浜中会津来て見なサイト

福島県内の観光・グルメ・スポットなど、とっておきの「福島遺産」をお届けする
うつくしま福島遺産周遊ぶらりねっと浜中会津来て見なサイト】です。

福島県内各地の「見どころ・食べどころ・感じどころ」の醍醐味を、
【うつくしま福島遺産周遊ぶらりねっと】の視点でお伝えしていきます。

観光イベントカレンダー

※日程に関しましては更新時点での予定です。
再度ご自身で確認をお願いいたします。

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉝
会津坂下町「まちの駅 べこの乳アイス牧場の駅」
【あらかると2018年5月号より】

「まちの駅」シリーズ第33弾。牛乳製造がさかんだった会津の地にはぐくまれ、今年で創業70年を迎える会津中央乳業。そこに、「まちの駅 べこの乳アイス牧場の駅」があります。
 
戦後まもない昭和23年9月、会津中央乳業の前身、坂下ミルクプラントを、戦地のシベリアから帰還した初代の二瓶四朗が創業。昭和51年に現社名へ変更、平成元年には、この地へ新工場建設とともに移転、当社のトップブランド「会津のべこの乳」「会津のべこの乳のむヨーグルト」の本格的な生産にのりだしました。そして、平成8年、アイスクリーム工場兼直売所「会津のべこの乳アイス牧場」をオープン。会津産の生乳にこだわりぬいた「会津のべこの乳」ならではのアイスクリームを製造販売。その搾りたての生乳をふんだんにつかったコクと風味あふれるべこの乳ソフトクリームをぜひご賞味ください。
 
「べこの乳アイス牧場」の名の通り、当初は、牧場を併設する予定でしたが行政区の事情により断念。一方、オープン10年を前に、平成17年のまちの駅協議会立あげにあわせまちの駅へ加盟、「べこの乳アイス牧場の駅」として新たな一歩をふみだしました。平成20年からは、毎年、父(乳)の日にかけて、「べこ乳マルシェ&子ウシふれあい体験」と銘打った牧場感覚満載のイベントを開催。昨年は2千名の来場があり、私たちも、大わらわでモー大変でした(笑)が、たくさんの子どもたちが、本物の子牛とたわむれながら、べこの乳をごくごく飲む姿をうれしくながめていました。今年は10年目を迎えますので、もっと地域に
ねざしてまいります。
 
詳しくは、
まちの駅 べこの乳アイス牧場の駅 → 0242-83-2324
 
まちの駅 べこの乳アイス牧場の駅ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉜
会津美里町「まちの駅 焼物体験の駅」
【あらかると2018年4月号より】

「まちの駅」シリーズ第32弾。平成17年10月に、高田町、本郷町、新鶴村の3町村が合併した会津美里町。続いての登場は、「まちの駅 焼物体験の駅」窯元流紋焼です。
 
土の持つ心と手をつなぎ、自然の心を流れる紋で表現す、流紋に、ひとつとして同じものなし。これが、会津本郷焼の窯元流紋焼の始祖、弓田道雄の言葉です。会津本郷焼の歴史は、今から約400年以上前、当時の陸奥黒川城主(現鶴ヶ城)蒲生氏郷公により、城改築の瓦焼きをさせたのがはじまりとされています。その後、初代会津藩主保科正之の時代に、美濃国瀬戸出身の水野、佐藤という陶工が、会津本郷の地で的場粘土、大久保陶石を発見、本格的な焼物産地へと発展し、今日の会津本郷焼が築かれてきました。なかでも、大久保陶石を原料とした磁器は、関東以北で唯一ここだけにしかありません。
 
碍子。なかなか聞きなれない言葉だと思いますが、当社は、もともと、この碍子(電線を支持し、絶縁する磁器製の支持物)を生産する会社でした。その技術をいかし、先代の弓田道雄が、昭和46年に、流紋焼の作陶に入り、以後、数々の賞を得るなかで、昭和63年には、第20回の日展に入選。会津本郷焼でも屈指の名陶工として知られるようになりました。以降、碍子の生産とともに、流紋焼をもっと身近に感じてもらえるよう、平成17年には、まちの駅に加盟、「焼物体験の駅」を通じ、地域の方はもちろん、観光客や学生の方々に、体験型陶磁器アミューズメントとして会津本郷焼をもりたてております。世界にひとつしかない、あなただけの流紋焼を体感してください。
 
詳しくは、
まちの駅 焼物体験の駅 → 0242-56-2221
 
まちの駅 焼物体験の駅ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉛
会津美里町「まちの駅 にいつる」
【あらかると2018年3月号より】

「まちの駅」シリーズ第31弾。平成17年10月に、高田町、本郷町、新鶴村の3町村が合併した会津美里町。その2ヵ月前に「まちの駅にいつる」として加盟したほっとぴあ新鶴です
 
今年は、例年にくらべ、本当に、雪がよくふり、除雪に暇がありません。地域の方はもちろん、県内外からも多くのお客様が、この新鶴温泉自慢のつるつる美白の湯をもとめていらっしゃいますので、雪かたしにあけくれる毎日です(笑)。この場所は、会津盆地を見おろせる高台にありますので、大浴場の温泉につかりながら、大いなる自然にはぐくまれた会津磐梯山とその麓にひろがる会津盆地の絶妙な風景がながめられる、このうえもない贅沢なひとときをあじわえます。温泉には、特産品を使った「薬用人参風呂」など8種類ありますので、心ゆくまで、存分に、お肌を潤わせていってください。
 
平成2年にオープンしましたので、2年後の2020年には、30年を迎えます。まさに、東京オリンピックの開催の年でもありますので、私たちも、もりあげていこうと思っていますし、今、何かと話題になっているインバウンド対策も、少しずつ取組みはじめています。まちの駅への加盟は早く、まちの駅協議会立上げと同時期の平成17年でしたから、2年後には15年目となります。何につけても、2020年は、この「まちの駅にいつる」にとって、記念すべき年でもあるわけです。当館は、宿泊研修施設として、関東方面からの学生の方々の合宿などを数多く受けいれておりますので、そのなかから、オリンピックに出場できる選手がそだってくれれば光栄です。
 
詳しくは、
まちの駅 にいつる → 0242-78-2820
 
まちの駅 にいつるホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉚
会津美里町「まちの駅 会津美里」
【あらかると2018年月2号より】

「まちの駅」シリーズ第30弾。平成17年10月に、会津高田町、会津本郷町、新鶴村の3町村が合併してできた会津美里町。その本郷インフォメーションセンターが「まちの駅 会津美里」です。
 
会津はここからはじまった。古事記の四道将軍伝説にゆかりのある場所として、東北地方で唯一つづられている「相津発祥の地」会津美里町。歴史あるこの町の旧本郷地区に、地域の方々はもちろん、観光客への情報を発信する会津美里町本郷インフォメーションセンターがあり、「まちの駅 会津美里」としてとりくんでいます。本郷は、昔から県内でも有数の焼物の産地で、年間を通して、絵付けやろくろ体験、陶器まつりなどさかんにおこなわれています。会津美里町として、今年で13年がたちますが、高田、本郷、新鶴それぞれの地域性をいかした「みさと」の文化を、ここからお届けしています。
 
「あいづじげん」って、ご存じですか?合併5周年記念に誕生した、会津美里町のイメージキャラクター。高田生まれで、徳川将軍三代につかえた名僧侶天海大僧正の諡号、慈眼大師から名づけられましたが、会津の民芸品、起上り小法師を彷彿とさせる独特な雰囲気があります。会津は、蘆名家にはじまり、伊達家、蒲生家、上杉家がおさめ、その間、この地にある日本最大級ともいわれる天然の要害、向羽黒山城を戦の砦としました。江戸期には保科家が入封。三十三所の観音巡礼がはじまり、平成28年、三十三観音めぐりが日本遺産に認定。そのうち美里町には10塔の観音寺があり、特に京都清水寺にもにた「左下り観音堂」は、他に類を見ない一塔です。
 
詳しくは、
まちの駅 会津美里 → 0242-56-4637
 
まちの駅 会津美里(ミサトノ)ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉙
会津若松市「夜の駅 のり平」
【あらかると2017年12月号より】

「まちの駅」シリーズ第29弾。会津若松市のメインストリート神明通りから路地を入ったあたり。昭和30年代の繁華街の名残をとどめる小道ぞいに「夜の駅 のり平」はあります
 
蒲生氏郷公墳墓の地にほど近い、会津若松市内でもにぎやかな飲食店が軒をつらねる栄町の一角、そこに、平成25年11月、花小路のり平をオープンさせました。もともと、目と鼻の先にある、彩喰彩酒 會津っこなど、飲食店を数十年やってきまして、今は息子に店を譲り、このしずかな街の片隅で、のんびり、のり平を営んでいます。まちの駅には、オープン時から加盟しまして、お店が居酒屋ですから「夜の駅」となづけました。昭和が匂いたつような、そんな雰囲気をかもす店をつくろうと、縄のれんにはじまり、店内に飾ってある往年の大スターたちのポスターを酒の肴にお客さまともりあがっています。
 
会津という街は、歴史的な背景もありますが、昔から情緒のある奥ゆかしい城下町として、風情や人情をはぐくんできました。それは、夜の飲食店でも同様で、会津の風土に醸成された嗜みをたのしめる店づくりつまり、1店1店の質の向上がとても大事だと感じています。まちの駅に加盟したことは、その一助となればという思いからです。そして、気軽に、気楽に、気長に、おいしいお酒とおいしい肴とおいしい時間を、思い出とともにあじわってもらえればうれしいですね。おすすめは、お昼の日替りこだわりランチ(680円~一応、要予約)、夜は、自慢の串焼から一品料理に、お好みのドリンクをあわせながら、思い出話しに花を咲かせてみてください。
 
詳しくは、
まちの駅 夜の駅 のり平 → 0242-25-2577
 
まちの駅 夜の駅 のり平インフォメーション

福島県の今ドキ「道の駅」シリーズ㉛
福島県側から尾瀬国立公園への玄関口に新たに「道の駅尾瀬檜枝岐」がオープン。
【あらかると2017年11月号より】

29番目の国立公園として平成19年に認定された尾瀬国立公園。道の駅尾瀬檜枝岐は福島県側から向かう最後の玄関口の「道の駅」として今年8月のオープン後、多くの観光客を迎えています。
 
木々の葉が色づき始めた10月中旬。村内を車で走ると平日にも関わらずリュックを背負ったハイカーを多く見かけます。檜枝岐村では裁ちそばや、サンショウウオ等、山で働く男たちが食した山人料理、江戸時代から伝承されてきた檜枝岐歌舞伎、旅人の疲れを癒す温泉など、雄大な自然の中で育まれた文化が今も尚根付いています。その文化や自然の魅力を伝えようと元々、食事処、伝統工芸品店、温泉のあった敷地に観光情報発信に特化した施設「尾瀬檜枝岐山旅案内所」を建設し、既存施設と併せ一帯を道の駅としました。
 
道の駅にはレストランや物産館が併設されている。そう思われている方も多いとおもいますが、この道の駅にはそれらの機能はありません。単なる観光資源としてこの中で完結してしまうのではなく、あくまでも尾瀬、檜枝岐の情報を発信して村の中で文化、自然の魅力に触れて感じてもらうことを目的としています。雪の積もる音を聞いたことがありますか?足早に秋が過ぎ、11月には例年、村内で初雪が観測されます。答えが知りたい方は是非、道の駅で情報収集後、ゆっくりと村内を探索してみてはいかがでしょうか。
 
詳しくは、
尾瀬檜枝岐山旅案内所 → 0241-75-2432
 
道の駅尾瀬桧枝岐インフォメーション

福島県の今ドキ「道の駅」シリーズ㉚
飯舘村流スローライフ「までいライフ」で村づくり、「いいたて村の道の駅までい館」待望のオープン。
【あらかると2017年10月号より】

福島県内31番目に登録され、先々月8月にオープンした「いいたて村の道の駅までい館」。阿武隈山系北部の高原にできた最新の道の駅を取材しました。
 
までい。みなさんは、この言葉をご存じでしょうか。「までい」とは、福島県近隣で使われる方言で、両手をあらわす真手(まで)が語源といわれ、心をこめて、手間暇をおしまずという意味あいで村民に親しまれ使われています。飯舘村では、飯舘村流スローライフを「までいライフ」と名づけ村づくりの基本理念としており、その思いは、「いいたて村の道の駅までい館」という名にもこめられています。ちょうど、お盆時期にオープンし、2週間を待たずに5万人ものお客さまのご来場がありました。駅舎外観もさることながら、入口ホールの天井を彩るつるし鉢は、類を見ないフラワーディスプレイです。
 
ここ飯舘村は、震災以降、この3月に一部区域を除き避難解除となり、少しずつですが、村民が帰村をはじめています。そうした村民の帰村を支え、村民同士をつなぐとともに、村外への情報を発信する場としての役割を果たすことを目的に、この道の駅はつくられました。道の駅敷地の両側には、太陽光発電施設と大型花卉栽培施設がならびたち、花卉栽培では、2020年の東京オリンピック認定フラワーをめざし、夏に咲く花タイタンビカスをそだてています。フードコーナーでは、村長ご推薦の特製豚丼の他、こだわりのポークカレー、はたまた、白いコーヒーソフトなどがおすすめです。夜のライトアップされたアートな道の駅空間も、ぜひ、ご体感ください。
 
詳しくは、
いいたて村の道の駅までい館 → 0244-42-1080
 
いいたて村の道の駅までい館ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉘
会津若松市「まちの駅 ねこが働く駅」
【あらかると2017年9月号より】

「まちの駅」シリーズ第28弾。会津若松市の奥座敷、芦ノ牧温泉の表玄関口、芦ノ牧温泉駅。ここは、ねこが駅長をつとめる全国でもめずらしい「ねこが働く駅」として知られています。
 
