焼きそば」と名乗るための要素は「麺が極太」「具はもやしと豚肉」「ソース味」の三点。クイッターも生まれて初めて食べさせていただく「なみえ焼きそば(ごはん付き)」(700円)をオーダーし、厨房でフライパンを振るご主人の姿を客席から見ながら楽しみに待っていました。浪江町の伝統工芸品「大堀相馬焼」の重厚な皿にたっぷりと盛られた焼きそばから、ソースの香ばしい匂いが漂ってきます。麺は極太でもちもち、もやしとの相性ぴったりで、大きめの豚肉がやわらかくて最高!シンプルな構成が逆に美味しさを増す要因となっているようです。テーブルに置いてある「七味にんにく」もぜひ使ってみて下さい。

 (取材:クイッター鈴木)

 

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▲なみえ焼きそば(ごはん付き)」(700円)

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店名杉乃家
住所二本松市本町二丁目3番地1(二本松市市民交流センター内)
電話番号TEL0243-24-1215(市民交流センターにて取次ぎ)
営業時間11:00~15:00・17:00~20:00
定休日月曜日(祝日の場合も休み) 第三火曜日

<あらかると2013年8月号より>

「味の牛たん喜助」宮城県仙台市

宮城県仙台市に安くて美味い「牛たん炭火焼定食」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

今回の喰珍訪は、本紙2ページ「仙台定禅寺通信」とのコラボ企画でお送りする「仙台牛たん」特集です。今や仙台名物として多くの方々に認知されている「牛たん焼き」ですが、その美味しさを全国に伝えるために中心となって活動してきたのが「味の牛たん喜助」を運営する㈱喜助の大川原潔社長です。「仙台牛たん振興会」の会長を務める大川原さんは、東京や横浜、更には大阪まで牛たん専門店を積極的に出店し、「仙台牛たん」のおいしさを直接味わっていただく機会を増やしています。喜助の牛たんは、自社工場の厳しい衛生管理の下で生産された原材料を、牛たん専門店のメニューに最も適するよう熟成したものです。その最高の素材を最適な状態でお客様に提供するため、店舗でのチェックで気付いた点があれば、すぐに生産部門にフィードバックして改良を求めます。仙台駅前の中心部をメインに、飲食できる「喜助」の店舗が7店あります。今回は、「駅前中央店」にお邪魔して名物「牛たん炭火焼定食」(1,500円)をいただきました。炭火焼の味のバリエーションは「しお」「たれ」「みそ」の3種類。ここはやっぱり一番人気の「しお」で。定食は、一枚一枚丁寧に手ぶりで味付けして炭火で焼きあげた牛たん、国内産ひとめぼれを100%使った麦飯、毎日店で手づくりしている旬の一夜漬とピリ辛味噌南蛮、そしてコラーゲンたっぷりのテールスープ。この牛たんは、やわらかさの中に独特の歯応えを持っている。噛むほどにジュワっと旨味が拡がるが、しつこさを感じる前にスーッと舌の奥に消えていく。これは牛たんでしか味わえない食感です。次世代メニューとしてお店一押しの「ゆでたん」(850円)もぜひどうぞ。茹でた牛たんの蕩ける柔らかさに、きっと舌を巻きますよ。

 (取材:クイッター鈴木)

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▲牛たん炭火焼定食:しお(1,500円)
 
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店名味の牛たん喜助 駅前中央店
住所仙台市青葉区中央2-1-27 エバーアイ中央ビル3階
電話番号TEL 022-265-2080
営業時間11:00~22:00(ラストオーダー21:30)
定休日なし(不定休日あり)

<あらかると2013年7月号より>

「ロースやきかつ定食」いわき市郷ヶ丘

いわき市郷ヶ丘に安くて美味い「やきかつ定食」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

いわき市郊外の閑静な住宅地にある食堂「やきかつ太郎」は、肉やフライ類をメインとしたボリューム満点の定食類が食べられることで有名なお店です。特に、店名にもなっている「やきかつ」はオリジナリティ溢れる看板メニューで、この「やきかつ」を目指して遠くから駆けつけるお客さんも多いと聞きます。「やきかつ」のバリエーションとしては、「やきかつ(並)」(約100gの赤身肉)、「やきかつ(上)」(約180gの赤身肉)、「ロースやきかつ」(約250gのロース肉)、「ヒレかつ」(約180g)、「ジャンボやきかつ」(約450gのロース肉)、の5種類。私は「ロースやきかつ定食」(900円)を選びました。ごはん、キャベツ、みそ汁がなんとお代りできます。初めて食べさせていただく興奮と期待で、顔が次第に紅潮してきました。待つこと約30分、見ただけで圧倒されるほどの存在感を漂わせた作品が静かにテーブルに置かれました。ぶ厚い肉の断面を横目に見ながら最初の一口。驚くほど柔らかく、意外にあっさりした食感でサプライズ!脇役のナポリタンスパゲティも相性バツグン。旬の素材を使った小鉢もまた楽しみです(この日はシャケのから揚げとしめじのあんかけ)。ケチャップやソースで食べると洋風カツレツ、秘伝の「ニンニクだれ」で食べると無国籍風に変身するこの「やきかつ」。全く別の味わいを同時に楽しむ機会を与えてくれる奥が深い逸品です。おかみさんの丁寧な説明によると、この「やきかつ」は生パン粉と卵を絡めた肉をフライパンでじっくりと焼き上げるため、待ち時間は少し長くなります。自分の家に帰って来たような安らぎを感じる店内で、美味しい料理が来るのを待つ時間、これもまた幸せなひとときではありませんか。

 (取材:クイッター鈴木)

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▲ロースやきかつ定食(900円)

店名やきかつ太郎
住所いわき市郷ヶ丘1-15-8
電話番号TEL 0246-29-0770
営業時間11:00~14:30 17:00~21:00
定休日毎週木曜日

<あらかると2013年6月号より>

「福幸商店街の中華そば」南相馬市鹿島区

南相馬市鹿島区の福幸商店街に安くて美味い「中華そば」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

東日本大震災の被災者の方々や福島第一原発周辺の警戒区域から避難した方々の新たな生活のため、相馬市や南相馬市には多くの仮設住宅や仮設商店街が誕生しました。平成23年10月に南相馬市鹿島区で誕生した「かしま福幸商店街」もそうした復興への役割を担う商店街です。国道6号線から西側へ数百メートル入った土地に建てられたプレハブ造りの商店街では、飲食店や理容店など10店舗が元気に営業しています。今回訪問させていただいた「双葉食堂」は、昭和26年に南相馬市小高区で開業して以来、ずっと地元の皆さんに愛され続けてきた名店です。福島第一原発事故の影響により、元のお店では営業出来ない状況となってしまいましたが、この「かしま福幸商店街」で再オープンする機会を得ました。現在の提供メニューは、「中華そば」「もやしラーメン」など4種類。私は定番の「中華そば」(550円)を注文させていただきました。どんぶりから溢れんばかりのボリュームにまずは大興奮。ほうれん草、メンマ、のり、刻みネギ、チャーシュー、の脇役たちがしっかりと役目を果たし、中太縮れ麺がしょうゆ味のスープをうまく絡め取って調和しています。あっさりしているのに深い旨味。最後のスープ一滴を飲み干すまでおいしさが続く奇跡。この中華そばを一言で表現すると「毎日食べたい中華そば」。店を切り盛りする豊田英子さんは「震災直後はもう店はできないと思っていた。被災者の方を含め、お客さんに喜んでもらえる味を提供し続けたい」、と言います。取材中も次々とお客さんが来て大賑わい。豊田さんをはじめとする女性スタッフの明るく元気な声が店内に響いていました。

(取材:クイッター鈴木)

▲中華そば(550円)

店名双葉食堂
住所南相馬市鹿島区西町1丁目88 仮設B-10
電話番号無し
営業時間11:00~15:00
定休日毎週木曜日

<あらかると2013年5月号より>

「肉屋さんの焼肉定食」大沼郡会津美里町

大沼郡会津美里町に安くて美味い「焼肉定食」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

会津若松市の隣、平成の大合併によって会津美里町となった旧新鶴村の中心部に「肉の丸長本店」さんがあります。30年以上この地で精肉店を営み、特に会津特産の馬肉に関しては専門店として県内外のお客様から愛され続けています。このお店に来れば、様々な種類の桜肉について知ることができ、最も美味しい食べ方をスタッフが親切に教えてくれます。会津産馬肉は赤身に特徴があり、その食感のやわらかさに驚く人が多いそうです。併設する食堂のおすすめメニューは、6種類の肉から好きな組み合わせを選ぶ焼肉定食。2種類選んで900円、3種類選んで1,000円、という良心的な価格設定となっています。私は、桜ホルモン、桜カルビ、桜ハラミの3種類すべて桜肉でいかせていただきました。他には、牛カルビ、しまちょう(牛の大腸の特に柔らかい希少部位)、豚焼肉、も選ぶことができます。桜ホルモンは私も生まれて初めて食べさせていただきました。丁寧な下処理後に一度ボイルして提供しているため、臭みが無いやわらかな食感が特徴的です。カルビとハラミは、良質な脂を含む赤身肉の旨味が自家製ダレによって最大限引き出され、会津産馬肉の素晴らしさを実感することができます。自家精米のご飯は、表面がキラキラと輝いて甘みと粘りが強く感じられ、焼肉との相性も抜群で、いくらでも食べることができそうな気がしました。会津は、大河ドラマ「八重の桜」によって全国からの注目度が高まっています。会津美里町にも、訪れていただきたい観光スポットがたくさんあります。ぜひ足を伸ばしていただき、丸長本店さんで桜肉の百花繚乱を心行くまで堪能していただきたいと思います。

(取材:クイッター鈴木)

▲3種(桜ホルモン・桜カルビ・桜ハラミ)の焼肉定食(1,000円)

店名肉の丸長本店
住所大沼郡会津美里町立石田字古宮前甲423-4
電話番号TEL 0242-78-2945
営業時間9:00~19:30
定休日毎週月曜日(祝日の場合は営業:翌日休み)

<あらかると2013年4月号より>

「熱々の煮込みハンバーグランチ」東白川郡棚倉町

東白川郡棚倉町に安くて美味い「ハンバーグランチ」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

福島県の県南地区に位置する東白川郡棚倉町の中心部、棚倉郵便局の隣にある古民家が「食彩工房もみじ亭」さんです。このお店がある一角は、民間主体でまちづくりを担う「株式会社まち工房たなぐら」が運営する「集いの小径」として整備され、城下町の町家の風情を残す「旧上田邸」の特徴を活かし、カフェや多目的ホールを備えたまちづくりの拠点として機能しています。店頭に立ってお店の外観を見回すと、蔵を併設した重厚な木造の建物が目前に迫り、気持ちが自然に盛り上がってくるのを感じます。大きな暖簾をくぐり、格子戸をゆっくり開いて中に一歩踏み入れると、高い天井と太い梁が特徴的な和の空間が拡がります。室内は、自然光と間接照明によって絶妙な調和が保たれ、ただ座っているだけで心身ともに癒されます。店構えは純和風ですが、意外にもランチメニューは洋風創作料理が中心のこのお店。パスタ、ピラフ、シチューなど780円~980円の価格帯がメインで、とても充実した内容となっています。かなり迷って選んだのは「熱々の煮込みハンバーグランチセット」(880円)。国産牛の挽肉をたっぷり使ったハンバーグを特製デミグラスソースで煮込み、仕上げにとろけるチーズをのせてオーブンで焼き上げた一品。はっきり言って最高です!ごはんとみそ汁はおかわりサービスでこれまた最高!和の外観とボリューム満点洋食メニューのギャップにすっかり魅了された私。店の外観から判断し、勝手に女性向けの店と決め付けていたことを深く反省しました。併設の蔵カフェ「望希蔵(もっきぐら)」もぜひ訪れたいところです。

 (取材:クイッター鈴木)

▲熱々の煮込みハンバーグランチセット(880円)

店名食彩工房 もみじ亭
住所東白川郡棚倉町大字棚倉字古町16-4
電話番号TEL 0247-33-7751
営業時間11:00~15:00(LO 14:30)・17:00~23:00 (LO 22:30)
定休日毎週木曜日

<あらかると2013年3月号より>

「じっくり煮込んだ和風石焼きキーマカレー」福島市北矢野目

福島市北矢野目に安くて美味い「カレー」があるらしい・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

「カレー」は日本人が大好きな定番メニューのひとつです。各家庭オリジナルのカレーもいいですが、専門店で食べるカレーは、また一味違った楽しみを私たちに与えてくれます。福島市北矢野目の農免道路沿いにある「HAPPY HAPPY CURRY(ハッピーハッピーカレー)」は、茶色を基調としたログハウス風の外観が特徴的なカレーとソースカツ丼のお店です。店内には、おすすめメニューを紹介するスタッフ手作りのPOPや写真が飾られ、注文する前から楽しい気分にさせてくれます。見ているだけでどれも食べたくなってしまうメニュー表から、一番人気という「じっくり煮込んだ和風石焼きキーマカレー(Mサイズ)」に「とろーり焼チーズ」をトッピング。料理を待つ間、メインメニューご注文の方にサービスで提供される自家製コンソメスープをいただく。これが野菜たっぷりでとても美味しく、3杯目のスープを飲み干そうとしたとき、遠くから「ジュージューパチパチ」という音と共に待望の石焼きカレーが運ばれて来ました。はじめに、生卵とチーズも一緒に先割れスプーンで全体を混ぜ合わせてみました(カレーメニューには卵がセットになっていて、「生」か「ゆで」を選ぶことができます)。鶏ひき肉と野菜をじっくり煮込んだ和風キーマカレーは、マイルドな味付けの中にじんわりと旨みが凝縮され、石の器によって生み出される絶妙な「おこげ」と一体化することにより、カレーの新たな美味しさを教えてくれます。この店は、来たお客さんを店名通り「HAPPY」にしてくれます。スタッフの皆さんの笑顔とハートが最高のトッピングです。

 (取材:クイッター鈴木)

▲じっくり煮込んだ和風石焼きキーマカレー(780円)+とろーり焼チーズ(150円)

店名HAPPY HAPPY CURRY(ハッピーハッピーカレー)
住所福島市北矢野目字小原田西5-9
電話番号TEL 024-552-5540
営業時間11:00~20:00
定休日毎週火曜日

<あらかると2013年2月号より>

「ツナとほうれん草のクリームパスタランチ」宮城県大河原町

宮城県柴田郡大河原町に安くて美味い「パスタランチ」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

ついに喰珍訪初めての県外取材です!弊社の仙台営業所を2011年7月に開設して間もなく1年半、宮城県の情報もたくさん寄せられるようになり、クイッターの活動の幅が更に拡がりそうです。記念すべき宮城県初取材の店は、柴田郡大河原町の中心部、大型小売店や飲食店が立ち並ぶ国道4号線沿いにある老舗のカフェレストラン「ペニーレイン」。ピンクの鮮やかな外観が特徴的で、店内にはオーナーの加藤さんが集めたアンティークの小物類や蓄音機などが飾られ、落ち着いた雰囲気の「大人のカフェレストラン」といった印象です。今日は、平日の開店から午後3時までオーダーできるお得なランチメニューの中から、「本日のパスタ(ツナとほうれん草のクリームパスタ)ランチ」(850円)をいただきます。まず最初に、小さなパンとコーヒーゼリーのセットが運ばれて来ます。どちらも店内で毎日手作りしていて、メインメニューが出来上がるまでの待ち時間に楽しみを与えてくれるお店からのサービス品です。パンはふんわりと甘く、コーヒーゼリーにはコーヒーの旨味と苦味が凝縮されています。先着順で提供していますので、ぜひお早めにどうぞ。ランチには、メインメニューのほかに、サラダ、スープ、ドリンク(コーヒーまたは100%果汁ジュース)が付きます。「ツナとほうれん草のクリームパスタ」はボリュームも充分、自家製のホワイトソースは間違いない美味しさ。そして、セットのスープがこれまた絶品。刻み野菜とガーリックを炒め、2種類のコンソメで仕上げた魅力的な味わい。スープだけ別注文したいという要望が寄せられるのも当然でしょう。おなかと心が気持ち良く満たされるランチとなりました。幅広い世代の方々に愛され続ける「ペニーレイン」。本格派コーヒーや洋食メニューの美味しさだけではなく、お客様に心行くまで楽しんでもらいたいと願うオーナーとスタッフの皆さんの優しさが溢れる名店です。

(取材:クイッター鈴木)

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▲本日のパスタ(ツナとほうれん草のクリームパスタ)ランチ(850円)

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店名カフェレストラン ペニーレイン
住所宮城県柴田郡大河原町字新南60-41
電話番号TEL 0224-53-2323
営業時間11:00~21:00(ラストオーダー)
定休日火曜日の16:00以降は休み

<あらかると2012年12月号より>

「喜多方ラーメンバーガー」喜多方市松山町

喜多方市松山町に安くて美味い「ラーメンバーガー」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

 