平年より1週間ほど遅く梅雨明けした8月初旬。会津鉄道芦ノ牧温泉駅フォームをてらすまぶしい陽ざしは、どこか、ゆったりとした夏色模様。この芦ノ牧温泉駅から温泉郷へとつづく山間の景色は、四季折々、さまざまな表情をみせてくれます。初代ねこ駅長の「ばす」がこの駅にやってきたのは2008年。岡山県の片上鉄道吉ヶ原駅コトラ駅長、和歌山県の和歌山電鉄貴志駅たま駅長についで3番目のねこ駅長として、全国的に人気をあつめました。鳴き声が人気アニメーションの猫キャラクターに似ているところから命名されたねこ駅長「ばす」。昨年4月、その日の最終列車を見送った後、永い眠りにつきました。
 
二代目駅長として、後を継いだのはアメリカンカールの雄猫「らぶ」。毎日、列車のお出迎えお見送り、待合室でお客様を癒し、構内巡廻など、弟で施設長の「ぴーち」とともに、にゃかよく、おつとめしています。まちの駅に加盟したのは、ちょうど震災の年。鉄道の駅としてだけではなく、温泉地という地域から、もっ
と元気を発信できる施設をめざし、「ねこ駅長」たちに一役買ってもらいながらもりあげております。駐車場には、実物のトロッコ列車を展示、土日休日は一般開放し運転体験などもできます。また、待合室をカフェに見立て、各駅長特製ドリンクもたのしめます。そして、オフレコですが、10月には、「ぴーち」が保線区長に昇進しますのでお祝いにきてください。
 
詳しくは、
まちの駅 ねこが働く駅 → 0242-92-3766
 
まちの駅 ねこが働く駅ホームページ

福島県の今ドキ「道の駅」シリーズ㉙
奥州合戦「阿津賀志山の戦い」から800有余年、その麓に「道の駅国見 あつかしの郷」オープン。
【あらかると2017年8月号より】

福島県内30番目に登録され、今年5月にオープンした「道の駅国見 あつかしの郷」。東北道国見インターから数分。国道4号線沿い、宮城県境にできた最新の道の駅を取材しました。
 
梅雨の晴れ間、まるで夏本番のような陽ざしが、真新しい道の駅舎にふりそそぐ7月初旬。国道4号に寄りそうようにつらなる稜線の向こうには、かつて、奥州藤原の軍勢と源頼朝の鎌倉方とが戦った「奥州合戦」の舞台、阿津賀志山がゆるやかな裾野をひろげています。ゴールデンウィークの真っただなかにオープンし、連日のにぎわいから落ちつくまもなく、今月、来場者数が50万人に達しました。道の駅内直売所の販売はもとより、人気のビュッフェスタイルレストラン「桃花亭」や福島県内の道の駅では初となる宿泊施設「国見ステイ風道(1日4組限定)」等も予想をうわまわる人気ぶりです。
 
みつけよう そだてよう つたえようつなげよう。このコンセプトをかかげ、国見らしさを「食」からアプローチ。もともと観光地ではない土地柄ゆえに、だからこそ、そんな「国見にしかない」「国見ならでは」の集合体として「道の駅国見」は誕生しました。前述の直売所、レストラン、宿泊施設の他、ここ「道の駅国見」では、ご当地グルメの国見バーガーが食べられるファストフードや国登録有形文化財「奥山邸」のテイストをとりいれたカフェ、子どもの木育広場、さらには、新しいブライダルシーンとしての道の駅deウェディング、FMスタジオなど、他の道の駅とは一味ちがう「場」を、ぜひご体感ください。
 
詳しくは、
道の駅国見 あつかしの郷 → 024-585-2132
 
道の駅国見 あつかしの郷ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉗
会津若松市「まちの駅 ララちゃんの駅」
【あらかると2017年7月号より】

「まちの駅」シリーズ第27弾。前回ご紹介した「白虎隊の学び舎」会津藩校日新館から車で数分。会津若松市河東町工業団地の高台に「まちの駅 ララちゃんの駅」があります。
 
季節のうつろいは早く、先月上旬には、沖縄はもとより関東甲信越まで梅雨入りしましたが、会津地域は春の名残と初夏の陽ざしがまじりあうすごしやすい陽気を迎えております。当羅羅屋会津工場は、ここ会津若松市河東町工業団地内に、ショールームもかねて平成24年9月にオープン、直後の10月には、まちの駅へ加盟し「ララちゃんの駅」としてスタートしました。大震災の翌年でもあり、私どもも加盟各社さまとともに、一丸となって会津地域の復興再生へ歩みだし、おかげさまで、今年、5年目を迎えております。昨年10月には、来場者が2万人に達し、ふくしま産業賞という栄誉もいただきました。
 
会津地域初のランドセル工場として、ランドセルはもちろん、会津地域ならではの商品開発にもとりくんでまいりました。その代表作のひとつが名刺入れです。ランドセルの生地と風合いのいい会津木綿を見事にマッチングさせた、日本でも唯一無二の組合せで人気のアイテムです。こうした地域密着型のアイデアを実現できるのも、長年ランドセルの生産でみがかれた技術と地域の方々の支援の賜物だと思っています。そうしたなか、今年もすでにランドセル販売が幕をきりました。当社が誇る32億通りのデザインから世界にひとつだけのランドセルをお子さまへ。超早割キャンペーンをお見逃しございませんように。
 
詳しくは、
まちの駅 ララちゃんの駅 株式会社 羅羅屋 → 0242-23-8111
 
まちの駅 ララちゃんの駅 株式会社 羅羅屋ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉖
会津若松市「まちの駅 白虎隊の学び舎」
【あらかると2017年6月号より】

「まちの駅」シリーズ第26弾。前々回ご紹介した「はなの駅会津村」から車で数分。会津城下を眼下に見おろす見晴らしのいい高台に「まちの駅 白虎隊の学び舎」があります。
 
ゴールデンウィークまっただなかのさわやかな風がふくらむ5月初日。まさに、桜の見ごろを迎えている会津地域には、県内外から観光客が多くおとずれ、ここ「まちの駅白虎隊の学び舎」会津藩校日新館にも、観光バスや県外ナンバーの車が日ごとにふえはじめています。文武両道の誉れたかき会津藩のもと、今から214年前の享和3年、5年の歳月をかけ会津藩校日新館は完成しました。その創設より溯ること寛文4年には、日本で初の民間による学問所「稽古堂」も開設されており、当時から、教育へのとりくみの先進地として、会津藩の名は全国にとどろいていました。
 
国の発展の基礎は人材の育成、即ち教育にあり。幕末当時、水戸の弘道館、萩の明倫館とともに、日本三大藩校と呼ばれた会津藩校日新館。その礎を築いたのが、会津藩家老田中玄宰。「教育は100年の計にして、会津の興隆は人材の養成にあり」この言葉どおり、保科正之公から脈々と受けつがれた会津士魂は、今なお、この地に息づいています。まちの駅加盟は平成23年7月。震災からたちあがるため、今こそ地域連携の必要性をつよく感じ、会津の観光再興に少しでも寄与できればとの思いで加盟しました。「日に日に新たに」という日新館の名にはじぬよう、これからも「会津らしさ」を伝えてまいります。
 
詳しくは、
まちの駅 白虎隊の学び舎 会津藩校日新館 → 0242-75-2525
 
まちの駅 白虎隊の学び舎 会津藩校日新館ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉕
会津若松市「まちの駅 ワシントンホテル 憩いの広場」
【あらかると2017年5月号より】

「まちの駅」シリーズ第25弾。JR会津若松駅から徒歩3分。磐越道会津若松ICから車で10分という会津若松市内有数の好立地に建つ「まちの駅 ワシントンホテル憩いの広場」。
 
桜のつぼみがようやくふくらみかけた、春まだ浅い4月初旬の会津。古来より名だたる武将がこの地を治め、江戸期に、徳川家系譜の保科正之公が陸奥会津藩23万石を拝領、以後、会津松平家として幕末を迎え、来年、戊辰の役より150年目を迎えます。この会津盆地からぐるりと周囲を仰ぎみますと、北に位置する飯豊連峰と磐梯山、その霊峰に対峙するように鶴ヶ城の天守閣がそびえたち、その当時と変わらぬ風景こそ当ホテルが誇る絶景の眺望です。当ホテルは、おかげさまで30周年。大人数のご宴会やご結婚式もさることながら、地元食材にこだわった朝食バイキングが高く評価されています。
 

 

10階ガスライトから鶴ケ城を望む

 
まちの駅に加盟したのは、平成20年。来年で10周年を迎えます。当ホテルは、「憩いの広場」というまちの駅の名の通り、ホテルという宿泊施設の立場から、加盟各社をつなげる役割を積極的に担っています。私自身、震災後、まちの駅をとりまとめるNPO法人会津地域連携センターに籍を置いていた時期もあり、当時、県内外50数ヵ所へ会津のPR活動をした経験が、今とても役に立っています。そして、観光名所だけにかぎらず、まだまだ知られていない「会津」を紹介していきたいと思っています。これからも地域のお役にたてるよう、会津らしいおもてなしをこころがけてまいります。
 

 

ガスライト店内

 
詳しくは、
まちの駅 ワシントンホテル 憩いの広場 → 0242-22-6130

まちの駅 会津若松ワシントンホテルホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉔
会津若松市「まちの駅 はなの駅 会津村」
【あらかると2017年4月号より】

「まちの駅」シリーズ第24弾。磐越道磐梯河東ICから国道49号線へ折れ、会津若松市街へ車を走らせること数分、「はなの駅」のシンボル会津慈母大観音像が眼前に迫ってきます。
 
大きな大きな会津の見守り観音像。その姿を、霊峰会津磐梯山の麓であり、会津の玄関口でもあるこの地にあらわし、会津盆地を見渡しつづけて、今年で30周年を迎えます。「まちの駅」として「はなの駅」の看板を掲げる会津村。正式には、宗教法人法國寺 会津別院 やすらぎの郷 会津村。昨年7月には、この会津慈母大観音像の塗替え工事を終え、装いも新たになりました。この会津村の最大の見どころ、それは大観音像をかこむ6万坪の広大な大庭園。四季を通した花景色花模様が存分にあじわえる、会津の「はなの駅」として、多くの方がご来院されています。
 

 
まちの駅に加盟したのは、まちの駅連絡協議会立上げと同時期の2005年8月。ちょうどオープン20周年を2年後に控えていた頃でした。「はなの駅」の名の通り、毎年、早春の福寿草、春満開の桜、梅雨時をはさみ、つつじ、紫陽花が鮮やかな花唇をひらき、夏の水辺に凛と咲く蓮の花、コスモスに秋の風をみつけ、紅葉が
色づく、そのさまは、まさに季節を彩る圧巻の大パノラマ。院内には、筑波万博でスリランカ国が展示していた巨大釈迦横臥像も安置しておりますので、そのやすらかな入滅のお姿もお参りください。3.11に思いをよせ、春爛漫の会津へお越しの際は大観音像を目印にいらっしゃいませ。
 

 
詳しくは、
まちの駅 はなの駅 会津村 → 0242-75-3434
 
はなの駅 会津村ホームページ

福島県の今ドキ「道の駅」シリーズ㉘
磐梯山ジオパークに新名所「道の駅 猪苗代」
【あらかると2017年月3号より】

福島県内28番目に登録され、昨年11月にオープンした「道の駅 猪苗代」。磐越道猪苗代インターそばという好立地に、最新設備を備えた県内屈指の道の駅を取材しました。
 
猪苗代町は、県内でも指折りの豪雪地帯。国道沿いでも、除雪でつみあげられた雪の壁ができるほどですが、11月のオープン時は、まだ本格的な降雪前でもあり、1日で1万人をこえるお客様にご来店いただきました。当道の駅は、他の道の駅より、売場フロアの通路がひろくとられていますが、まさにその空間に、お客様がひしめきあうほどにぎわいました。年末年始は帰省需要も追い風となって、正月三が日には、売場フロアの商品を欠品させないよう対応に追われもしまして、この2月中旬までの来場者数は、大よそ、20万人にものぼっております。
 

 
道の駅猪苗代のテーマは「オンリぃーな」。ここ猪苗代でしか体験できないモノ・コト、それらすべてを称して「オンリー猪苗代=オンリぃーな」。当然、メイドイン猪苗代にもこだわった売場の品ぞろえを心がけています。おすすめは、メインダイニングI(アイ)でご提供している石窯ピザやここ道の駅でしか食べられない猪苗代町産会津牛をつかった「会津牛THE猪苗代ステーキ」。価格は1万円と高価ですが、休日ともなれば、3、4セットの注文があるほどです。その他、猪苗代町内原料を使用したソフトクリームもおすすめですので、ぜひ一度、お越しください。
 

 
詳しくは、道の駅 猪苗代 → 0242-36-7676
 
道の駅 猪苗代ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉓
会津若松市「まちの駅 くいしん坊の駅」
【あらかると2017年2月号より】

「まちの駅」シリーズ第23弾。今回は、以前取材で伺った「ラジオの駅」FM会津にほどちかい、国道118号線、通称神明通りの一角に建つ「くいしん坊の駅」を取材しました。
 
かつて、神明通りは、アーケード商店街としてデパートや大型店、専門店、映画館などがあり、多くの市民でとてもにぎわっていました。今、アーケードは撤去されましたが、今後、あかるく近代的なアーケードに建替える新たな構想が、商店街の若い方々を中心に進められており、これまで以上に魅力ある神明通りになることでしょう。そんな時代をこえて、市民が集う中心市街地としてのこの神明通りの一角に、和風レストランくいしん坊がオープンしたのは、今から37年前のことです。
 

 

武家先勝願御膳

 
北会津出身の主人は、地元老舗とんかつ屋を経て、東京銀座の三笠会館で腕を磨き、帰郷半年後に、和風レストランくいしん坊を開店させました。開店当初から、実家で精米したコシヒカリや委託加工したこだわりの味噌をつかい、のんびりくつろげる家庭的なお店としてお客様をもてなしてきました。まちの駅へは平成
19年に加盟し、今年で10年目をむかえます。お店自体が2階にあり、その北側の大きなガラス窓からは、日昼ですと、西に飯豊連峰、東に磐梯山頂、中央に観音像が見渡せ、夜には繁華街の夜景をたのしむことができます。当店自慢の会津漆器をつかった料理の他、会津の地酒も豊富にとりそろえておりますので、絶景と地元食材にあふれた会津の故郷の味をご堪能ください。「この記事を見た」方には特典ありますよ。
 