喜多方市から山形県米沢市に繋がる国道121号バイパスをひたすら北上し、県道日中喜多方線と合流する少し手前右手に「道の駅喜多の郷」があります。ここは、露天風呂もある温泉施設「蔵の湯」、散策やキャンプが楽しめる「もりっこの里 中山森林公園」、などの施設が充実していて、子供からお年寄りまでみんなで楽しむことができます。広い店内でゆったりと食事が楽しめる「レストランふるさと亭」には、定番メニューの「喜多方らーめん」をはじめとする食事メニューが用意されています。今日のお目当ては、以前から噂を聞いていたのに今まで一度も食べる機会が無かった「喜多方ラーメンバーガー」(350円)。私が頭に描いていたイメージは、ラーメンスープで味をつけたチャーシューをパンではさんだものです。しかし、目の前に出されたものは全く想像もしていなかった仕様でした。最も驚いたことは、バンズがらーめんの麺で作られていること。これはよくぞ発想してここまで完成させたものだと感心します。中に挟んでいる具は、麓山高原豚の大きな角煮、メンマ、白髪ねぎ、なるとなど。ゆでた麺を焼いてバンズの形に整え、らーめんスープを塗ってあっさり味に仕上げてあるので、中の具と一緒に食べることによって丁度良い食感となります。「喜多方ラーメンバーガー」を食べるためには、「道の駅喜多の郷」に行かなければなりません(通販で冷凍のセットを購入することはできますが)。このたび、第二弾の「会津地鶏喜多方ラーメンバーガー」(450円)も発売されたようです。どちらのラーメンバーガーも、手作りのため一日の販売数量が限定されています。とにかく一度食べてみることをお勧めします。おそらくあなたが頭の中で想像していたイメージとは全く違う逸品ですから。それと、1個食べるとお腹いっぱいになることも保証します。

(取材:クイッター鈴木)

▲喜多方ラーメンバーガー(350円)

店名道の駅喜多の郷 ふるさと亭
住所喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598番地1
電話番号TEL 0241-21-1526
営業時間10:00~18:00(9月~5月)・10:00~19:00(6月~8月)
定休日年末年始

<あらかると2012年11月号より>

「中華ソバ」福島市豊田町

福島市豊田町に安くて美味い「中華ソバ」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

福島市中心部、国道4号線の東側を併走する「旧電車通り」。西町陸橋からの拡幅工事が続く、豊田町郵便局との交差点に「豊田町製麺所バッチ屋」があります。この店は8月10日にオープンしたばかり。まだこの店を知らない人も多いと思いますが、巷では早くもおいしい店として評判になりつつあります。
店主の齋藤亘さんは、仙台市で営業職の仕事に就いていましたが、昔から食の世界に強い興味を持ち、特にラーメンにはかなり惹かれていたようです。東日本大震災後に故郷の福島市へ戻り、いつか自分の店を持つことを夢見ながら、市内でも有数の人気ラーメン店に勤務しました。仕事をしながら自分が理想とするラーメンを追求し続け、周囲の方々の支援もあって、このたび一念発起して自分の店を立ち上げました。
まず、店の前に立った直感が「おいしそうな店」ということ。店構えや看板の文字など、醸し出す雰囲気が私の胃袋をビシビシと刺激します。店内に入ると、カウンター越しに調理場全体を見渡すことができ、奥には製麺所があります。食べる前からすでに楽しみになってきました。店主おすすめの「中華ソバ」(650円)を注文します。店内で毎日製麺しているストレートの細麺は、魚介の旨みが染み出た濃い目のスープとぴったり合います。肩ロース肉のチャーシューは、肉本来のおいしさで勝負する味付けと厚みが絶妙。そして、生姜の風味を感じるゴボウのトッピングが新鮮。いつものようにスープを一適残らず飲み干すと、大きな満足感と共に湧き上がる「また食べたい」という衝動。化学調味料を極力使っていないという自然な味わいがそう思わせるのかもしれません。
店主の齋藤さんは、6人兄弟の中で男の末っ子なので「バッチ屋」。お兄さんや妹さん達をはじめ、多くの親類の方々もこの店を応援しています。福島の地でラーメン界の頂点を目指して新たな一歩を踏み出したばかりです。
※東日本の一部で使われている方言で、一番下のことを「バッチ」と言う。末っ子=バッチ子

 (取材:クイッター鈴木)
▲中華ソバ(650円)

店名豊田町製麺所 バッチ屋
住所福島市豊田町3−17
電話番号TEL 024-573-0268
営業時間11:30~14:30・16:30~20:00
定休日火曜日

<あらかると2012年10月号より>

「松川浦復興チャレンジ丼 ホタテご飯」相馬市松川浦

相馬市の松川浦に安くて美味い「ホタテご飯」があるらしい…と
聞いたのですぐに食べに行ってきました。

相馬市の中心市街地から北東方向へ約5km、砂州によって太平洋と隔てられた南北に細長い入り江が「松川浦」です。大小の島や岩が点在する風光明媚な風景は「小松島」とも評され、日本百景のひとつに数えられています。春から夏にかけては潮干狩りを楽しむことができ、県内有数の観光地として賑わいを見せていました。しかしながら、東日本大震災によってこの風光明媚な松川浦の様相が一変してしまいました。津波の直撃を受けた松川浦沿岸の旅館やホテルには痛々しい傷跡が残り、多くの観光客を楽しませてきた潮干狩りや海産物は、原発事故の影響によっていまだ復活の兆しが見えない状況です。
このような苦境の中、地元の旅館や飲食店11店が力を合わせて今年の4月にスタートした企画が「松川浦復興チャレンジ丼」です。6月に試験操業がスタートしましたが、残念ながらまだ地元の魚介類を提供できる環境ではありません。県外を中心に安全な食材を取り寄せ、各店が工夫を凝らしたオリジナルメニューを開発して提供し、松川浦の復興を自ら進めていこうと立ち上がりました。
今回訪問した「旭亭」は、松川浦沿岸にあった店舗が津波で流されてしまい、少し離れた高台に新築して今年3月再オープンした和食処です。こちらで、復興チャレンジ丼として新たにメニューに加わった「ホタテご飯」(1,050円)をいただきました。北海道から取り寄せるホタテを使い、じっくりと味を染み込ませた味付けごはんの上にたくさんの貝柱が載っていて、味噌汁、漬物、小鉢、デザートがセットで付きます(写真は単品の「ツボダイ焼き半身」プラス)。この店は、松川浦のアサリを使った料理が自慢のお店でした。「待っているだけでは何も進まないから」と女将さんの菊地ヤス子さんは言います。風景を楽しむことは出来ないかもしれませんが、ここに来て美味しい料理を楽しむことは出来ます。まず、松川浦に行くこと、これが復興への大きな一歩に繋がります。

 (取材:クイッター鈴木)

▲ホタテご飯(1,050円)

店名旭亭
住所相馬市尾浜字牛鼻毛66
電話番号TEL 0244-38-7327
営業時間11:00~15:30
定休日水曜日

<あらかると2012年9月号よりより>

「がっつりカツカレー」郡山市安積町

郡山市安積町長久保に安くて美味い「カツカレー」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

郡山市の南部地区にある市内有数の住宅地、安積町長久保一丁目に2010年9月オープンした「頓珍館 郡山安積店」は、周囲の一般住宅との調和を見せる古民家風の建物が特徴的です。頓珍館は、会津若松市内で33年間地元の方々に愛され続けている「会津本店」がベースとなっており、オーナーの城戸(きど)さんは、会津のお店を息子さんに任せ、一念発起して約2年前に郡山市への出店を決意しました。会津本店の味を基礎としながらも、郡山の地元のお客さんに喜ばれるメニューや味付けを日々模索し続けています。
本格中華料理で腕を磨いてきた城戸さんが開発したメニューは、ラーメンや丼ものなどバラエティに富んでいます。その中から私が今回選ばせていただいたのは「がっつりカツカレー」(1,050円)です。食べてすぐ感じるのがライスの美味しさ。会津産コシヒカリをじっくりと丁寧に炊き上げた銀シャリがキラキラと輝いています。その上にカットされた6枚のロースカツがバランス良く載せられ、キャベツと福神漬がアクセントになっています。カレーのルーは、スパイシーさが抑えられた家庭風の味付けで、カツと一緒に食べた時に口の中で調和します。全体のボリュームはかなりありますが、最後まで胃もたれすることなく、美味しさを感じたまま完食させていただきました。ラーメン系では、動物系と魚介系を合わせたダブルスープがポイントの「みそこってりらーめん」(720円)が一押しのようで、次はぜひこちらを。
子供連れのファミリー客などが多いこのお店では、震災後の数ヶ月間、客足が極端に鈍くなって苦しい時期があったそうです。その苦境を乗り越えることができたのは、会津の地で「若麺会」を立ち上げ、リーダーとしてラーメン文化を牽引してきた城戸さんの意地とプライドがあったからだと思います。「息子と会津本店がライバルですよ」と言いながら、城戸さんの飽くなき味の探求は今日も続きます。

 (取材:クイッター鈴木)

▲「がっつりカツカレー」(1,050円)

店名頓珍館 郡山安積店
住所郡山市安積町長久保一丁目6-8
電話番号TEL.024-945-9899
営業時間11:00~15:30(昼LO.15:00) 17:30~21:30(夜LO.21:10)
定休日月曜日(祝日の場合は翌日)

<あらかると2012年8月号よりより>

「旬菜うちごはん 菜々家」郡山市朝日町(ほかに県内6店舗など)

今月号の特集記事で取材させていただいた「菜々家」さんの朝日店(郡山市)で喰珍訪させていただきました。

郡 山市朝日町の通称「内環状線」沿いにある「菜々家朝日店」は、道路から店舗がはっきりと確認しやすく、店内の明るい雰囲気が外まで漏れ伝わってくるようで す。一歩足を踏み入れると、木をふんだんに使った内装や、ほのかな色調の照明などで、なんだか心がとても安らぐような感覚になります。さらに、スタッフの 皆さんがまるで自分の家族を迎えるような自然で明るい応対をしてくださり、私はすぐに「菜々家ファン」になりました。
こ のお店のランチタイムは、ハンバーグやとんかつなどの肉系、さば塩焼きやまぐろ丼などの魚系、など豊富に取り揃えられたメインディッシュメニューから選ん で注文すると、自動的に「前菜バイキング」がセットでついてくるシステムとなっています。「前菜バイキング」は、「安心」「安全」「おいしい」の三条件を クリアした「三ツ星野菜」を主に使ったサラダや和洋惣菜が10種類以上用意され、自分で好きなだけ食べることができます。
私 がメインディッシュとして選んだのは、期間限定「菜々家の夏」メニューの中から「おろしたっぷりから揚げ」(税込732円)。パリパリジューシーなから揚 げに真っ白な大根おろし、そこに自家製ポン酢をたっぷりとかけていただきます。から揚げの美味しさを数段アップさせるサッパリ感、ごはんとの相性も抜群で す。前菜バイキングも遠慮なくおかわりさせていただきましたが、すべての種類を食べる前に私のお腹が限界となりました。
開店から間もなく満席となった店内を見廻すと、ほぼ女性で埋め尽くされています。けれども私はあえて訴えたい。おいしいものをがっつり食べたい男こそ「菜々家」に来るべきだと。必ず満足することを約束します。

 

(取材:クイッター鈴木)
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▲旬菜バイキングからお好みで
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▲「おろしたっぷりから揚げ」(税込732円)
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店名旬菜うちごはん 菜々家朝日店
住所郡山市朝日1丁目3-2
電話番号TEL.024-973-8303
営業時間営業時間/11:00~22:00
定休日定休日/なし

<あらかると2012年7月号より>

「まぐろ丼」田村郡小野町

田村郡小野町に安くて美味い「まぐろ丼」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

田 村郡小野町の中心部から国道349号線を大越町方面へ車で約5分、スーパーマーケットやホームセンターをはじめ、地元の小売店や飲食店などが建ち並ぶ ショッピングセンター「おのタウン・コムコム」が見えてきます。この敷地内に平成23年8月オープンした「お食事処 だるま」が今回の訪問先です。店主の 大和田正博さんは、楢葉町で仕出し料理と配達弁当中心の商売を10年以上続け、お客様に来店してもらう和食店スタイルに転換した矢先、今回の大震災に見舞 われました。避難命令が出て着の身着のまま町を離れた後、いわき市内の避難所や千葉県の親類宅などを転々とする生活が約5ヶ月間続き、店をなんとか再建し たいと考えていた時、楢葉町商工会から小野町の空き物件を紹介されました。大和田さんにとって小野町はまったく見知らぬ土地だったので、一応見るだけ見て お断りしようと思いながら現地を訪れたところ、建物のしっかりした造りや周囲の環境が気に入り、二日後には出店することを決意したそうです。
様々 な和食メニューが取り揃えられている中、迷いながらも私は「まぐろ丼」(1,100円)を選びました。メニューに「築地直送」とあったので詳しくお聞きす ると、娘婿の方が築地でまぐろの仲買人をしており、そこから新鮮なまぐろが小野町へ送られてくるそうです。頭の中がまぐろで一杯になったとき、待望の「ま ぐろ丼」が運ばれて来ました。酢飯の上に整列した赤身と中トロは、一目見ただけで超新鮮であることが想像され、口に入れたらそれが確信に変わりました。と ろけるような食感と甘み、まさに「築地直送」の看板に偽りなし。
大和田さんご夫婦と息子さんが、地元で採用した明るいスタッフの皆さんと共に切り盛りする「お食事処 だるま」には、安くて美味しい定食やお膳がたくさん揃っています。これからも地域の方々に愛される店として末永く頑張って欲しいと思います。

(取材:クイッター鈴木)
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▲築地直送!「まぐろ丼」(1,100円)
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店名お食事処「だるま」
住所田村郡小野町大字飯豊五反田57-1
電話番号0247-72-4412
営業時間11:00~20:00
定休日水曜日

<あらかると2012年6月号よりより>

「琥珀ラーメン」福島市松川町

福島市松川町に安くて美味い「ラーメン」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

福 島市の南端部、松川町の国道4号線沿線の松川工業団地の一角に、原発事故の影響で避難している飯舘村の方々が生活する仮設住宅が建ち並んでいます。この敷 地内に平成23年11月27日にオープンしたのが、飯舘村で34年間中華料理店として愛されてきた「中華 琥珀(こはく)」です。店主の赤石澤さんは、震災後の避難生活を送りながら、地元飯舘村の安全を守る見廻り隊としての活動なども続けていました。その傍 ら、どうにかして店を再開したいという思いで、店舗に適した物件を福島市内などで探していました。そんな時、中小企業基盤整備機構が施設を建設して各自治 体に引渡し、商売の再興を望む人に活用してもらう制度があることを知り、これを活用して松川町の仮設住宅の一角に店舗を復活しました。
本 格中華料理店として様々なジャンルのメニューを取り揃えていた以前の店と比較すると、メニューは麺類を中心に約三分の一に絞り込んでの営業となっていま す。それでも、地元を離れて厳しい避難生活を送っている飯舘村の方々にとって、慣れ親しんだ味に再び出会えたことは大きな喜びとなり、力となっているよう です。
今回私がいただいた「琥珀ラーメン」(800円)は、この 店を代表する看板メニューです。鶏ガラベースのあっさり系しょうゆスープに細縮れ麺がぴたりと合い、たまねぎとピーマンなどの野菜炒めがトッピングされて います。そして、この「琥珀ラーメン」の主役が、豚ロース肉に片栗粉ベースの甘じょっぱい衣をつけて焼き上げたもの。ジューシーでトロっとした衣が肉の柔 らかさをさらに強調し、今まで食べたことがない食感です。私は、これを白いごはんの上にのせて食べたいと強く思いました。
飯舘村にはいつ戻れるのか?人々が安心して暮らすことができる環境に一日も早く戻ることを願いながら、仮の地で懸命に故郷の味を守り続ける店がここにもありました。

(取材:クイッター鈴木)
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▲琥珀ラーメン(800円)
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店名中華 琥珀
住所福島市松川町金沢字麦地石1-1
電話番号024-567-5657
営業時間11:00~19:00
定休日月曜日

<あらかると2012年5月号よりより>

「から揚げ定食」郡山市熱海町

郡山市熱海町に安くて美味い「から揚げ定食」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

郡山市の中心部から国道49号線を猪苗代町方面へ走り、熱海町に差し掛かって正面に磐梯山が見えてくると、国道沿いに「ドライブイン幸華」の大きな看板が見えてきます。大きな駐車場に車を置いて店内に入っていくと、高い天井でとても開放感があり、グループ客に対応できる広いお座敷席がたくさんあります。私が訪問させていただいた時も、地元の家族連れやスキー帰りの若者グループなどで、店内は大賑わいでした。席についてメニューを見せていただくと、各種定食類、ラーメン、丼類、うどんそば、安くておいしそうなものがずらりと並んでいます。しかも、かなりのボリュームであることが写真からビンビンと伝わってきます。クイッター理論から言わせていただければ、「ボリュームがある=おいしさアップ、ボリュームがない=おいしさダウン」この法則が成立します。どんなに美味いものでも、少ししか食べることができなければ、脳が不満を感じるということです。迷った挙げ句に選んだのは「から揚げ定食」(750円)。定食類の中で最もリーズナブルで、おそらくこの店でも超人気メニューのひとつであることが想像できます。待つこと約10分、テーブルに近づいて来るのはまさに「から揚げの磐梯山」。たっぷりのキャベツの上に、通常の2~3倍はあろうかという巨大なから揚げが6個。ニンニクが利いてしっかりと味付けされた鶏モモ肉を、しっとり柔らかく包み込むように揚げています。もし食べ切れなかった場合でもご安心を。店内に準備してあるパック(小20円・大30円)に詰めて持ち帰ることができます。この世には、「味は二の次でボリュームだけが売り物の店」や「すごく美味しいものをちょっとだけ出す店」などが存在します。「ドライブイン幸華」は、美味しいものを腹一杯食べてもらいたいと願う店主の心意気が溢れた名店です。食事を済ませて店を出る時のお客さんの幸せそうな顔が何よりの証明です。