 

会津出会いの三皿

 
詳しくは、
まちの駅 くいしん坊の駅和風レストラン くいしん坊 → 0242-26-8239
 
くいしん坊の駅和風レストラン くいしん坊ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉒
会津若松市「まちの駅 手打ちそばの駅」
【あらかると2016年12月号より】

「まちの駅」シリーズ第22弾。今回は、以前取材で伺った会津慶山焼き「土きど器の駅」とともに、会津いにしえ夢街道沿いに建つ「手打ちそばの駅」桐屋夢見亭を取材しました。
 
そばもちのごっつお。こんないい響きの言葉がかわされていた、今ではなつかしい時代から、連綿と受けつがれているそば文化が会津にはあります。そば処で有名な喜多方市山都町(旧耶麻郡山都町)宮古に生まれ、幼少の頃から客人をもてなす「ふるまいそば」という地域の習慣のもとで育った店主が、まだそば屋というお店自体がなかった会津若松市に、市内初のそば屋「桐屋」を宮町に開業したのが昭和46年。上町に移転後、ますますその味をもとめるお客様がふえ、ここ慶山へ二号店の夢見亭を開店しました。その後、上町の「桐屋」を建替え時に権現亭と命名。おかげさまで今年、創業45年を迎えます。
 

 
夢見亭の建物は、明治15年に建造された130年以上の歴史ある古民家を奥会津の只見町から移築復元。屋号の夢見亭は、店主が作家の村松友視さんを山都町へ案内し、伝統的な水そばをもてなした際「夢に見るほどうまいそば」と感動され、名づけていただきました。おすすめはこだわりのそば三種盛の「そば三昧」。そばの実の芯、一番粉で打ち上げる飯豊権現そば、昔ながらの会津在来種の石臼挽き十割会津頑固そば、県産新品種の石臼挽き十割会津のかおり、この3種に生わさびをそえてお楽しみいただけます。そばを通してお客様が集いつながっていける、そんな手打ちそばの駅をめざします。
 

 
詳しくは、
まちの駅 手打ちそばの駅 桐屋 夢見亭 → 0242-27-5568
 
手打ちそばの駅 桐屋 夢見亭ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ㉑
北会津村「まちの駅 フルーツの駅」
【あらかると2016年11月号より】

「まちの駅」シリーズ第21弾。高々と晴れあがる空に、さわやかな秋風が雲をたなびかせる神無月初旬。季節の果実がたわわに実る「フルーツの駅」がぶりガーデンを取材しました。
 
果物は、なんといっても、一番おいしい時期に、もぎたてを食べるのが一番なんです――。その旬のおいしい果物の食べ放題といえば、ここ、がぶりガーデンなんです。当時、兼業農家として稲作やなめこなどを育てていましたが、りんごのオーナー制をはじめ1,200本の苗木を植えたのを機に、一念発起して果樹園に転換。今から30年ほど前になります。紆余曲折ありましたが、県の品評会でふじりんご賞をいただいたことをうけ観光果樹園をはじめました。今でこそ、直売所は、あちらこちらにありますが、会津では、ここがはじまりなんです。観光バスも当施設が先駆けて誘致しました。
 

 
まちの駅に加盟したのは、平成17年の連絡協議会立上げと同時ですので、今年で11年目になります。このガーデンの隣に野球のグランドがあり、お年寄りの野球チームの方などが、よくいらっしゃいます。これもひとえに、まちの駅の看板効果なのでしょう。ここがぶりガーデンは、真冬をのぞいて、ほぼ一年近く収穫
できます。いちごにはじまり、りんごにいたるまで、季節ごとに多種多様な品種が実ります。まさにここにしかできない旬果周到。本物の果物の味をあじわってもらえるよう、一果一心、心をこめて育てています。11月には、ふじりんごやみしらず柿をおたのしみいただけます。
 

 
詳しくは、
まちの駅 フルーツの駅 がぶりガーデン → 0242-29-4177
 
フルーツの駅 がぶりガーデンホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑳
会津若松市「まちの駅 うるしの里」
【あらかると2016年10月号より】

「まちの駅」シリーズ第20弾。台風12号、13号とたてつづけに上陸した9月上旬。きびしい残暑から秋の気配がただよいはじめたなか、「うるしの里」漆器工房鈴武へ伺いました。
 
会津漆器の歴史は、蒲生氏郷公が当時の黒川城(現鶴ヶ城)への入城を機に、前領主をつとめていた日野(現滋賀県)から職人を招じいれた天正18年にまでさかのぼります。その後、会津藩の初代藩主、保科正之により手厚く保護され、会津は、漆器の一大産地となっていきました。以来、400年以上の時をかさね、他の産地とは違う、会津ならではの独特な「会津塗り」の技術を高め、全国から多くのファンが自分だけの逸品をもとめてやってきます。当鈴武は、昭和18年に創業、この漆器団地に工房を構え、他に先がけて観光バスも誘致し工房見学、および直売価格にて買物もできる売店も設けてきました。
 

 

 
約10年前から蒔絵体験教室をはじめました。震災後しばらくは、参加人数も減りましたが、最近になって、小中学生の修学旅行や個人の観光客などでにぎわいはじめています。漆器といえば石川県の輪島塗が有名ですが、東北でも、会津漆器の他、津軽漆器(青森)、川連漆器(秋田)、秀衡漆器(岩手)などが知られています。木製漆器の最大の利点は、破損しても再生が可能なところで、そこが陶器との大きな違いです。当社は、会津で唯一木製漆器の専門工場であり、直売所も併設してますので、会津へお越しの際は、ぜひ、お立ちより下さい。
 
詳しくは、
まちの駅 うるしの里漆器工房鈴武 → 0242-27-9426
 
うるしの里漆器工房鈴武ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑲
会津若松市「会津そばの駅」
【あらかると2016年9月号より】

「まちの駅」シリーズ第19弾。なかなか明けぬ梅雨の晴れ間の五月晴れのなか、会津若松市材木町にある手打ちそばと会津郷土料理のお店「会津そばの駅」二丸屋武蔵亭へ伺いました。
 
会津若松市の西南に位置する下町的な材木町に、蔵造りの店舗をかまえております。創業は明治41年。来、
東山温泉の新滝さんの近くで山菜のお土産屋を営み、その後、手打ちそばを提供するようになりました。昭和57年に現在の場所へ移転し、私で3代目となります。この地は、地下5mも掘れば水質のいい水が出る地域で、ほとんどの家庭で井戸水をひいておりまして、水がいいということは、そば打ちにうってつけの場所でもあるということなんです。店名の二丸屋はそもそもの屋号で、そこへ、先代の名をきざみ、昭和46年に二丸屋武蔵亭となりました。
 

 

 
日本で一番古い山菜製造元。「深山のものを都の人へ」を合言葉に、昭和44年に山菜加工業をはじめ、築地経由で京都へ卸すと、その味の評判がひろまり、「会津二丸屋」の名が知られていきました。まちの駅としては、まちの駅連絡協議会立あげ時から関わり、今年で11年目をむかえます。当「会津そばの駅」のおすすめは、粒そば(そばの実)、山菜、なめこ、じゅんさい、にしん天ぷらの5つの味がたのしめる「武蔵そば」や天丼定食、会津地鶏親子丼セット。これからは、農林水産省選定「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれた「会津鰊山椒漬」の味を、全国、全世界に、もっともっと伝えていきます。
 
詳しくは、
会津そばの駅 二丸屋武蔵亭 → 0242-28-1208
 
会津そばの駅 二丸屋武蔵亭ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑱
「まちの駅 白虎隊」
【あらかると2016年8月号より】

「まちの駅」シリーズ第18弾。前回、前々回につづき、今回も「会津いにしえ夢街道」より「まちの駅白虎隊」をご紹介します。その名が示す通り、白虎隊の歴史がきざまれたここ飯盛山の麓に「まちの駅 白虎隊」の会津とらぞうがあります。
 
白虎隊。かつて、幕末の動乱の果てに戊辰戦争にまきこまれながら、自らの会津藩をまもるために命を落としていった少年たち。彼らの御霊が眠る、神聖なる場所、それが、ここ飯盛山です。この飯盛山には、自刃した19名とともに、各戦地でなくなった白虎隊士31名のお墓があります。会津の武士道の名に恥じぬよう、若い命を絶たざるを得なかった彼らの思い。その後、会津藩が歩んでいった無念な歴史の行く末など、ここ「まちの駅 白虎隊」会津とらぞうを訪れるお客様へ、独自のマップをもとにご案内しています。団体のお客様を中心にですが、往時をふりかえる白虎隊の剣舞や電気紙芝居も必見です。
 

 

 
会津とらぞうは、平成15年3月にオープン。まちの駅には、連絡協議会立ち上げの年の平成17年8月から加盟しています。春先からちょうど今どきの梅雨シーズンには、小学校の児童が遠足でおとずれ、秋口の紅葉シーズンになると中学生の修学旅行がふえてきます。夏のお盆時期などは、家族連れのお客様も多く、みなさん、飯盛山の見学の後、絵ろうそくや起き上がり小法師の絵付け体験など、真剣なまなざしで描き、大切なお土産としてお持ち帰りいただいています。それから、当店一押しのそばソフトクリームは、そばの香ばしいかおりが広がる夏にピッタリな大人気商品ですので、ぜひ、ご賞味ください。
 
詳しくは、
まちの駅 白虎隊会津とらぞう → 0242-25-4188
 
まちの駅 白虎隊会津とらぞうホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑰
「土きど器(ドキドキ)の駅」
【あらかると2016年7月号より】

「まちの駅」シリーズ第17弾。前回ご紹介した「まちの駅 会津藩 会津武家屋敷」とともに、「いにしえ夢街道」につらなり、その街道筋のちょうど中心あたりに、会津焼の伝統を受継ぐ会津慶山焼「土きど器の駅」があります。
 
会津慶山焼のはじまりは、文禄元年(1592年)、当時の会津藩主である蒲生氏郷が、黒川城(現鶴ヶ城)の屋根瓦を、ここ慶山の地でつくらせたのが起源とされています――。慶山地区は、お城の石垣の採石場もあり、屋根瓦の原料にもなる良質な粘土質の土がとれたこともあって、城下の物資供給場として栄えていたようです。その後は時代にもとめられたものづくりを経て、日常使いの器づくりへと移り変わっていきました。もともと会津には、会津焼と呼ばれる地区ごとに4つの窯元がありましたが、時代の流れとともに廃れ、今では、当会津慶山焼が、会津若松の唯一の窯元として伝統を引き継ぎ、今日も、つくりつづけております。
 

 

 
現在の会津慶山焼は、伝統的な技法を受継ぎ、新しい視点と技術をとりいれながら「使いやすい器」をめざしつくりつづけています。多くの史跡や名所が、あちらこちらに点在する「会津いにしえ夢街道」には、年間たくさんの観光客や修学旅行生が訪れ、当窯へも器選びや陶芸教室をたのしみに、大勢の方が足をはこんでいただいております。陶工が心をこめてつくった器や、世界にひとつしかない体験の作品が、みなさまの日常の暮らしになじんでいってくれたら、それが会津慶山焼の窯元としてのささやかな願いです。会津へお越しの際は、ぜひ、お立ちよりいただき、実際に、手にとって感じてみてください。
 
詳しくは、
土きど器(ドキドキ)の駅 会津慶山焼 → 0242-26-2507
 
土きど器(ドキドキ)の駅 会津慶山焼ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑯
歴史感動ミュージアム「まちの駅 会津藩」
【あらかると2016年6月号より】

「まちの駅」シリーズ第16弾。会津若松市内東側の山の麓に、「いにしえ夢街道」という城下町あいづ道草街道があります。白虎隊隊士が自刃した飯盛山から東山温泉までの3kmの道中に、「まちの駅 会津藩」の会津武家屋敷があります。
 
会津武家屋敷は、かつての会津藩家老、西郷頼母がくらしていた約280坪にもおよぶ広大な家老屋敷を移築復元するとともに、旧中畑陣屋(県指定重要文化財)や会津歴史資料館、会津くらしの歴史館など、当時にタイムスリップしたような気分をあじわえる、会津若松市内屈指の歴史テーマパーク、名づけて歴史感動ミュージアム。まさに、受付正面に据えられた大きな冠木門をくぐりぬけると、そこには、江戸中期の時間と空間がひろがり、今にも、西郷頼母が姿をあらわしそうなほど。「この近くに、会津藩主松平廟所もあり、この時代の空気感をもとめて、県内外からお客様がいらっしゃいます」と岩淵部長。
 

 

 
いにしえ街道から東につらなる峰々には、戊辰戦争での殉難者のお墓も多く、葬られた会津藩士とともに、かの新選組組長、近藤勇も深い眠りについています。当時、京都から逃れてきた土方歳三は、傷を癒しながら、毎日、墓参りをしたといわれています。余談ですが、その天寧寺には、「会津士魂」の著者でも知られる早乙女貢氏のお墓もあります。「西郷頼母の家老屋敷近くに、西郷四郎の像がありますが、ご存じ、小説『姿三四郎』のモデルになった彼は、西郷頼母の養子として育ちました」。「最近は、女性お一人でいらっしゃる方も多く、敷地内を時間をかけてご覧になっています。そんなみなさんに応えられるよう、会津人の人情も発信してまいります」。
 
詳しくは、
まちの駅 会津藩会津武家屋敷 → 0242-28-2525
 
まちの駅 会津藩会津武家屋敷ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑮
まちなか観光の玄関口「まちの駅 会津」
【あらかると2016年5月号より】

「まちの駅」シリーズ第15弾。会津若松駅から徒歩15分。大町通りの一角に、会津町方伝承館はあります。観光客はもとより、地域のお客様も足しげく通う、まちなかの「ホっと」ふれあいステーション。ここから会津の今昔物語がはじまります。
 
会津町方伝承館は、昭和61年に創設し今年で30年を迎えます。昭和61年といえば、レンズ付きフィルム「写ルンです」が誕生した年でもありますが、今、若い世代を中心に再び人気がではじめているようで、「写ルンです」片手に会津のまちなかへ出かけてみると新しい発見があるかもしれませんね。そんななか、職員の鈴木さんにお話を伺いました。「平成21年4月にリニューアルしまして、震災を経て5年が経ちますが、震災当日、2階のギャラリーでは、御年80歳のご高齢の方がニットなどの編物の展示販売会をされていて、そのときのことは今でも鮮明に憶えています」。
 

 

 
震災の影響は、会津町方伝承館の建物自体にはなく、営業もつづけられたようですが、「物資が入らず、活には困りました。まさかガソリンスタンドに並ぶなんて…」。その後の風評被害はいうにおよばず、今なお、会津だけでなく福島県そのものがぬけだせずにいます。「確かに、NHKの大河ドラマには救われました。いまだに『ドラマ名の桜はどこにありますか?』という問合せもあるほどです」。この4月からはアフターDCがスタート。「ここでは、会津の民芸品販売、絵付け体験の他、レンタサイクルなどもございます。また町内会とも連携してまちなかをもりあげてまいります。会津へお越しの際は、街角のオープンカフェで一息いかがですか」
 
詳しくは、
まちの駅 会津町方伝承館 → 0242-22-8686
 
まちの駅 会津町方伝承館インフォメーション

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑭
会津松平家別荘の趣をそのままに「まちの駅 薬草の駅」
【あらかると2016年4月号より】

「まちの駅」シリーズ第14弾。遡ること約380年ほど前。陸奥会津藩23万石へ、会津松平家の初代藩主としてとりたてられた保科正之。室町時代につくられたこの御薬園を保養所とし、その往時の風情は、今なお、この地に息づいています。
 
永亨4年(1432年)、芦名氏十代盛久がこの地に別荘を建て、十六代盛氏によりこの別荘を復興させたことが御薬園の創始とされています。その後時代を経て、徳川家康の孫にあたる保科正之が会津に入り、この御薬園は、会津松平家歴代の藩主により隆盛をきわめていきます。「ここ御薬園は、全国的にもめずらしい、藩主の別荘が体感できる貴重な場所なんです」とお話しいただくのは、昨年11月からこちらに赴任された新井田課長。御薬園草茶を一服頂戴しながら、「ここは日本庭園ですので、それぞれの風景にそれぞれの表情があり、とてもうつくしいところです。ここと同じお庭をつくりたいというお客様もいるほどなんです」。
 

 

 
ゴールデンウィークが明けるころには、併設している薬草畑が青々としてきて、約400種類もの薬草・薬木が香りを放ちはじめます。「そのなかから、なるべく自然の香りをあじわえる4種類の薬草茶の試飲を売店にご用意しております。この薬草栽培は、会津松平家3代目藩主正容のときに、幕府より朝鮮人参種をもらいうけ、5代目藩主容頌のときから本格的な生産が行われるようになり、会津藩の財政をささえてきました」。この春には、明治期の建物改修工事が完了し、来年度以降、江戸期の建物の修繕に入るそうです。「7月には、毎年恒例の『蓮まつり』が行われます。そのなかで『象鼻杯』というめずらしい体験会もありますので、たのしみにしていてください」。
 
詳しくは、
まちの駅 薬草の駅 御薬園 → 0242-27-2472
 
まちの駅 薬草の駅 御薬園インフォメーション

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑬
ものづくり現場の観光を推進「まちの駅 産業観光の駅」
【あらかると2016年3月号より】

「まちの駅」シリーズ第13弾。歴史的な観光地として、幕末から明治維新にかけて戊辰の役の主戦場として全国に知られる会津地域。その歴史遺産とともに新たな観光、いわゆる産業観光振興にとりくむ会津若松商工会議所を訪ねました。
 
戊辰は遠くなりにけり。戊辰戦争終結から今年で147年。そして、東日本大震災から5年が経ちます。その歴史をふまえながら、会津若松商工会議所は、平成16年、「産業観光」を旗揚げします。翌、平成17年、まちの駅連絡協議会設立にあわせ「産業観光の駅」として加盟、昨年10月の節目を迎えました。「私たち会津人は、歴史の大きなうねりをこえ、新たな観光資源とした『産業観光』に、かつての会津五街道をとりあげた『街道観光』を平成24年度からくみこみ、さらなる、観光振興にとりくんでます」と話す商工会議所総務部の大橋課長。
 

 

 
会津若松商工会議所は、東山温泉への道すがらにあり、観光客の方が多く出入りします。「当商工会議所は、一昨年、会館をリニューアル。昨年75周年を迎えました。近年、団体での大型観光が減る一方、個人客が増加しており、そうした個人客に向けて、昨今、注目がたかまってい地域の産業を観光資源として価値を見いだす『産業観光』を積極的に推進しています。会津地域には近代日本を支えた産業遺産が多く残り、特に、約100年前に建てられた東京電力猪苗代第二発電所は、東京駅丸の内口を設計した辰野金吾氏によるもので、なかなかお目にかかれない建物です。そんな驚きの体験情報を、ドラマチックに発信していきます」
 
詳しくは、
まちの駅 産業観光の駅 会津若松商工会議所 → 0242-27-1212
 
まちの駅 産業観光の駅インフォメーション

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑫
赤べこ発祥の地、柳津町より「まちの駅 赤べこの駅」
【あらかると2016年2月号より】

かむろば村。記憶に新しい方も、きっと多いこの言葉。昨年4月に上映された「ジヌよさらば」という映画で、メインロケ地となったのが、ここ柳津町です。その上映に合せるように、昨年4月、「赤べこの駅」としてまちの駅に加盟したのが「花ホテル滝のや」。現4代目の塩田氏にお話しをうかがいました。「東京から柳津へもどり、観光地のこのホテルをきりもりし、来年で30年目をむかえます。『ジヌよさらば』では、自宅が撮影に、ホテルが休憩場所に使われたり、とてもなつかしい思い出です。2月には、上映1周年を記念したイベントがありますので、おたのしみに」。
 

 

 
柳津町の観光名所として全国的にも有名なのが福満虚空藏菩薩圓藏寺。毎年正月7日は、七日堂裸まいりが盛大に行われ、一年の幸福と無病息災を祈願します。「今から20年前に、この観光地を舞台に、福島テレビの開局30周年を記念したドラマ『秋の駅』(山田太一脚本)の撮影が行われました。また当ホテルの女将がつづるブログをもとに漫画『花のやでございます』が出版されたり、2001年からはじめた当ホテルの『21世紀の寺子屋』は、独自の講演会として、今年で15年目、講演数にして400回をむかえます。2月は、11日(木)「民話はこころのかけはし!パート5」、18日(木)「よそ者・若者・ばか者だからこそ見えた会津地域のポテンシャル!」を開催します。ここ柳津のまちの駅から、ますます元気を発信します」。
 
詳しくは、
まちの駅 赤べこの駅 花ホテル 滝のや → 0241-42-2010
 
まちの駅 赤べこの駅 花ホテル 滝のや ホームページ
 
かむろば村 ジヌまつり ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑪
お城のそばの「ツルカン」こと「まちの駅 鶴ヶ城」
【あらかると2015年12月号より】

「まちの駅」シリーズ第11弾。ここ「ツルカン」こと鶴ヶ城館は、旅行新聞新社主催の「プロが選ぶ全国土産物施設100選」に選ばれるほど、地域を代表する観光施設。お城のお膝もとでお出迎え。
 
2011年2月に着任したての菅井総支配人を待っていたのは、翌月、東日本を襲った未曾有の大震災でした。あれから4年と8か月。総支配人とここ「ツルカン」、いわゆる鶴ヶ城会館とは、総支配人のご曽祖父様が、かつてこの場所に桜を植えたというご縁もあり、「この春も、きれいな花を咲かせました」と微笑む総支配人。「一昨年、会津に縁のあるNHK大河ドラマが放送されたときは、1日200台を数えるほどの観光バスも押しよせましたが、観光とともに、もっと、地域住民の方々にも気軽に利用してもらえるよう、季節イベントなどを積極的に開催しています。」
 

 

 
鶴ヶ城は1965年の天守閣再建から、今年で半世紀が経ちます。その恩恵にあすかり、この会館もこれまでたくさんのお客さまをお迎えしてきました。まちの駅としては、平成17年の連絡協議会立上げとともに加盟し、今年でちょうど10年。「『ツルカン』の愛称とともに、観光施設としてはもちろん、地域に愛される、新しいカタチ=まちの駅としての有効活用を模索していきたいと思っています。」現在、お店の質を高めるために、商工会議所や中小企業大学校とも連携した接客研修にもとりくみ、この場所になくてはならない価値を創出、発信しはじめています。
 
詳しくは、
まちの駅 鶴ヶ城 鶴ヶ城会館 → 0242-28-2288
 
まちの駅 鶴ヶ城 鶴ヶ城会館ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑩
会津若松の昭和が息づく老舗料亭「割烹の駅」
【あらかると2015年11月号より】

「まちの駅」シリーズ第10弾。昭和4年4月。この地に店をかまえ、今年、創業86年を迎える老舗割烹「萬花楼」。創業者の思いとともに、「萬花=万華」のごとき楼閣の風情を今に、未来に。
 
ここは、鶴ヶ城にほど近い、市の中心部でもある東栄町。そこに1,200坪の広大な敷地を有し、今も、地元のお客様に愛されつづける「割烹萬花楼」があります。「代々、この店を守り、受け継ぎ、さらに、つないでいくことが、お客様への恩返しだと考えています」と四代目女将の大塩真理さん。藩政時代から伝わる「おみや」と呼ばれる鯉の甘露煮、郷土料理の「こづゆ」にはじまり、会津の旬を粋にあじわえるもてなしの空間こそ、店名の「萬花楼」たる由縁。「まちの駅としても、協議会立上げ時より今年で丸10年。震災をのりこえられたのも、お客さまのおかげです」。
 

 

 
来年で10回目を数える、毎年恒例の「萬花楼桜まつり」。「そもそも、女性客に、本物の『東山芸妓衆』の鳴り物や踊りをみてもらいたいとはじめ、今では、東京からの予約も入るほど人気の昼食お花見会席で、まちの駅『割烹の駅』を代表する催しとして定着しております」。とともに、「『ひとさらにくちづけて』会津塗手塩皿でいただく会津のご馳走」と銘打つ会津・武家の料理番物語「会津塗マリアージュ」事業にも積極的にとりくみ、新しい会津漆器の価値向上にもつとめています。「600坪の日本庭園を愛でながら、心ゆくまで、会津をあじわいつくしてください」。(取材:星 晴雄)
 
詳しくは、
まちの駅 割烹の駅 割烹 萬花楼 → 0242-27-4567
まちの駅 割烹の駅 割烹 萬花楼ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑨
曲げわっぱに魅せられて「会津輪箱飯の駅」
【あらかると2015年10月号より】

「まちの駅」シリーズ第9弾。今年、創業43周年を迎える会津郷土料理「わっぱめし」の割烹田季野。奥会津の秘境、桧枝岐村伝統の曲げわっぱに魅せられた先代の思いを、脈々と今にうけついでいます。
 
600年の伝統を誇る檜枝岐の「曲げわっぱ」。割烹田季野創業の先代がほれこんだほど、ネズコ(黒檜)と山桜で、一つひとつ手づくりされた、しなやかでてざわりのよい「曲げわっぱ」が、ここ田季野の原点。「店名の『田季野』も、先代が、檜枝岐の情景を思い『かの地は山ばかり、田んぼも野も希なるところ』に由来しています」と迎えてくれた田村さん。会津西街道(下野街道)にあった旧家の絲澤舊陣屋を移築復元した店舗は、店構えから店内まで、鎌倉時代の装いを醸し、玄関からつづく土間では、こちらも移築した道祖神が厳かに迎えてくれます。
 

 

 

 
昭和47年創業当時は、なかなか受けいれてもらえなかった「曲げわっぱ」飯。半世紀近くこの地に根づき、今や押しも押されぬ会津を代表する郷土料理。「まちの駅には、連絡協議会立ちあげ時の平成17年から加入し、今年で丸10年を迎えます。今でも、全国から多くのお客様がいらっしゃいますし、地元のお客様にも『曲げわっぱ』はもちろん、季節の料理もご堪能いただき、『陣屋=まちの駅』の役目をはたしております。ちょうどこちらのお部屋が、当時、お殿様がお使いになられた控室です」。殿様気分もあじわえる、会津の風情が、ここにあります。
(取材:星 晴雄)

詳しくは、
まちの駅 会津輪箱飯の駅割烹 田季野 → 0242-25-0808

まちの駅 会津輪箱飯の駅割烹 田季野ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑧
会津のコミュニティ情報発信「ラジオの駅」
【あらかると2015年9月号より】

「まちの駅」シリーズ第8弾。来年、開局20周年を迎えるコミュニティFM「エフエム会津」。地域に根ざした情報をていねいに取材し、今や国内外問わず発信しつづけている最前線の現場を取材してきました。
 
76.2MHz。会津若松市のメインストリート神明通り。その通りに面し、ひときわ際だつレオクラブガーデンスクエア5階に、まちの駅ラジオの駅エフエム会津のスタジオがあります。30度を超す猛暑のなか、スタジオ脇のしずかな事務所で、二ノ宮ディレクターにお話をうかがいました。「平成8年開局後、この場所に移転して約14年が経ちます。まちの駅として認定されたのが、連絡協議会がたちあがった平成17年。今年でちょうど10年を迎えます。2階のサテライトスタジオの公開放送も人気があり、リスナー観覧も日常的になっています」。
 