(取材:クイッター鈴木)
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店名ドライブイン幸華
住所郡山市熱海町安子島字反畑65番地7
電話番号TEL.024-984-4059
営業時間11:00~21:00
定休日月曜日(祝日の場合は営業。翌日休み)

<あらかると2012年3月号よりより>

「しょうゆラーメン&餃子」いわき市久之浜町

今回は、特集記事の取材先で見つけた食堂がとてもおいしかったので、飛び入りで記事を書かせていただきました。

今回の喰珍訪は、1ページの特集記事で紹介したいわき市久之浜町「浜風商店街」にある「からすや食堂」さん。このお店は、久之浜町の中心商店街に店を構えて50年の老舗食堂で、現在3代目の遠藤義康さんが奥様と一緒に店を切り盛りされています。3月11日、津波が商店街全体を襲い、続いて発生した火災が次々と燃え移り、「からすや食堂」さんを燃やし尽くしたところで火が止まったそうです。しばらく避難生活が続く中、仮設施設を利用した新たな商店街を作るという話を聞き、遠藤さんは思い切って手を上げました。家賃は掛からないものの、食堂再開のためのゼロからのスタート、内装や設備でまとまった費用を工面しなければならない苦労がありました。しかし、「からすや食堂」の復活を心から願う人々の声にあと押しされ、ついに震災から半年を経て店を再開しました。震災のため材料の仕入れも思うように出来ず、メニューを厳選しての営業となっています。私のオーダーは「しょうゆラーメン」(450円)と「餃子」(300円)を合わせて豪華に。「しょうゆラーメン」は、透明感があるあっさりスープに中太ストレート麺がほど良く絡み、チャーシュー、メンマ、なると、きざみネギ、のりが丼の中で見事な調和を見せています。「餃子」は、ニンニクの旨みが溢れるたっぷりの餡をもちもちの皮で包み、丁度良い焼き加減で仕上げられています。この二つのメニューを一緒にいただく幸せ。生きてて良かったー。ここに来ると、美味しいものを食べることができます。そして、明日への希望が少しだけ湧いてきます。復興のために食のパワーがどれほどプラス効果を及ぼすのか、「からすや食堂」さんに来て感じて欲しいと思います。

 (取材:クイッター鈴木)
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店名からすや食堂
住所いわき市久之浜町糠塚15番地(浜風商店街内)
電話番号TEL.0246-82-2158
営業時間10:30~18:00
定休日無し

<あらかると2012年2月号よりより>

「カレー焼きそば」会津若松市

会津若松市に安くて美味い「カレー焼きそば」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

今、全国各地でブームを巻き起こしているご当地B級グルメの数々。会津の地で約一年程前から盛り上がりを見せ始めているのが「会津カレー焼きそば」です。会津若松市内で40年以上前に誕生し、学生時代に食べた経験のある方も多いという「会津のソウルフード」的存在です。このメニューに再び注目して地元で結成されたのが「会津カレー焼きそばの会」です。現在、会津若松市を中心に16店が加盟し、それぞれ独自のレシピによって提供されるバラエティに富んだカレー焼きそばを楽しむことができます。「会津カレー焼きそば」は、カレー味の焼きそばではなく、ソース味の焼きそばにカレーをトッピングしたワイルドなメニューとなっています。
今回訪問させていただいたのは、「会津カレー焼きそばの会」の会長を務める氏家義光さんが経営する「ラーメン居酒屋 寿楽」さんです。お店を切り盛りしながら、会長としてPR活動等で多忙な毎日を送っていらっしゃる中、快く今回の取材に応じていただきました。
「カレー焼きそば」(900円)は、ラーメン用の中太縮れ麺を軽く茹で、キャベツと一緒に特製ソースを絡めます。そこに、熟成を重ねてソース焼きそばにぴったりと合うカレーがたっぷりとかけられています。生まれて初めての食感ですが、違和感はまったくありません。ここに白いごはんも盛っていただき、これぞまさしく「オトコ飯の三冠王や~」と心の中で叫んだほどです。カレー焼きそばを酒のつまみとして食べる方も多いとのこと。きっとピリ辛の味付けがビールと良く合うことでしょう。
「会津カレー焼きそば」は、今後が楽しみなご当地B級グルメです。「寿楽」の味を家庭でも気軽に楽しむことができるようにと、試行錯誤を繰り返した末にようやく完成したセット商品も、先ごろ発売開始されました。
夢は大きく「B-1グランプリ優勝!」。みなさんも会津に来て自分好みの「カレー焼きそば」をぜひ見つけて下さい。

(取材:クイッター鈴木)

 

店名ラーメン居酒屋 寿楽
住所会津若松市馬場町1-3 
電話番号TEL.0242-24-8641
営業時間18:30~翌2:30
定休日日曜日

<あらかると2011年12月号よりより>

「つけ麺」福島市

福島市に安くて美味い「つけ麺」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

「つけめん まさはる」は、福島駅から国道115号線を西へ向かって約16 km走った所に位置する土湯温泉街にお店をオープンして約2年になります。店主の中沢正晴さんは、約17年間大工の仕事を頑張ってきましたが、自分と家族の将来を見据え、一念発起して「自分の店を持つ」ことを決意しました。首都圏でつけ麺の店を経営する父親とお兄さんのサポートを受けながら、地元福島で愛される味を今も追求し続けています。店の立地から考えると、通りすがりのお客さんはほとんど期待できません。この店の味に惚れ込んだリピーターと、口コミで評判を聞いて訪れるお客さんで、お店はいつも賑わいを見せています。
つけ麺のベースは、醤油、味噌、ごま、野菜の4種類。それぞれ辛いバージョンも選ぶことができます。茹で上がり麺量は「並」で約350gとボリューム満点、「大盛」(約500g)まで追加料金無しでオーダーできます。私は、「辛野菜つけ麺」の「大盛」をいただくことにしました。つけ汁には、程よく味付けされたキャベツ、もやし、ネギなどの野菜がドーンと盛られ、そのまま野菜だけ食べるも良し、麺の上に一度のせて絡めて食べるも良し、お好きな方法でどうぞ。まず、麺自体が抜群においしい!つけ汁は、魚介の旨みがしっかりと染み込んでいて、麺と一緒に食べたときに調和するようにバランスが考えられています。辛いバージョンは、自家製ラー油の旨みが溢れるピリ辛タイプで、いわゆる激辛とは違います。おいしさのためか、大盛でも飽きることなく最後までいただくことができました。麺を食べ終わったら、つけ汁を割っていただいて最後の一滴まで飲み干すと更に満足度アップです。
店主の正晴さんは「うちにつけ麺を食べに来たお客さんが土湯温泉で楽しんでいってくれたら嬉しいですね」と言います。細やかな気配りで丁寧に接客する奥様の笑顔にも心から癒されます。土湯に来て絶品のつけ麺と温泉、最高の組み合わせをぜひ体感して下さい。

 (取材:クイッター鈴木)

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店名つけめん まさはる
住所福島市土湯温泉町字上ノ町2 
電話番号TEL.024-595-2630
営業時間11:00~19:45(材料が無くなり次第終了)
定休日火曜日

<あらかると2011年11月号よりより>

「ソースかつ丼」二本松市

二本松市に安くて美味い「ソースかつ丼」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

今回の喰珍訪は、二本松市の岳温泉にある「食処 成駒(なりこま)」さんを選ばせていただきました。安達太良山の大いなる自然の恵みを受け、全国的にもめずらしい酸性泉が特徴の岳温泉。その温泉街のメインストリートのちょうど入口にある「成駒」は、岳温泉のシンボル的存在として昭和23年から愛され続けている店です。お店の外には「旨いソースかつ丼」の大きな看板が。クイッターも迷わず「ソースかつ丼」と心に決めてお店に入りました。中に入ると、店全体を見渡すことができる開放的なスタイルとなっていて、調理している厨房の様子も見ることができます。

さて、「ソースかつ丼」を選ぶことは心に決めていましたが、メニューには「ソースかつ丼(ヒレ)1,000円」と「ソースかつ丼(ロース)950円」の2種類が。クイッターは豚肉の良質な脂身が大好物なので、当然ここは「ロース」でいかせていただきました。お盆の上に、みそ汁、漬物、おひたし、たっぷりのからし、そしてソースかつ丼の大椀というフルコース状態。やはり食堂はこうでなければいけません。かつの上に乗っている蓋を取り去ると、そこにはソースかつの安達太良山がありました。中に埋まっているごはんを一緒に食べたい時は、表面のソースかつをいくつか取り出して蓋に移す作業が必要です。ジューシーなロース肉に、生パン粉を使ったカリカリの薄衣をまとい、見た目の厚さは3センチ以上はあるように思われますが、口に入れると意外なほど柔らかい食感です。秘伝のソースは、このメニューを開発した昭和30年から絶やさず継ぎ足して使っているもので、かつの旨みを引き出す中辛の味付けです。