1
 
2
 
3
 
今や、コミュニティFMも、サイマルラジオによるインターネット配信のおかげで、地域を超えて全国、全世界で聴けるようになり、ラジオの可能性をますますひろげています。「震災時は、機材を社用車にもちこみ情報発信したりもしました。その後、毎年3月には、県立博物館で開催される県主催の復興イベントもお手伝いをさせていただいています」。耳で聴き想像力をかきたてる「ながら」文化の神髄ラジオ。ここにしかない地域情報を全世界へ。「9月もイベントが目白押しですので、お聴き逃さずに、そして、ぜひ、リアル会津へお越しください」。
(取材:星 晴雄)
 
詳しくは、
まちの駅 ラジオの駅 → 0242-28-0565
まちの駅 ラジオの駅ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑦
会津のまちの駅発祥「野口英世青春通りの駅」」
【あらかると2015年8月号より】

「まちの駅」シリーズ第7弾。今回、満を持して登場するまちの駅は、知る人ぞ知る、会津のまちの駅の原点。野口英世青春通りにある、いわゆる「始発」の駅を取材してきました。
 
会津のまちの駅のはじまり、それが、こちらのホテルニューパレス。取材にうかがったこの日は梅雨の晴れ間の、ぬけるような五月晴れで、野口英世青春通りに建つホテルのガラス窓に太陽がまぶしいほどに反射していました。お話をうかがったのは、まさしく会津のまちの駅の先駆者でもある当ホテルの山崎会長。「そもそもは、1997年に発足した『Anessa Club (あねっさくらぶ=あねさまくらぶ)』の活動の延長線で、軒をつらねる商店街のおかみさんたちが『4つのどうぞ』でもてなすまちづくりからはじまりました」。
 
数年後、その「4つのどうぞ」活動がテレビの全国放送でとりあげられ、「その数年後には、内閣総理大臣賞をいただきました。そんな折り、まちの駅事務局NPO地域交流センター(東京都千代田区)の田中氏と出会い、会津のまちの駅の第一号となるまちの駅サテライト、まちのふれあいステーションを当ホテルに開設しました。」以来、この野口英世青春通り協議会の会長をつとめています。「8月1日と8日は、当ホテルの夏祭りで、シャキーンと夏一番を満喫してください」。
 
詳しくは、
まちの駅 野口英世青春取りの駅 → 0242-28-2804
 
まちの駅 野口英世青春取りの駅ホームページ

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑥
 末廣がる扇の如く まちの駅「お酒の駅」
【あらかると2015年7月号より】

「まちの駅」シリーズ第6弾。嘉永3年1850年の創業より会津の地酒を手塩にかけてつくりつづける末廣酒造。その伝統の歴史を現代に息づかせる嘉永蔵を取材してきました。
 
昔から、ずっと、これからも、ずっと…。造り酒屋会津末廣が代々受け継いでいる酒造りへの想い。取材にうかがった6月初頭、九州地方の梅雨入りが発表されたこの日、会津の地には、真夏のような陽ざしが燦々とふりそそぎ、嘉永蔵の入口からホールに入ると、ひんやりとした吹きぬけの開放的な空間で、庄司マネージャーが迎えてくれました。「この酒蔵には、明治から大正10年までかけて完成させた末廣の魂がこめられています。
会津の水、米、人々にこだわりぬいてつくりあげる地酒の一滴一滴には、末廣の蔵人の情熱が満ちみちています」。
 
平成17年に会津まちの駅連絡協議会が設立され、その年の8月に、この末廣酒造嘉永蔵が、まちの駅に認定されました。「つまり、今年で丸10年が経ちます」。震災から今日、観光客増にはずみをつけてくれたのは、NHKの大河ドラマだったようです。「訪ねてこられたお客さまに、とても人気なのが、一番古い建物として明治25年に建てられた蔵喫茶『杏』の大吟醸シフォンケーキと仕込み水でいれた水出しコーヒーです。しっとりとした風情ある空間で、これまでの時代を感じるひとときは格別ですね。もちろん、末廣の地酒も、思い出に、お土産に、ぜひどうぞ」。
 
詳しくは、
「お酒の駅」インフォメーション
 
(取材:星春雄)

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ⑤
白虎隊レジェンド まちの駅「飯盛山」
【あらかると2015年6月号より】

明治は遠くなりにけり。明治維新のはじまりは諸説ありますが、平成30年には150年という節目を迎えようとしています。時代の波をのりこえ白虎隊魂が脈々と息づく飯盛山。立夏をすぎた5月中旬、観光案内所でもある、まちの駅飯盛山には観光客がたえず訪れていました。「この大型連休は、北陸新幹線開通の影響なのか(?)北陸からのお客さまが多くみられました」と笑みをこぼす案内所の佐瀬さん。「お城を見学されたお客さまの大半が飯盛山へもやってきます。スタンプラリーで訪れるお客さまも多く、なかには全制覇する方もいて客足も年々もどりはじめています」。
 
平成13年にこの観光案内所が設置され、4年後に、まちの駅の指定をうけました。「今年の8月1日で10年目を迎えます。市営の無料駐車場にも隣接し、ボランティアガイドやレンタサイクルの受付もしていますので、これからももっと、お客さまのお役にたちたいと思います」。今年で最後となる「会津鶴ヶ城歴史ウォーク」(6月13日開催)も募集開始まもなく400名の参加定員に達するなど、会津の観光もにぎわいはじめており、「会津若松市内の3施設『鶴ヶ城』『御薬園』『麟閣』をお得にめぐるセット入場券も好評発売中ですので、ぜひ、ご利用ください」。※セット入場券は3施設で購入可能です。
 
詳しくは、
まちの駅飯盛山 → 0242-33-6030
 
まちの駅飯盛山インフォメーション
 
3_132飯盛山参道
 
3_126佐瀬さんと増井さん
 
3_131まちの駅外観

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ④
JR七日町駅舎内にあるまちの駅「駅カフェ」

 
寒のもどりで、きゅんと冷えこんだ春まだ浅い会津路。夕暮れせまる閉店前の「駅カフェ」では、入れかわり立ちかわりやってくる電車待ちのお客や観光客の接客に、佐藤店長は休む暇もなく追われていました。「桜の季節ももうまもなく。春が待ち遠しいですね。この七日町通りにも、まち歩きする観光客が増えてきます。海外のお客も年々増えてきて、昨年の八重効果は、ホントにすごかったですね」。まち歩きといえば、それぞれのお店の味がワンコインでたのしめる「まち歩きスイーツ&カフェ」が人気。店内には、会津木綿のブックカバーや本郷焼など会津の名品がずらり。
 
4月からはじまったふくしまデスティネーションキャンペーン。「6月までの期間中、会津でも、さまざまな催し物がおこなわれますが、なかでも、毎週土日、祝日に鶴ヶ城本丸で開かれる『会津十楽』は、『食・匠・興』それぞれのテーマごとに400年前の当時の『南蛮小屋』が再現され体験できますので、とてもおもしろいと思います」。市内には、まちなか周遊バスが30分間隔で走り観光客を運んでいます。「『駅カフェ』は、再来年で、いよいよ15周年を迎えます。この七日町通りで、この駅とともに、これからも、会津の文化を発信しつづけます」。
 

詳しくは、駅カフェ → 0242-39-3880

 

駅カフェインフォメーション

 
大正ロマンただようJR七日町駅&駅カフェ外観
 

▲大正ロマンただようJR七日町駅&駅カフェ外観

 
まちなかを周遊するハイカラさん&あかべぇバス停
 

▲まちなかを周遊するハイカラさん&あかべぇバス停

 
人気の本郷焼鳳山窯と樹の音工房の展示販売
 

▲人気の本郷焼鳳山窯と樹の音工房の展示販売

 
ワンコインでたのしめるスイーツ&カフェ
 

▲ワンコインでたのしめるスイーツ&カフェ

 
手ざわりのいい会津木綿を使ったブックカバー
 

▲手ざわりのいい会津木綿を使ったブックカバー

 

【あらかると2015年5月号より】

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ③
会津若松鶴ヶ城下にあるまちの駅「お城の駅」

 

「まちの駅」シリーズ第3弾。まさしく会津若松のシンボリックな存在として、南方から市街地を見下ろすように優雅な姿で建つ鶴ヶ城。14世紀の葦名氏による東黒川館にはじまり、戊辰戦争での籠城戦で降伏するまでの数百年のこの地の歴史を、ずっと見つづけてきました。会津人の誇りでもあるこの鶴ヶ城のお膝もとに、まちの駅「お城の駅」があります。

東日本大震災からちょうど4年目を過ぎた3月中旬。会津若松市内は、前日の除雪の山があちこちに残り、ときおり春雪が降りしきっていました。市内南部に位置する会津の名城鶴ヶ城。その公園内に、観光案内所であり、まちの駅でもある「お城の駅」があります。「まさに4年前、赤瓦への改修工事を終え、4月からの公開を控えていた矢先にぐらぐらときました。お城自体、部分的な損傷で済みましたが、その後の風評の影響が大きかったですね。昨年は、大河ドラマ効果で入場者数が90万人を超え歴代2番目となりました」とほほえむ鶴ヶ城V案内所の大塚さん。
 
まちの駅の認定をうけたのは平成17年8月1日。今年で10年目を迎えます。「今年は鶴ヶ城天守閣再建50周年の節目にあたり、4月には天守閣内が全面的にリニューアルします。また、JRのデスティネーションキャンペーンも4月から6月の予定で開催されますので、それにあわせて、観桜期間を中心に、いろいろなイベントが目白押しです。なかでも、4月25日に開催される全会津のお酒が一堂に会する『会津清酒で花見酒in鶴ヶ城』、翌26日には『鶴ヶ城さくらまつり大茶会』なども予定していますので、春の会津を満喫しにきてください。観光案内所でお待ちしております」。
 

詳しくは、お城の駅 → 0242-27-4005

 

お城の駅インフォメーション

 

1まちの駅外観CIMG5055-1

 

まちの駅外観

 
2再建50周年看板
 

再建50周年看板

 
3小法師カレーパンCIMG5066
 

小法師カレーパン

 
4八重たん桜ソフトCIMG5071
 

八重たん桜ソフト

 

【あらかると2015年4月号より】

 

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ②
会津若松駅にあるまちの駅「ようこその駅」リポート

先月よりはじまりました「まちの駅」シリーズ。そのあいづ広域観光情報センター「iらんしょ」につづき、まず会津のトップを飾るのが会津若松駅構内にある「ようこその駅」。こちらは、駅の改札を出てすぐの場所にある、いわゆる観光案内所。「iらんしょ」同様、会津の全17市町村の観光情報はもとより、英語でも対応できるバイリンガルステーション♪
 
まさしく冬まっただなかの会津路。「ようこその駅」を訪れたのは2月の中旬。折からの寒冷前線で継続的に吹雪くなか、会津若松駅には電車が入るたび次から次と観光客がおりたち、観光案内所も対応に追われていました。「今はオフシーズンなのでそれほどでもありませんが、あのときもこんな感じに雪がふっていまして、ぐらっと揺れたかと思うまもなく揺さぶられるようでカウンターにしがみついてました。」と話してくれたのが震災前年から勤めている佐久間さん。「震災から4年が経ちますが、風評の影響もどうにか改善してきてるので、これからですね」。
 
観光案内所の役目は、観光客の目となり手となり足となることに尽きます。「ご案内したお客さまが笑顔でまた立ち寄って帰られたときは、本当にしあわせを感じます」。取材中も猪苗代の白鳥や会津絵ろうそくを観に香港からきた観光客が訪れ、佐久間さんたちスタッフも地図やパンフレット片手に説明。「外国の方は目的意識が高いのでスムーズに案内できます」。東山や芦ノ牧温泉へのお客に向けた手ぶらでまちなか観光サービスも好評。改札付近には、瓦燈によるお出迎え飾りが展示。「ひなまつり、彼岸獅子舞など春の会津へお越しください」。
 

詳しくは、まちの駅 → 0242-32-0688
 
ようこその駅インフォメーション
 
まちの駅

▲香港からのお客に説明する佐久間さん

まちの駅2

▲改札奥にある瓦燈をつかった絵ろうそく飾り

【あらかると2015年3月号より】

福島県の今ドキ「まちの駅」シリーズ①
あいづ広域観光情報センター「iらんしょ」リポート

昨年末、福島県の全道の駅をめぐり終え、今月より、県内にひろがりをみせる「まちの駅」を紹介してまいります。なかでも、道の駅と連携しながら数をふやしてきているのが会津エリアで、今回取材に伺ったのが、この「まちの駅」の中心的な役割をになっている「iらんしょ」。会津の全17市町村の観光情報の窓口とともに「まちの駅」のイマを発信しています。

 
『「まちの駅」の連絡協議会ができたのが平成12年8月ですが、私が、その前身の連携センターを知ったのは平成10年の会津若松市制100周年時で、これからの会津に必要なのはこれだ!と、翌年、全国に先駆けるように社会実験的にとりくみはじめました』と取材に答えていただいたのがNPO法人会津地域連携センターの稲生理事長。同法人は今年で7年目を迎えますが、この間、大震災による風評被害払拭と会津地域のイマを全国に伝える役割をはたすためにも、この「まちの駅」のネットワークづくりにまい進し、会津の観光情報を日々、発信つづけています。

現在、同法人に加盟しているのが58団体、「まちの駅」の数としては48駅にのぼります。「その『まちの駅』の窓口として、観光情報センターの『iらんしょ』があります。ここでは、オール会津17市町村の観光情報だけでなく、歳時記に合せたイベントや体験教室を開催しています。『まちの駅』として休憩スペースやトイレも無料でご利用できますし、何よりも、『出会いの里』と呼ばれる『会津』ならではの人と人とのふれあいを大事に、おもてなしの心でお迎えしていますので、全国からみなさんのお越しをお待ちしています」。

 

詳しくは、まちの駅 → 0242-23-7854
 
あいづ広域観光情報センター「iらんしょ」ホームページ
 

DSC_0342

▲十日市でiらんしょを利用するお客様

 

DSC_0999

▲おもてなしの心でお迎えするiらんしょスタッフ

 

DSC_0276

▲x’masイベントをiらんしょで開催

 

【あらかると2015年2月号より】

 

全国初2町村で整備、運営する「あいづ 湯川・会津坂下」リポート

福島県内27番目に登録され10月2日オープンした「道の駅あいづ湯川・会津坂下」は、湯川村と会津坂下町の2町村が共同で整備した全国初の道の駅。国道49号線と阿賀川にはさまれた広大な敷地には連日、多くの車がたちより店舗内はお客様でにぎわっています。紅葉も終盤にさしかかり褐色に染まる磐梯山を遠くに、1ヵ月を経た最新の道の駅をたずねました。


P03_C6BBA4CEB1D8C5F2C0EEBAE4B2BC


▲ロゴマーク


 

「待望のオープンから、早いもので1ヵ月が経ちますが、おかげさまで忙しい毎日に追われています」とお休みもままならないながらも、笑顔があふれる神田駅長。5年の歳月を経てオープンにこぎつけた次世代型の道の駅。全国からも注目を浴びているだけあり、来場者も、すでに、15万人を数えたようです。「この道の駅のコンセプトが『おいしい道の駅』。食を中心に日常的に利用していただけるよう、ハーフビュッフェスタイルのレストランや会津のご当地グルメ、ジェラートなどがその場で味わえるおもてなし空間をめざしています」。

 

P03_A5AAA1BCA5D52623124423BA5CBA5F3A5AF2623124413BA5BBA5ECA5E2A5CBA1BC

▲オープニングセレモニー


P03_A5CF2623124413BA5A4A5ADA5F3A5AF2623124413B1


▲レストランバイキング


伺ったのは、雨あがりの空に虹がかかる、おだやかな午後のカフェタイム。「今はまだ、観光バスツアーでのレストラン利用をお断りするほど一般のお客様で満席状態がつづいていますので、ツアーのお客様には別棟で、シェフ手造りのお弁当を提供させていただいてます」。評判の湯川米や地域の農産品にもこだわり、地元のお客様がリピーターとして通っているようです。「ここは、まさに『会津盆地のへそ』。年末年始も休まず営業しますので、真冬の会津の中心で、冷たい名物ジェラートをご堪能ください。格別です」。



 

P03_12A5F6B7EEA4CEA5B72623124413BA5A7A5E9A1BCA5C8

▲12ヵ月のジェラート


詳しくは、道の駅あいづ湯川・会津坂下 → 0241-27-8853

道の駅あいづ湯川・会津坂下ホームページ

【あらかると2014年12月号より】

震災から3年。日本一海水浴場に近かった「道の駅大谷海岸」リポート

「あの尋常ではない地震の揺れに、まずは、高台へ逃げる。それだけでした」と当時を振りかえる大原駅長。「道の駅大谷海岸」は、JR気仙沼線の大谷海岸駅に併設した「日本一海水浴場に近い駅」として知られていました。あれから3年。取材に伺った10月中旬のこの日、台風一過の真っ青な秋空がひろがっていました。」。

P3_BDA9C0B2A4ECA4CBA4BFA4BF2623124413BA4B92623124413BA4E0C7C0BFE5BBBAC4BEC7E4A5BBA5F3A5BFA1BC

 

▲秋晴れにただずむ農水産直売センター

 

避難訓練による津波への危機意識の高さ。まずは人命第一で
 
「とにかく、波が静まるまで、固唾をのんでじっとしているうちに日暮れを迎えます。寒さをしのぎながら夜明けを待てば、目の前の光景に言葉を無くしました。避難訓練で培われた津波への危機感が私たち全員を生き残らせてくれた、と痛感しました」。飼育していたマンボウも自生していたハマナスも失い、道の駅の建物も骨組みだけが残りました。「そんなときに、宮城県の全ての道の駅がかけつけてくれました。そしてここでの仮設出張販売の売上げ全てを寄付してくれたことが、今日の復活への足がかりとなりました」。

P3_C0C5A4ABA4CAB3A4A4CBB5A7A4EAA4F2A4B3A4E1A4BFB8A5B2D6C2E6
 

▲静かな海に祈りをこめた献花台

昨年4月リニューアルオープン。そして来年は20周年の節目
 
その後、毎年開催している『大復興市』も、この10月4日で丸4年が経ちました。「現在は、一駅増えて全12駅が集い大谷海岸を盛り上げてくれます。昨年からは、『ホヤ』や『帆立』の養殖も軌道にのり、安定して供給できるようになってきました」。名物の「ふかひれソフト」はもちろん、その日の朝に水揚げされた新鮮な魚介類の定食も人気のメニュー。「この12月20日には、恒例の『あわびまつり』を開催します。殻つきのあわびを1キロ単位で大特価で販売しますので三陸気仙沼の冬の味覚を、ぜひ、存分に味わってください」。

P3_C7BBB8FCA4CAA5BDA5D5A5C8A4CBA5D5A5ABA5D2A5ECA4CEA5A2A5AFA5BBA5F3A5C8A4AB2623124413BC0E4CCAF
 

▲濃厚なソフトにふかひれのアクセントが絶妙

 

P3_BACEA4ECA4BFA4C6BFB7C1AFA4CAF2BAC0B9A4EA
 

▲採れたて新鮮なあわび盛り

 

詳しくは、道の駅大谷海岸 → 0226-44-3180

 

道の駅大谷海岸インフォメーション

【あらかると2014年11月号より】

からむし織りの里に福島県内28番目の道の駅オープン「道の駅からむし織りの里しょうわ」リポート

 

「道の駅からむし織の里しょうわ」は、今年の4月4日に登録、8月28日に福島県内28番目の「道の駅」として国道400号線沿いにオープンしました。国道400号線は、金山町から昭和村をぬけて南会津町田島へと山間を縫うように通っています。取材に伺った9月上旬のこの日は、空に、ぽっかりと白い雲が浮かび、とてもおだやかな秋日和でした。
 

からむしの伝統をうけつぎ、会津の道の駅として12番目にオープン
「昭和村のからむし栽培は、約600年以上前から代々うけつがれています」。と物静かに話しはじめた羽染駅長。「はそめ」、という名前もめずらしいですが、そもそもからむしは、イラクサ科の多年生草本の植物で、別名を苧麻(ちょま)、青苧(あおそ)とも呼ばれます。本州では唯一の生産地として今日まで栽培がつづけられてきました。「『苧』の生産技術は国選定保存技術に、『からむし織』は県指定重要無形文化財に認定され、平成13年からは、昭和村の文化施設として『織姫交流館』『からむし工芸博物館』が運営されるようになり、今回、道の駅として再スタートをきりました。併設する郷土食伝承館の『苧麻庵』では、奥会津昭和村の伝統料理を、ぜひ、召しあがってください」。
 

P333_photo01

 

▲晴天に恵まれたオープニングセレモニー

 

織姫体験生を受けいれ昨年で20年道の駅でもからむし織の実演を継続
この8月28日のオープンから10日あまりで、約4千人のお客様が来店したそうで、道の駅を待ち望んでいた方がいかに多いかが伺えます。「からむし織、というここにしかない貴重な文化を、途切れることなく継承させていくために、『織姫体験生』という村の制度が導入され昨年で20年を迎えました。卒業生も100名を数え、その7割の方がその後、研修生として3年の経験も積んでいきました。現在も、20名ほどが研修中で毎週末には織姫交流館で実演をしています。また10月26日に開催される毎年恒例の秋味まつりが、今回、道の駅として初開催となりますので、この機会にぜひ、からむし織を実際に、見て、ふれて、感じてください」。
 

P333_photo02

 

▲織姫交流館内からむし織実演場面

 

P333_photo03

 

▲織姫交流館内に展示されているからむし織の着物

 

詳しくは、道の駅からむし織の里しょうわ → 0241-58-1655

道の駅からむし織の里しょうわインフォメーション

【あらかると2014年10月号より】

北上川の恵みがもたらした伊達藩有数の米どころより「道の駅林林館森の茶屋」リポート

「道の駅林林館森の茶屋」は、平成15年8月18日に登録、同年同月下旬に宮城県内9番目の「道の駅」として国道346号線沿いにオープンしました。国道346号線は、気仙沼市と大崎市をつなぐ西郡街道として登米市内を縦断する主要道。取材に伺った8月上旬のこの日は、台風の影響うけた悪天候ながら、お盆の帰省客でにぎわっていました。
 
大震災時、海沿いと山間をつなぐ国道沿いの道の駅としての役割
「この道の駅ができたのは平成15年。その翌々年の平成17年4月1日、登米郡の8町と本吉郡津山町の9町が合併して登米市が誕生しました。登米市内には、宮城県でもめずらしく当道の駅の他にみなみかた、米山、津山の3駅が揃い、その4駅で独自の連絡協議会をつくるとともに、上品の郷、大谷海岸を含む北東エリア6駅での連絡協議会による『農海林ロード6』としても活動していますが、あの大震災時には、海沿いと山間をつなぐ中継地点として、まさに援けあいロードの役割をはたしました」とお話しをいただいたのは熊谷駅長。「お陰さまで、当駅に被害はなく、一週間停電はしましたが、翌日から営業を再開。自衛隊の拠点になるとともに、避難者への物品の提供や大谷海岸の仮設オープンの応援、炊きだしなど、道の駅のスクラムを発揮しました」。
 

P332_photo01

 

▲北東エリア6駅によるマップ

 
昨年の10周年を経て、これからの道の駅にできることをめざして
昨年8月に10周年を迎えた道の駅林林館森の茶屋。大震災以降、防災拠点としての位置づけが高まる一方、地域住民の日常生活面や旅行者等へのご当地ならではの空間づくりにも余念がありません。「この登米市では、郷土料理の『はっと』という小麦粉をつかった料理による日本一はっとフェスティバルが毎年12月に開催されたり、キリシタンの殉教地でも知られる『三教塚』では、毎年6月に「キリシタンの里まつり」が行われており、当駅でも『はっと』『キリシタン』にちなんだメニューが好評です。また北上川の上流で栽培されたりんごのソフトクリームは、当駅でも人気の商品です。11月1日開催の秋祭りにも、ぜひ、足をお運びください」。
 

P332_photo02

 

▲東和中学生による起業販売体験

 

P332_photo03

 

▲地元のシイタケと沖縄の塩のうまみがしみわたる一杯

 

P332_photo04

 

▲ほのかにりんごがかおるフルーティなソフトクリーム

 

詳しくは、道の駅林林館 → 0220-45-1821

道の駅林林館ホームページ

【あらかると2014年9月号より】

岩出山城を居城とした伊達氏ゆかりの地より「道の駅あ・ら・伊達な道の駅」リポート

「道の駅あ・ら・伊達な道の駅」は、平成12年8月18日に登録、翌13年4月に宮城県内8番目の「道の駅」として国道47号線沿いにオープンしました。国道47号線は、仙台市と山形県最上地方とをむすぶ宮城県北西部の幹線道路。取材に伺った7月上旬のこの日は、台風8号の影響による激しい風雨にもかかわらず、駐車場は多くの観光客の車であふれていました。
 
10周年を目前に控えていたときに、あの大震災が
「このタイミングで、まさかの大地震とは」と当時をふりかえりながら話しをはじめていただいたのが、この道の駅を管理している㈱池月道の駅の遠藤代表。「この道の駅の建物そのものには影響はありませんでしたが、周辺地域の家屋倒壊や道路損壊は尋常ではなく、内陸部としての被害状況は被災地のなかでも最大でした。それでも、鳴子温泉の各ホテルが避難者をうけいれたときに物資の提供や炊き出し等、従業員が一丸となって力を合わせました。そんな縁もあり、今なお、当時、避難した多くの方々が立ちよって従業員に声をかけてくれたり、店頭では、三陸、石巻等の方々に出店の場所を提供したりなど交流がつづいています。三陸の牡蠣の燻製が、今、とても人気の商品なんです」。
 

P331_photo01

 

▲仙台城にある伊達政宗騎馬像の絵が掲げられている正面入口

 
農産物直売所、地元加工品、そしてロイズが道の駅物販の3大柱
10年の節目として、震災後の10月に記念祭を実施。以降、着々と復興の歩みをつづけ、現在では、年間120万人程度が訪れるほどに客足がもどってきているようです。こちらの道の駅では、新鮮な農産物はもとより、岩出山特産の熟成凍み豆腐をつかった「凍みっぱなし丼」や納豆、かりんとう、水まんじゅうといった地元加工品が有名です。さらに、この道の駅の人気の商品、それが北海道発のロイズです。北海道外の販売店として第一号店でもあり、週末にはロイズのソフトクリーム売場に行列ができることもうなづけます。「今年のお盆には、道の駅オープン初の『盆踊り祭り』を感謝祭をかねて開催しますので、みなさまのご来場、お待ちしております」。
 

P331_photo02

 

▲週末には行列ができる人気のロイズソフトクリーム

 

P331_photo03

 

▲岩出山名物凍み豆腐を使った凍みっぱなし丼

 

詳しくは、道の駅あ・ら・伊達な道の駅 → 0229-73-2236

道の駅あ・ら・伊達な道の駅ホームページ

【あらかると2014年8月号より】

上品山山麓に悠々と流れる北上川の恵みあふれし河北の地から「道の駅上品の郷」リポート

先月、福島県の全道の駅をめぐり終え、今月より、東北六県、津々浦々、道の駅をたずねていきます。その第1弾として、今回取材に向かったのが、全国でも指折りの道の駅として知られる宮城県石巻市の「道の駅上品(じょうぼん)の郷」。2005年の開設以降、震災をのりこえ、今なお、道の駅愛好者から熱烈に支持されつづけている、その理由を伺ってきました。
 
震災直後も休まず営業し、避難所として従業員総出でフル稼働
「道の駅上品の郷」は、平成16年8月9日に登録、翌17年3月26日に宮城県内10番目の「道の駅」として国道45号線沿いにオープンしました。45号線沿いでは、「道の駅津山」についで2番目。取材に伺った6月中旬のこの日は、梅雨入り間もないどんよりとした厚い雲間から、ときおり太陽がのぞき、近くを流れる北上川の川面を照らしていました。全国屈指の道の駅だけあり駐車場は満車で駅舎内も人であふれるなか、太田駅長にお話しを伺いました。「この建物は宮城県沖地震を想定し震度7でも耐えられる木造建築なので、確かに揺れはしましたが一切、損傷もなく、その直後から避難所として駐車場を開放、従業員総出で支援活動をはじめました。こんな緊急時の対応も、やはり、道の駅の役目なんです」。
 