福島県内の観光地は、どこも厳しい状況に晒されています。成駒さんの名物「ソースかつ丼」が、岳温泉全体に大きなパワーを与えてくれることを期待し、満たされたおなかと心で店を後にしました。

(取材:クイッター鈴木)

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店名食処 成駒
住所二本松市岳温泉1-115-1 
電話番号TEL.0243-24-2412
営業時間11:00~18:00(平日) 11:00~19:00(土日祝)
定休日火曜日

<あらかると2011年10月号よりより>

「しいたけ味噌ラーメン」福島市

福島市に安くて美味い「しいたけ味噌ラーメン」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

今回の喰珍訪は県都福島市へ。新築して移転した福島市役所の近く、公的機関が多く立ち並ぶ花園町にある「まるた食堂」を訪問しました。「まるた食堂」は、テーブル席と座敷席合わせて40名程度が座れる老舗の大衆食堂です。ここは、喰珍訪のテーマである「安くて美味い」にまさしくぴったりのお店です。だから、お店はいつもたくさんのお客さんで賑わっています。店内はそれほど広くないので、多くの人が座れるようにすすんで相席に協力するなど、この店を愛するお客さんたちが支えています。

私が訪問したのは平日の夕方五時過ぎ頃。この時間であればお客さんも少ないだろうと思って出かけましたが、次々とお客さんが入ってきて店内は大賑わいに。メニューには、そば・うどん(420円~)、ラーメン(470円~)、定食(630円~)、と安くて美味しいものがずらりと並びます。どれにしようか本当に悩みどころですが、ここはやはりまるた食堂の看板メニュー「しいたけ味噌ラーメン」(680円)を選ばせていただきました。ほかのお客さんからも「しいたけ味噌ラーメン」のオーダーが次々と入っています。

待つこと10分ほど、目の前に運ばれてきた「しいたけ味噌ラーメン」は、大直径のドンブリに麺、具、スープがボリューム満点に盛られ、まずはその迫力に圧倒されます。湯気と一緒に立ち昇るニンニクのいい香で、食欲中枢を完全に支配されました。見た目よりもスパイシーでちょっと辛めのスープにマッチする平打ちの中太麺。キャベツ、ニラ、ニンジン、もやし、などの野菜と一緒にたっぷりと盛られた「しいたけ」は、一片一片にしっかりと味が染み込み、その旨みがラーメン全体を包み込んでいる感じ。これは間違いなく「クセになる味」。福島市を代表する絶品メニューとして自信を持ってお奨めします。

(取材:クイッター鈴木)
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店名まるた食堂
住所福島市花園町7-27
電話番号TEL.024-535-3207
営業時間11:00~14:00・16:00~20:00
定休日月曜日

<あらかると2011年9月号よりより>

「牛すじぶっかけうどん」白河市

白河市に安くて美味い「牛すじぶっかけうどん」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

今回は、栃木県との県境に位置する白河市に行ってきました。白河市の中心部から、県道白河石川線を石川町方面へ車で約10分ほど走ると、街道沿いに今回のお目当ての店「さぬきうどん讃源(さぬげん)」が見えて来ます。白河といえばラーメンではないか、とのご意見が数多いと思いますが、白河の麺文化の多様性を知っていただく上でも、今回は本場仕込の讃岐うどんで頑張っているこの店を選びました。

「讃源」のルーツは、まさしく讃岐うどんの本場である四国です。愛媛県出身のオーナー大西さんは、今から34年前に縁あって奥様の実家がある白河市に来ることになり、スーパーマーケットに勤務しながら徐々に白河の地に定着していきました。しかしながら、そのスーパーマーケットが撤退することになり、白河に根を張って商売をすることを決意した大西さんは、ついに製麺所「大西食品」を立ち上げました。創業当時は独学で中華麺の製造販売を手掛けていましたが、この地で本物の讃岐うどんを提供したいという思いが募り、香川県から製麺機や食材を取り寄せ、本格的な讃岐うどんの製造販売へと転換していきました。そして、平成16年3月にこの「讃源」がオープンしたのです。

今回はどれをいただこうか、迷った挙げ句選んだのが「牛すじぶっかけうどん(700円)」です。メニューに掲載されていた写真があまりにもおいしそうだったことが決め手となりました。コシが強い太目の讃岐うどんに、香川県伊吹島産いりこのダシが効いたつゆをぶっかけます。大根おろしとわけぎが絶妙なアクセントとなり、暑い夏でもさっぱりとおいしくいただけます。そして、じっくりと煮込まれて濃厚な甘辛さを持つ牛すじが麺の上にたっぷり。讃岐うどんと牛すじを組み合わせたこの逸品、よくぞこの世に生み出してくれました。好きなタネを自分で鍋から選ぶ「おでん」(一串100円)と一緒にぜひどうぞ。

(取材:クイッター鈴木)

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店名さぬきうどん讃源
住所白河市東蕪内字新屋敷59-1
電話番号TEL.0248-34-3685
営業時間11:00~14:00・17:30~19:30 
定休日水曜日

<あらかると2011年8月号よりより>

「味付マトンケバブ」南会津郡只見町

南会津郡只見町に安くて美味い「味付マトンケバブ」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

奥会津地方を巡っているクイッターが南会津郡只見町で出会ったのは「味付マトンケバブ」です。このメニューが誕生した背景には、只見町で焼肉といえば「味付マトン」であることが大きく関係しています。町内のスーパーや肉屋さんでは、絶妙な味付けのタレに漬け込んだマトン肉が販売され、日常の食事やお祝いの席のご馳走として食卓に上がります。
奥会津地方では、昔から家内工業用として羊を飼っている家が多く、その羊をやがて食用に転換していったのではないかと言われています。また、只見川の電源開発を目的として巨大なダムを建設する際に、動員された多くの作業員の方々のスタミナ源として、安くて美味しいマトン肉が重宝された経緯もあったようです。

この只見町特有の食文化を活かすご当地グルメとして開発したのが、只見町商工会青年部の皆さんです。青年部の目黒道人部長を中心に、独特の味わいを持つマトンのおいしさを手軽に味わうことができるメニューの開発に挑戦し、試行錯誤の末に完成したのが「味付マトンケバブ」です。今では、町内外のイベントなどに積極的に出向き、只見町をPRするシンボルとして大いに注目されています。
この「味付マトンケバブ」(400円)を常時提供している地元の御食事処「倉田屋」さんを訪れ、実食させていただきました。ニンニクとスパイシーな香辛料で味付されたマトンを炒め、レタスやキュウリと一緒に薄生地のパンで包んでいます。マトンの強い風味がアクセントとなり、ほお張った時に全体が調和するように美味しさが拡がります。

只見のソウルフード「味付マトン」を食べやすいケバブ形式に仕上げたご当地バーガー。マトン肉を食べたことがない方は、ぜひ只見町に来て一度食べてみて下さい。個性的な味わいがきっと病みつきになりますよ。

(取材:クイッター鈴木)

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店名

<あらかると2011年7月号よりより>

「檜枝岐のらーめん」南会津郡檜枝岐村:かどや

南会津郡檜枝岐村に安くて美味い「らーめん」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

新潟県、群馬県、栃木県の3県と接する県境に位置する福島県最深部の南会津郡檜枝岐村。日本有数の高層湿原で知られる尾瀬国立公園への玄関口として、全国から多くのハイカーや観光客が訪れる美しい村です。村の面積のほとんどを山林が占める檜枝岐村では、国道352号線の沿線に公共施設や住宅が集中し、飲食施設を併せ持つ民宿やペンションが並んでいます。檜枝岐村でよく知られているのは「裁ちそば」や「はっとう」などの「山人料理」で、山の幸をふんだんに取り入れた素朴な郷土料理を味わうために遠方からたくさんの方が訪れます。

私も実は「山人料理」を目当てにこの村を訪れたのですが、地元の方に「おいしいらーめんもあるよ」と聞き、割烹と民宿を営んでいらっしゃる「かどや」さんを目指すことにしました。こちらでは、定番の山人料理もおいしくいただけますが、今回は「醤油らーめん」(550円)をいただきました。なると、のり、きざみねぎ、メンマ、チャーシュー、ほうれん草などの具が、黒い輝きを放つスープにバランス良く盛り付けられています。中太の縮れ麺によく絡むスープは、蕎麦用の「かえし」を使った濃い目の風味を持ち、口の中にしばらく醤油のおいしい余韻が残るような感じです。優しい女将さんが、採れたての山菜「こごみ」もサービスで出してくださり、シャキシャキとした歯応えの山の恵みも堪能させていただいて、とても幸せな気持ちになりました。

檜枝岐村を訪れる人は、例年に比べてかなり少ないそうです。福島県を代表する自然豊かなこの美しい村をたくさんの方に知ってもらい、心がこもった素朴な美味しい料理を食べて幸せな気持ちになっていただきたい。帰る私を玄関先まで丁寧に見送ってくださった女将さんの姿を見て、強くそのように思いました。

(取材:クイッター鈴木)

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店名かどや
住所南会津郡檜枝岐村
電話番号TEL.0241-75-2004
営業時間10:30~16:00
定休日不定休

<あらかると2011年6月号よりより>

「マスバーガー」南会津郡下郷町:下郷町物産館

会津でも屈指の景勝地「塔のへつり」入口に建つ下郷町の物産館では、地元特産のニジマスをフライにしてサンドした「マスバーガー」が食べられます。川魚は臭みがあると思われがちですが、半身にし香ばしく揚げてあるのでクセがなく食べやすいです。地元のパン店が作る、粗く摺ったじゅうねんを練り込んだ特製バンズでフライをはさみます。サクサクとした歯切れの良さと、あっさりとした軽い食感が好評です。注文を受けてから作るので、揚げたてを食べられるのもうれしいですね。

店名下郷町物産館
住所南会津郡下郷町大字弥五島字道上3117
電話番号TEL.0241-67-4433
営業時間9:00~17:00(4/1~11/30は18:00まで)
定休日無休

<あらかると2011年4・5月合併号よりより>

ふくしまの「おいしいもの」たちへ捧げる詞

■川俣町山木屋の「山木屋牛乳」さま
丹精込めて育てた牛から大切に搾り、低温短時間殺菌によって搾りたての味と風味をそのままビンの中に閉じ込めた自然のままの牛乳。まるで生クリームのような味わいでおいしゅうございました。何の罪もないのに生産をストップせざるを得ない悲劇。あなたを苦しめる原発からの見えない敵が早く消えますように、心から祈っています。そしてまた、あの究極の牛乳をどうか私たちに与えて下さい。

■双葉郡浪江町の「なみえ太麺焼そば」さま
極太麺にもやしと豚肉のシンプルな具、これをうまみたっぷりの濃厚ソースで絡めたボリューム満点の焼そば。地元の皆さんの熱い思いも加わっておいしゅうございました。先日のニュースで、各地の避難先に散り散りになっていたメンバーが久しぶりに顔を合わせ、「なみえ太麺焼そば」を避難している方々に振る舞ったとお聞きしました。これからの浪江町の復興のために、きっと大きな力になることでしょう。

■いわき市の「めひかり(目光)」さま
非常に傷みやすい魚で流通が難しいため、食べたことが無い方もたくさんいらっしゃることでしょう。
私も大人になるまで名前すら聞いたことがありませんでした。初めて唐揚げで食べた時のあのジューシーでホクホクした食感、忘れられない程おいしゅうございました。いわきの港が津波に呑み込まれ、原発の影響で船が出せない日々が続いています。深海に生きるあなたまで、どうか核のゴミが降り注ぐことがありませんように。
ふくしまのすべてのおいしいものに捧げる。

(取材:クイッター鈴木)

 

店名

<あらかると2011年4・5月合併号よりより>

「メイプルサーモンのメガトマトドリア」西白河郡西郷村:森のレストランFS・Cafe

西白河郡西郷村に安くて美味い「トマトドリア」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

国道4号線を白河市内から栃木県方面へと走り、県境の手前を右折して細い道を数百メートル走ると「那須白河フォレストスプリングス」があります。ここは、創業から75年を数える西郷村の「株式会社林養魚場」が運営する国内有数の設備を誇るフィッシングパークです。まるで北欧や北米のような壮大なロケーションの中、周囲の自然から与えられた豊富な生物資源によって維持されている管理池では、初心者から上級者まで、フライやルアーを使った本格的なフィッシングを楽しむことができます。

「森のレストランFS・Cafe」は、このフィッシングパークのレストハウス内にあり、林養魚場が育てた新鮮なトラウトサーモンを使ったメニューを提供しています。今回いただいたのは、林養魚場が独自の養殖法と品種改良により開発した「阿武隈川メイプルサーモン」を使った「メガトマトドリア」(サラダ・ドリンク付き1,200円)です。大きな器の中にたっぷりと盛られたトマトテイストのライス、その表面を覆う熱々のチーズの中に佇んでいるのが一口サイズのメイプルサーモンたちです。なんときれいな色なのでしょう!ピンクとオレンジが融合した美しさのサーモンの身は、臭みがなく、口に含むと滑らかな甘みが染み出します。このサーモンを生の刺身でも食べてみたい、という欲望に駆られました。

この「メガトマトドリア」は、秋から冬にかけて提供される限定メニューとなっています。「FS・Cafe」には、新鮮なメイプルサーモンを使った「白河だるまバーガー」(780円)など、ここでしか食べられないオリジナルメニューが定番で用意されています。四季を通じて絵になる風景を見ながら、食事だけでも充分に楽しめるお薦めスポットとなっています。

(取材:クイッター鈴木)
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店名森のレストランFS・Cafe
住所西白河郡西郷村小田倉金子石16
電話番号TEL.0248-25-3535
営業時間平日11:00~16:00 土日祝日10:00~16:00
定休日年中無休

<あらかると2011年3月号よりより>

「塩チャーシューメン」福島市南沢又:本格中華そば 伊達屋

福島市南沢又に安くて美味い「塩チャーシュウメン」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

福島市の中心市街地から飯坂温泉方面へ向かう街道を走り、飯坂線「上松川駅」を越えると左側に「伊達屋」の看板が見えてきます。この地で開業して丸10年、街道沿いの小さなラーメン店は、今では口コミで噂が広がり、営業時間中は常にお客さんが絶えない繁盛店のひとつです。

「伊達屋」のラーメンの特長は、店名の由来にもなっている「伊達鶏」の旨味を抽出したすっきりスープと、同じく「伊達鶏」の卵を使ったストレート細麺、そして国産豚をじっくり6時間煮込んだ柔らかいチャーシュウです。店内は、カウンター6席とテーブル14席でいっぱいで、お世辞にも広いとは言えません。私がお邪魔した日は平日の午後2時を少し過ぎた頃でしたが、店内は満席で、外で待っている方が数名いました。

待つこと数分、席についた私は、一番人気と思われる「塩チャーシュウメン(890円)」を注文しました。注文が伝わると、「塩チャーシュウメン一つ、かしこまりました。」とご主人の丁寧で大きな声が狭い店内に響き渡ります。女性スタッフは、店内の応対で忙しい中、外で待っているお客さんにも「すみません、もう少しお待ちくださいね。」と気遣って声を掛けています。

ついに「塩チャーシュウメン」が目の前に運ばれてきました。まずはスープをひとくち、まろやかな塩のうまみがいっぱいに拡がります。沖縄天日塩を使用しているためか、とんがった塩辛さやエグい感じはまったくありません。ストレートの細麺はスープにぴったりと調和し、大きな豚ロース肉のチャーシュウは、ただやわらかい。

(取材:クイッター鈴木)
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店名伊達屋(だてや)
住所福島市南沢又字下番匠田22
営業時間11:00~15:00・17:00~20:00 (スープがなくなり次第終了)
定休日毎週水曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)

<あらかると2011年2月号よりより>

「メンチカツ」郡山市虎丸:肉のニッタ

郡山市虎丸町に安くて美味い「メンチカツ」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

郡山市の中心市街地、虎丸町で38年間食肉店を営んでいる「有限会社 肉のニッタ」は、飲食店や学校給食などへの業務用卸売のほかに、一般消費者への対面販売にも力を入れています。二代目となる新田勝雄社長は、「一般消費者のニーズを対面販売から吸い上げ、それを新たな商品開発に結びつけることが大切」と言います。同店では、グレードが高い上規格の肉を枝肉の状態で仕入れ、自店で脱骨・解体して販売しているので、ハムやベーコンなども一味違う風味となっています。

「肉のニッタ」には、オリジナルの惣菜メニューが数多く取り揃えられ、夕方になると夕食のおかずを買い求めるお客さんで賑わいをみせます。惣菜メニューの考案では、新田社長をはじめとするスタッフみんなでアイディアを出し合い、常においしい惣菜を追求する姿勢を忘れません。旬の素材を使った季節限定メニューも楽しみのひとつとなっています。惣菜類は注文を受けてから調理することが基本となっており、揚げたてのおいしさを常に味わうことができます。

たくさんのオリジナルメニューが揃う中、今回は定番の「メンチカツ」(94円)を選びました。この店のメンチカツは、ひとことで言うと「超ジューシー」。一度味付けして煮込んだ肉を、冷して煮汁ごと「にこごり」状態のままメンチカツの型に仕上げ、それをラードを使用しない油でカラッと揚げています。食べた瞬間、カリカリの衣によって閉じ込められていた肉と野菜の旨味の波がジュワーっと口の中に広がります。別バージョンの「ピザメンチーノ」(100円)は、ピザ風の衣と味付けを取り入れた斬新でオリジナリティ溢れるメニューです。揚げたての「メンチカツ」、心から温まって幸せになれるおすすめの逸品です。