P330_photo01

 

▲伊達藩当時の船着場をイメージした駅舎外観

 

P330_photo03

 

▲全国屈指の道の駅運営にとりくむ太田実駅長

 

震災をのりこえ、来年10年目の節目にむけて
この「道の駅上品の郷」は、目の前を走る国道45号線を北上川に見立て、伊達藩当時の船着場をイメージした駅舎にしたようで、独特の面格子造りの様式に目をみはります。「農産物直売所と併設して、温泉保養施設やコンビニの他、人気なのがバイキングも選べる開放的なレストランです。地産地消はもちろんのこと、メニュー開発も、スタッフや地域の大学と連携してとりくんでいます。名物の金華サバもうまいですよ」。毎月、「上品の郷」だよりを発行しながら、年間200本以上のイベントを実施し、常に、地域の方々とのコミュニケーションをはかりニーズに応えている太田駅長。「来年3月の10年目の記念日に向け、またまたやりますよ」。

 

P330_photo04▲毎月発行している好評の「上品の郷だより」

 

詳しくは、道の駅上品の郷→0225-62-3670

道の駅上品の郷ホームページ

【あらかると2014年7月号より】

 

一千有余年の伝統をうけつぐ野馬追の里より「道の駅そうま」リポート

先月号の南相馬市とともに、福島県浜通り地方の北部エリアの拠点都市相馬市。古くから野馬追の里として全国的にも知られ、毎年、多くの観光客が訪れます。この相双エリアは、3年前の大震災以降、生活環境を少しずつ改善しながら、先日「3年」という月日を、どうにかのりこえて迎えました。そんな市民の思いによりそってきた「道の駅そうま」を取材しました。
 
震災時は、避難所として市民に施設を提供
「道の駅そうま 未来本陣SOMA」は、平成14年8月13日に登録、翌15年4月に福島県内8番目の「道の駅」として国道6号線沿いにオープンしました。国道6号線沿いでは、「道の駅ならは」についで2番目。取材に伺った5月中旬のこの日は、ぶんぶんと浜風がふきつけていましたが、初夏のつよい陽ざしにうっすらと汗ばむほどでした。観光シーズン到来でお客でにぎわうさなか、中澤駅長にお話しをうかがいました。「震災当時の揺れは、想像をはるかにこえるものでしたが、あのような大津波まで押し寄せるとは思いもよりませんでした。道の駅は、6号沿いですが、津波の影響はなく、磯部、原釜、小浜地区など全壊地区からの避難所として道路情報館を使い対応しました。私自身の家も津波で全損しましたが…」。
 
C6BBA4CEB1D8A4BDA4A6A4DEA4B3A4C82623124413BA4E2BEE8C7CFC2CEB8B3
 

▲毎年GWに行われていたこども乗馬体験

 

C0C4A4CEA4EAA5B3A5EDA5C3A5B1A1F5A5BDA5D5A5C8A5AFA5EAA1BCA5E0

 

▲水産加工品として人気の青のりコロッケ&ソフトクリーム

 
震災からたちあがるためにも、ここにしかない「道の駅」をめざして
「震災後、品物が入らなかった数日間を除き、水も電気もとおっていたため通常営業ができました」。観光シーズンを迎えにぎわっている道の駅ですが、やはり、震災前とは、あきらかに客数が減っている現状をふまえ、お客様にいかによろこんでもらえるかを日々構想している中澤駅長。「以前は、子どもたちの乗馬体験などイベントもたくさんおこなっていました。また先日、鳥取から新潟にいたる日本海沿岸の道の駅をめぐり印象に残っているのが、鳥取の『道の駅 神話の里 白うさぎ』で、水産加工品のアイデアあふれる商品の数々に目を見張りました。こうした道の駅とコラボしながら、ここ『そうま』にしかない「道の駅」づくりをめざします。

詳しくは、道の駅そうま → 0244-37-3938
道の駅そうまインフォメーション

 

【あらかると2014年6月号より】

かつての「磐城無線電信局・原町送電所」跡地より「道の駅南相馬」リポート

福島県浜通り地方の北部エリアにある南相馬市。相馬市とならび相双地域の基点都市として独自の文化をはぐくんできましたが、3年前の大震災以降、太平洋沿岸の温暖な気候にめぐまれたおだやかな生活環境は一変。その日から今日まで、そして、これからの地域の復興再生の拠点施設として、その存在価値がたかまっている「道の駅南相馬」を取材しました。
 
震災当日より2ヶ月弱の間、災害対策拠点のために
「道の駅南相馬 野馬追の里」は、平成19年8月10日に登録、同年10月4日に福島県内16番目の「道の駅」として国道6号線沿いにオープンしました。取材に伺った4月初旬のこの日は、春めいたほのあたたかい風が浜からの吹きかえしにあおられ、かすんだ青空を足早に雲がながれていました。東北にもようやく春が芽ばえるなか、なごやかな笑顔のお客様でにぎわう道の駅南相馬で、大竹駅長にお話しをうかがいました。「震災当時の揺れは、本当にとんでもありませんでした。売場はめちゃくちゃになるなか、訓練を受けた従業員の適切な避難誘導で怪我人なく対応できました。その1時間後に津波がおしよせましたが、幸い道の駅までは3kmあり影響もなく、その日から避難所として炊きだしなど対応しました」。
 
CCEEC7CFC4C9A4CECEA4A5AAA5EAA5B72623124413BA5CAA5EBA5ABA5ECA5F3A5BF2623124413BA1BC
 
震災からもう3年。まだ3年。地域のための道の駅として
「震災後、5月末までは休業。その間、災害派遣の警察や自衛隊の集合拠点としてトイレの維持管理につとめました」。6月以降営業を再開。「会津の道の駅からたじま、にしあいづ、柳津、しもごう、ばんだいさんが応援にかけつけてくれたことを懐かしく思いだします」。昨年の春辺りから、人口も6割ほどもどってきたそうで、「今年も、また春をむかえています。この道の駅のそばは桜の名所としてもしられ、隣接している公園には子どもを遊ばせる親子づれもふえはじめています。『3年』という歳月は通過点です。夏には、恒例の野馬追が催されますし、10月にはオープン7周年祭もあります。地域のための道の駅として、元気を発信していきます」。
 
C6BBA4CEB1D8C6EEC1EAC7CFBCFEC7AFBAD7

▲毎年多くのお客様でにぎわう周年祭

 

詳しくは、道の駅南相馬 → 0244-26-5100
道の駅南相馬ホームページ

【あらかると2014年5月号より】

 

江戸期の天領の地より「道の駅はなわ」リポート

福島県中通り地方の南端に位置する塙町。八溝山系と阿武隈山系にはさまれ、久慈川に沿って走る国道118号線を茨城県との県境の矢祭町に向かっていく手前に「道の駅はなわ」があります。江戸時代には塙代官所があり江戸幕府直轄の天領としてさかえ、今では、ダリアの産地でも知られる塙町より「道の駅はなわ」を取材しました。
 
震災の災害はさほどなかったものの、風評対策で東京へ
「道の駅はなわ 天領の郷」は、平成14年8月13日に登録、翌年4月20日に福島県内9番目の「道の駅」として国道118号線沿いにオープンしました。取材に伺った3月上旬のこの日は、春まだまだ浅い啓蟄前日。吐く息も白く、ときおり、みぞれまじりの雪が舞いおちてくる、そんな季節がわりの日でした。春をもうすぐそこに感じつつ冷たい風が吹く弥生3月。そんななか鈴木駅長にお話しをうかがいました。「この塙町自体、ほとんど揺れを感じませんでしたし、建物も、壁に多少のひび割れが入った程度で、損傷等の影響はありませんでした。とはいえ、ご存じのような風評の煽りをうけて、ほぼお客の8割を占めていた茨城からの客足がとだえ、東京方面への農産品出店販売にでかけるようになったのです」。
 

A4CFA4CAA4EFA4CEC7C0BBBACAAA

 

▲新鮮でおいしい、はなわの農産物

 

震災から3年。昨年、道の駅オープン10周年。これからです
「塙町は、平成10年ごろから町おこしとして、ダリア栽培にとりくみはじめ、公営施設『湯遊ランドはなわ』にダリア園を併設。毎年、300種類、約5,000株が華麗に咲き誇ります。震災以降、最近になって来場者数も回復しつつあります」。それでも、今なお、関東方面への出店はつづけており、葛飾新小岩のダリちゃんショップ(アンテナショップ)を皮切りに、新小岩商店街のイベントや亀有商店街、練馬区や中野区、足立区などの各地域と連携をとっているようです。「これからようやく、春本番を迎えます。塙町でも、花見大会にはじまり、つつじまつり、あゆまつりと、イベントがつづきますので、お越しの際に道の駅へお立ち寄りください」。
先々月、この塙町に縁の深い元陸軍少尉の小野田寛郎さんが他界しました。「小野田自然塾」の活動に敬意を表するとともにご冥福をお祈りいたします。

 

C9F7CFA4BBB3A4CEA4C4A4C4A4B72623124413B

 

▲あでやかに、あざやかに咲き誇る風呂山のつつじ

 

詳しくは、道の駅はなわ → 0247-44-0123

道の駅はなわホームページ

【あらかると2014年4月号より】

鎌倉期よりつづく流鏑馬の里「道の駅ふるどの」リポート

福島県の中通り地方に南北にのびるあぶくま高原地域。その山間を縫うように走る国道349号線を県南方面に南下していくと、古殿町の町境ほど近くに「道の駅ふるどの」があります。平成13年に生産物直売所おふくろの駅としてオープンし、今なお、新鮮な地場産野菜や果物、地元の加工食品を販売しつづけている「道の駅ふるどの」を取材しました。
 
震災当時はオープン1周年でしたが…
「道の駅ふるどの おふくろの駅」は、平成22年3月1日登録、翌4月16日に福島県内21番目の「道の駅」として国道349号線沿いにオープンしました。取材に伺った2月中旬のこの日は、立春越しの前週末に降ったどか雪も消え、乾いた道路にスタッドレスタイヤをきしませてきましたが、雲天からしんしんと大きな雪の華がまい、一面、冬景色にかわりはじめていました。静かに凍み入る冬の如月。そんななか緑川駅長にお話を伺いました。「震災当時は、オープン1周年を迎えようとしていた矢先で、駅前の電柱がゆーらゆーら揺れて見えたのが印象的でした。どちらかというと、4月の余震の方が売場的にはひどかったですね。ライフラインは無事でしたので避難者への炊き出しやいわきからのお客対応に追われました」。
 
C6BBA4CEB1D8A4D5A4EBA4C82623124413BA4CE1

▲道の駅には、のんびりと時間がながれています

 

震災からまもなく3年。道の駅オープン5周年記念祭へ
「この道の駅は、生産物直売所のころから、いわき市方面からのお客が多く地物の山菜やキノコをお買いもとめいただいていまして、震災後も、水や食料をもとめる方が多くいました。ガソリンスタンドにまで大行列ができた光景は異常でしたけど」。他の道の駅同様、こちらも関東方面への出店をかさね、特に、川崎市の桜本商店街と中原区元住吉のオズ商店街それぞれのお祭りに古殿の農産物販売等で参加し、それは、今なおつづいているようです。「この4月には、道の駅オープン5周年を迎えます。奇しくも、震災後3年目とかさなりますが、歌謡ショーや抽選会の他、ミルク鍋をもれなくふるまいますので、みなさまのお越しをお待ちしております」。

 

C6BBA4CEB1D8A4D5A4EBA4C82623124413BA4CE2

▲恒例のお客様感謝祭はたくさんのお客様でにぎわいます

 

詳しくは、道の駅ふるどの → 0247-53-4070

道の駅ふるどのホームページ

【あらかると2014年3月号より】

空の道福島空港と連携をはかる「道の駅」たまかわリポート

この4月、国道289号線沿いにオープンした「『道の駅』きらら289」(南会津町)により、県内では24駅を数える「道の駅」。全国では987駅にものぼり、年々、ニーズは高まる一方です。そんな「道の駅」に注目し、今回、県内の先陣を切り「『道の駅』たまかわ」を取材しました。
 
「道の駅」たまかわ 玉川村生産物直売所こぶしの里のとりくみ
「『道の駅』たまかわ」は、平成18年8月10日、一般県道福島空港西線沿いに、福島県内14番目の「道の駅」としてオープンしました。以来、玉川村の臨空港型産業施設の一つとして、他の「道の駅」とは一線を画す幹線道路から離れた場所ながら、ここならではの地域に密着した施設機能が、利用客のニーズを捉えています。なかでも注目に値するのが、「道の駅」内に所狭しと陳列されている新鮮野菜や加工食品の数々を扱う生産物直売所「こぶしの里」。“さるなし”や“しぼりトマト”をつかったこだわりの加工食品を中心にさまざまな品々をとり揃えるのはもちろん、挽きたて、打ちたて、茹でたての手打ちそばも人気が高く、遠く県外から求めにくるリピーターも多いようです。隣接する観光果樹園では、ブルーベリーやさるなし、プルーンといった地域特産物を栽培するとともに、利用客に無料開放することで、滞在型の「道の駅」をめざしています。
 

C6BBA4CEB1D8A4BFA4DEA4ABA4EF1

▲福島空港そばに建つ「道の駅」たまかわ

 
東日本大震災をのりこえて
玉川村生産物直売所「こぶしの里」は、福島空港内にも「空の駅」を開設しておりますが、昨年の震災当日、福島空港は緊急避難場所となり、「空の駅」でも食材を提供。翌日から「道の駅」とともに震災対応をはじめますが、原発による風評被害は深刻さを増すばかり。そんな中昨年4月から、積極的に県外での物産展に参加し、長野県安曇野市や東京赤坂サカス等、出店は約50回にもおよびました。築地場外市場にもアンテナショップ「緑の駅」を開店。11月には、NHKにも出演し、着実に利用客がもどってきました。昨年、福島県では独自に「ふくしま『道の駅』交流会」を設立。24駅が復興元年のスクラムを組み、新たな一歩をふみだしています。
 