(取材:クイッター鈴木)
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店名肉のニッタ
住所郡山市虎丸町1-26
電話番号TEL.024-922-7689
営業時間8:00~19:00
定休日日曜日、祝祭日の午後

<あらかると2010年12月号よりより>

「メガ海鮮丼」いわき市四倉町:道の駅よつくら港

いわき市四倉町に安くて美味い「海鮮丼」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

太平洋沿岸のいわき市四倉町、国道6号線沿いに2010年7月グランドオープンした「道の駅よつくら港」は、四倉海水浴場に隣接するいわき市初の道の駅です。いわきの新鮮な農水産物の直販所、地場産の食材を使ったフードコート、魚介類の干物づくり体験や野菜果物のドライフルーツづくり体験が出来る体験交流スペースなどがあり、観光客だけでなく地元の人が訪れても充分楽しめる施設となっています。木製テーブルが設置された芝生広場もあるので、家族でのんびりと過ごすのもいいでしょう。

ここには地元の飲食店が多数出店しており、川内高原手打ちそば、ラーメン、うどんなどの麺類をはじめ、すぐ隣の四倉漁港などで水揚げされた海産物を使った料理が楽しめます。しかも各店のメニューはとても良心的な価格で、食べたいものを好きに選んでフードコートで気軽に食べるスタイルになっています。旬の魚を使った煮魚定食や焼魚定食なども大きな魅力です。

今回は、「魚処 和(かず)」の「メガ海鮮丼」(1,200円)をセレクトしました。テイクアウト可能な容器に盛られた「メガ海鮮丼」は、持った瞬間にずっしりと手ごたえを感じるボリュームです。ふたを開けると、カツオ、エビ、タコ、しめ鯖、イカ、サーモン、カニ、カニ風かまぼこフレーク、玉子焼、が見えます。少し食べ進むと、隠れていたネギトロ、鯛、穴子も現れ、全部で12種類のネタを確認。ネタの下に隠れて最初は見えませんでしたが、ごはんの量もネタに比例して相当な量です。味とボリュームどちらも大満足の「メガ海鮮丼」、目の前に広がる太平洋の雄大な景色と爽やかな海風によってさらにおいしさアップです。

(取材:クイッター鈴木)
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店名道の駅 よつくら港
住所いわき市四倉町五丁目218-1
電話番号TEL.0246-32-8075
営業時間物販コーナー 9:00~18:00 フードコート 10:00~22:00
定休日第3火曜日

<あらかると2010年11月号より>

「太陽麺(たいやんめん)」郡山市:中国四川料理 太陽(たいやん)

郡山市に安くて美味い「担々麺」があるらしい…と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

郡山市の西部地区、うねめ通りを郡山駅方面から片平町方面へ走り、国道4号バイパスを越えて少し住宅街に入ったところに、今回の訪問店「中国四川料理 太陽(たいやん)」があります。白い大きな建物に真っ赤な扉が目印の、家族経営の中華料理店です。

この店は、今から30年以上前に郡山市の中心部、細沼町で産声を上げました。今回ご紹介する一押しメニュー「太陽麺(たいやんめん)」は、創業当時から変わらない味で提供している本格的な担々麺です。今でこそ「担々麺」は一般的になり、多くの人が味のイメージを頭に浮かべることが出来ますが、その当時本格的な四川料理を提供する店は珍しく、「四川料理=辛い」というイメージが定着していたようです。自慢の一品を多くの方に食べてもらいたいとの想いから、店名を用いて「太陽麺(たいやんめん)」と名付けたそうです。

深めの真っ白いどんぶりに映える茶褐色のスープ、中太ストレート麺の上にたっぷりの豚肉そぼろとほうれん草、見た目にも美しい芸術作品のようです。スープを一口、それほど辛くないと思いつつ喉に流し込んだ瞬間、ピリリとほど良い刺激を感じます。あとは、豚肉そぼろを絡めながら一気に麺とスープをいただきました。毛穴から噴き出す汗はしばらく止まらず、同時に心地よい辛味がしばらく口に残りました。

ご主人によると、本場の辛さをそのまま出すと刺激が強すぎるため、ほど良い辛さに調整しているそうです。もっと辛いほうがお好みの方は「大辛」バージョンもあります。その他、味の好みがありましたら優しいご主人に伝えてみて下さい。きっと要望に応えてくれますよ。

(取材:クイッター鈴木)
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店名中国四川料理 太陽(たいやん)
住所郡山市大槻町字菅田55-5
電話番号TEL.024-951-9098
営業時間11:30~14:50・17:00~21:00
定休日水曜日

<あらかると2010年9月号より>

「らーめん」須賀川市:らーめん好房(こうぼう)

須賀川市に安くて美味い「らーめん」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

須賀川市の中心部から県道母畑須賀川線を石川町方面へ向かい、阿武隈川に続いてJR水郡線も越えると、お目当ての「らーめん好房」がある。

この店は、店主の松本恭一さんがすべて独学でらーめん造りを学び、奥様と二人三脚で15年にわたり切り盛りしてきた繁盛店だ。メンマ以外はすべて国産の厳選された素材を使い、自家製麺は「細面ストレート」「縮れ」「太麺平打ち」の3種類を用意、お客さんが好みに応じて選ぶことができる。テーブル4つとカウンター席のコンパクトな店内は、お昼時はもちろんのこと、常にお客さんが出入りして活気付いている。

人気メニューは、「らーめん」(450円)と「好房らーめん」(550円)。店主のポリシーを感じる良心的な価格がなんともうれしい。100円増しとなる大盛は、麺の量が1.5倍と2倍から選ぶことができる。

今日は、この店の原点である「らーめん」(麺はオーソドックスに細麺ストレートを選択)をいただく。テーブルに置かれた瞬間に、間違いなく「うまい」と確信させる美しいバランスと風格を持っている。丼ぶりの表面から沸き立つ良質な煮干の風味が脳に届いた瞬間、無意識に箸をつかんで麺をすすり始めていた。あっさりしているのにしっかりと旨味だけが残るスープは、腰が強い細麺に絶妙な絡み具合を見せる。トロトロのチャーシューは、豚肉の良質な脂身のうまさを再認識させてくれる極上品だ。食べ始めてからスープの最後の一滴を飲み干すまで、一度も丼ぶりから目を離すことなく集中していた。今度は「好房らーめん」(背脂入りこってり系)を食べに絶対来るぞ!

(取材:クイッター鈴木)

 

店名らーめん好房(こうぼう)
住所須賀川市小作田字谷地1-2
電話番号TEL.0248-79-2012
営業時間AM11:00~(不定休)

<あらかると2010年8月号より>

「ソースかつ丼」会津若松市:卯之家(うのや)

会津若松に安くて美味い「ソースかつ丼」があるらしい・・・と聞いたのですぐに食べに行ってきました。

「会津の奥座敷」東山温泉街の一角にあるその店は、カーナビを駆使しても簡単には辿り着くことができない。複雑な地形のため道路の高低差がうまく反映されず、途中で迷う人も多いはずだ。不安に思いながら細くて急な上り坂を、「もうこれ以上は車で進めない」と思う限界のところまで行くと、ようやく店の外観が見えてくる。「卯之家」赤い暖簾が目を引く落ち着いた雰囲気の食堂だ。

店内に入り、一番人気の「ソースかつ丼(ロース)」(780円)を注文。待つこと10分。蓋を開けると、特製 ソースでコーティングされた茶褐色のロースかつが店内の照明に反射して輝いた。箸で一切れ持ち上げてみると、ずっしり重い。洋風の「カツレツ」が頭に浮かんだ。衣にしみこんだソースは丁度良い甘辛さに仕上げられ、醤油の旨みも舌に感じる。ロースかつとご飯の間に敷き詰められたキャベツが絶妙な仲介役となり、胃にもたれる感じも無く、あっという間に一杯平らげてしまった。

「卯之家」のソースかつ丼は、ロース、ヒレ、エビ、チキンの4種類の中から選ぶことが出来る。かつの具材を研究する中で、バリエーションが自然に増えていったそうだ。また、中華そば(470円)、カレーライス(570円)などソースかつ丼以外のメニューも豊富で、どれも良心的な価格でおいしいと評判だ。店を探すのに少し苦労するかも知れないが、それだけの価値があるお店であることは間違いない。

(取材:クイッター鈴木)

 

店名卯之家(うのや)
住所会津若松市東山町大字湯本字寺屋敷40
電話番号TEL.0242-27-2067

<あらかると2010年7月号より>