詳しくは、こぶしの里→こぶしの里ホームページ


 

C6BBA4CEB1D8A4BFA4DEA4ABA4EF2

▲東京西葛西イトーヨーカドーでの物産展

【あらかると2014年2月号より】

阿武隈山系蓬田岳のふもとにひらかれた「道の駅ひらた」リポート

かつては、いわき市と郡山市を結ぶ旧岩城街道の頃から交通の要所とされてきた蓬田岳のふもと。今では、国道49号とあぶくま高原自動車道「平田IC」のクロスポイントとしても好立地なこの場所に、3年前にオープンした「道の駅ひらた」を取材しました。
 
芝桜でも知られる観光施設「ジュピアランドひらた」と「道の駅ひらた」
 「道の駅ひらた」は、平成21年7月5日、国道49号線沿いに、福島県内18番目の「道の駅」としてオープンしました。この7月には、3周年を迎えますが、昨年の震災では、「ジュピアランドひらた」同様、この「道の駅」も大きな影響をうけました。高野駅長は「だからこそ」といいます。「観光施設のジュピアランドもそうですが、地元振興の中核施設として、私たち道の駅は、地域の生産者の声を、情報を、発信しつづけなければなりません。」震災から1年の歳月を経た4月、道の駅の情報紙「ロードオアシスひらた」を発行。編集スタッフは、すべて従業員。「地域の元気は道の駅から!」を合言葉に、道の駅にまつわる身近な話題だけでなく、生産者やその商品の紹介、イベントなどの他、利用者から寄せられた情報もとりあげています。「3周年イベントを7月7、8日に開催します。地元農産物を使った新メニュー発表や演歌やフォークグループのライヴもありますので、ぜひ、お立ち寄りください。」
 
C6BBA4CEB1D8A4D2A4E9A4BF1
 

▲地域の元気を発信!「ロードオアシスひらた」

 

「道の駅ひらた」の存在理由 地域振興の中核施設へ
昨年の震災当日から17日までの1週間、「道の駅ひらた」は、120名の避難者を受けいれ、近隣の農家の方々が農産物をもちこみ、炊きだしが行われました。幸い、電気も水も途絶することなく、彼岸前まで仮避難所の役目をはたしました。その後、津波に襲われた「道の駅よつくら港」へ応援にかけつけるなど道の駅同士の連携がつよまる中、それぞれの道の駅の垣根を越えた県道の駅交流会が産声をあげ、初代事務局長として高野駅長が就任しました。現在、独自のとりくみとして復興支援コーナーを設け、被災した「よつくら港」や宮城の3駅の商品の販売もはじめています。「『ふくしま東和』さんがとりくむ有機の里づくりのように、地域の生産者の意欲向上がお客を招きます。『ひらた』という中核施設をめざします。

 

詳しくは、道の駅ひらた → 0247-55-3501
道の駅ひらたホームページ


 

C6BBA4CEB1D8A4D2A4E9A4BF2

 

▲福島&宮城道の駅復興支援コーナー

 

C6BBA4CEB1D8A4D2A4E9A4BF3

 

▲よつくら港復興支援イベント
“太鼓をたたいて被災地を元気に”イベント(協力/平田村菅布禰太鼓保存会)

大震災、津波をのりこえた「道の駅よつくら港」リポート

ここ四倉は、いわき市平から久之浜へとぬける陸前浜街道の道筋に位置し、かつては、湯本につぐ大きな宿場として栄え、鰹節の生産でも知られたゆたかな漁村でした。じゃんがら念仏踊りの創始者とも伝えられる祐天上人の生家もほど近い、「道の駅よつくら港」を取材しました。
 
3.11からの復活に、会津、石川郡の「道の駅」がバックアップ
 「道の駅よつくら港」は、平成21年7月31日、国道6号線沿いに、福島県内19番目の「道の駅」として登録され12月26日にプレオープン、翌年の7月14日に20番目としてグランドオープンしました(20番目に登録された「ばんだい」が先行オープンのため)。もともと地元NPO法人が運営していた物産館が母体のため、東北初の民設民営の道の駅として注目を集めていましたが、1周年を迎える前に、昨年の大震災による津波に建物はのみこまれ壊滅的な状態に陥りました。「それから、ひと月の間は、とても再開など考えられませんでした」と語る白土駅長ご自身、自宅を津波に流され路頭に迷いかけていました。「その時、道の駅三島、金山、北塩原から100名にもおよぶ応援隊が2日間でがれきを撤去、4月16日から週末だけの仮営業がはじめられたわけです」。地元の農家の方々や道の駅ひらたなどによる復興支援を得ながら、7月からは平日営業を開始。「12月から復興発展の『よかっぺ市』第一弾が開催されました」。
 

C6BBA4CEB1D8A4E8A4C4A4AFA4E9B9C12

 

▲他の道の駅の支援により仮営業をはじめた旧店舗

 

8.11いよいよリニューアルオープン
年末年始の休館中に巨大な白いドームテントが隣接され、1月27日、営業が再開されました。「『はたして、やっていけるのだろうか』との前夜までの不安は、朝から列をなすお客さんたちの待ちわびる顔で一気にふきとびました。復興発展の『よかっぺ市』第二弾は、まさに、大盛況でした」。この6月には、従来の「恒例!よかっぺ市」が再開。うわさの「きまぐれ屋台」の出店や顔の見える直売所には、新鮮な野菜がたくさん並びました。「そして、8月11日は、交流館が待望のリニューアルオープンです。東北の被災地で同時開催される『追悼と復興の花火大会 LIGHTUP NIPPON』や米大リーグの移動型アミューズメントパーク『MLBロードショー』、県内道の駅が揃うなど「よつくら港」が完全復活します。」

 

詳しくは、道の駅よつくら港 → 0246-32-8075

道の駅よつくら港ホームページ


 

C6BBA4CEB1D8A4E8A4C4A4AFA4E9B9C11

 

▲ヤマト福祉財団の助成を受け完成した新店舗

裏磐梯の火口と桧原湖が一望できる「道の駅裏磐梯」リポート

明治21年。磐梯山の大噴火により約300にもおよぶ湖沼がつくられた裏磐梯。国内はもちろん、世界的にも神秘に満ちた湖沼群として知られる五色沼をはじめ、磐梯朝日国立公園に指定された、標高800mの大自然の宝庫。その高原文化の発信拠点「道の駅裏磐梯」を取材しました。
 
震災復興を支えあった浜通りの「道の駅」との交流
 「道の駅裏磐梯」は、平成9年4月11日、福島県内6番目の「道の駅」として登録され、猪苗代と喜多方を結ぶ国道459号線のちょうどなかほどに、裏磐梯の高原文化を発信するロードステーションとしてオープンしました。「震災時は、確かに揺れましたが、店内の損傷はそれほどでもなく、季節柄、来店客もほとんどなかったので、私たちスタッフ3名は、手分けして近隣に住む高齢者のお宅をまわり無事を確認しました」と佐藤駅長代理。その後、「道の駅よつくら港」の惨状を知らされ、ラビスパスタッフと一緒にスコップと一輪車持参で駆けつけ、30cmも積った「砂出し」をしたり、四倉高校に避難している方々への炊出しをしたりなど支援活動をつづけました。
 「いわき市と北塩原村は、『海の子山の子』という子どもたちの交流もあり、使命感にも似た思いでとりくみました。片や私の以前の同期の女性が結婚後、原町へ引越して1年を目前にこの震災に遭遇、無事、宮城へ避難したそうですが、なんとも複雑な心境です」。
 
震災から1年。そしてオープン15周年を迎えて。
 「ラビスパに入社1年後、『道の駅裏磐梯』の立ち上げにかかわり、今年で15年。ずっと、この道の駅とともに歩んできました」と語る佐藤駅長代理だが、「この1年間は、例のない風評との歩みでもありました」といいます。「関東方面への物産出店は15回を数え、そこで出会う地元出身者からいただいた元気は数えきれません」。
 昨年10月末には、ラフェスタミッレミリアでもおなじみの有名人が、裏磐梯を応援したい!とクラシックカー10台で来村。裏磐梯を染める紅葉のなかを往年の名車が走る、その風景がとても印象的だったようです。
 「この9月最終末には『収穫祭』が復活します。よさこい踊りや会津若松五中ブラスバンド部の演奏、そして、安心安全で新鮮なとれたて高原野菜、これが、おいしんです!」。
 

A5E9A5D5A5A7A5B9A5BFA5DFA5C3A5ECA5DFA5EAA5A2A4CECCBEBCD6

 

▲ラフェスタミッレミリアの名車がずらり

 

B2F1C4C5BCE3BEBEB8DEC3E6

 

▲会津若松五中ブラスバンド部

 

詳しくは、道の駅裏磐梯 → 0241-33-2241

道の駅裏磐梯ホームページ

会津嶺西麓の絶好のロケーション「道の駅ばんだい」リポート

古来より、天につながる石(磐)の梯子に見立て「いわはしやま(石梯山、磐椅山)」といわれた霊峰会津磐梯山。今もなお、山岳信仰の山として崇拝されるその西麓、南都法相宗の高僧徳一によって建立された会津仏教の発祥とされる慧日寺に近い会津嶺の里「道の駅ばんだい」を取材しました。
 
震災復興、「まずは、浜通りから」をかけ声に
 「道の駅ばんだい」は、平成21年7月31日に福島県内20番目の「道の駅」として登録され、同年8月16日に県道7号猪苗代塩川線沿いにオープンしました。その駐車場から東側をふりあおぐと、会津富士とも称される磐梯山の雄大なロケーション。「この景色がいいでしょう。」と駅長一押しのパノラマにみとれるばかり。「震災後しばらくは、観光客が激減しましたが、食の安全をもとめた中通りや浜通りからお客様がかけつけ客数は増えました。高速道路無料化も後押ししたのでしょう。お客様の募金も50万円集まり義援金として東北道の駅支援協議会へ送金しました。そして、『浜通りの支援』をかけ声に『よつくら港』では炊出し、『相馬』『南相馬』では特産品を低価で販売するなど支援活動をつづけました。8月14日には、会津支援キャンペーンの一環として、当時の観光庁長官が買物に来店、食の安全をPRしていきました。あれから1年半。まだまだ風評もありますが、ばんだいは、会津は、元気だなし、来てくだされ」。
 

C9CDC4CCA4EABBD9B1E7

 

▲浜通りの道の駅支援活動

 

B4D1B8F7C4A3C4B9B4B1C6BBA4CEB1D8A4CF2623124413BA4F3A4BF2623124413BA4A4CBACCCE4

 

▲会津支援キャンペーンで訪れた溝畑観光庁長官

 

オープン3周年。これからが、ばんだいの、会津の底力
 「『道の駅ばんだい』は、今年で3周年を迎えました。8月18日には、記念の創業祭を開催。駐車場には、おいしいグルメ屋台がならんだり、夜には花火大会もあり、3周年を大いにもりあげてくれました。そして、10月8日までは、豪華宿泊券や商品券、日帰り温泉バス旅行が当たる、秋のプレゼントキャンペーンを実施中です。また、10月10、11日は、東京新宿西口広場で行われる『こらんしょ!たべらんしょ!八重らんしょ!(仮称)』へ参加を予定し、その後、10月27、28日は、会津総合運動公園で開催される会津ブランドものづくりフェアへの出店、11月4日には、『秋の収穫祭』を予定しており県産豚肉のとん汁を無料でふるまいます。『これが、まだうまいんだがら。あっ、数には限りがあっからない』」。

 

詳しくは、道の駅ばんだい → 0242-74-1091

道の駅ばんだいホームページ 


 

「赤べこ」発祥の地より「道の駅会津柳津」リポート

ここ柳津町は、日本三大虚空藏尊のひとつに数えられる福満虎空藏尊圓藏寺の門前町として栄えてきましたが、その境内に祀られている撫牛(なでうし)の像こそ、会津の代名詞でもある「赤べこ」の由来といわれています。幸せをはこぶ守り神「赤べこ」発祥の地で「道の駅会津柳津」を取材しました。
 

C9EFB5EDC1FC

 

▲撫牛像

 

震災復興の縁がとりもった、東京お台場との交流花火大会
 「道の駅会津柳津」は、平成14年8月13日に福島県内10番目の「道の駅」として登録され、翌年5月2日に国道252号線沿いにオープンしました。「会津福満虚空藏尊街道」という愛称の通り、福満虚空藏尊圓藏寺のふもと、大いなる只見川のゆたかな瀬によりそうように、観光物産館清柳苑、やないづ町立斎藤清美術館、憩の館ほっとinやないづとともに、奥会津の玄関口として町民はもとより訪れる観光客に柳津町の魅力を発信し、交流の場として利用されています。「昨年の震災後、6月までは客足も半減したため、東京、神奈川、千葉や新潟、山形などへ40回程物産展に出店する一方、7月には集中豪雨に見舞われ散々な目に逢いました。それでも、物産展が縁で、昨年、開催が見合された東京お台場の花火大会が、復興花火として柳津で開催するなどお台場との交流がはじまり、今年も町内の小学生が出向いたり、8月10日には2度目の復興花火大会が催されました。一重に虚空藏尊様の御導きでしょう」と駅長は目を細めます。
 
来年はオープン10周年。今年は第10回門前町サミット開催!
「『道の駅会津柳津』は、来年10周年の節目を迎えますが、1200有余年の歴史をほこる日本でも屈指の名刹福満虚空藏尊圓藏寺では、この10月26、27日に、第10回全国門前町サミットが開催されます。それにともない、福島B級グルメもりだくさんの赤べこまつりが同時開催されます。また11月10日には新そば祭りも開催の予定ですので、ぜひ、柳津を存分に満喫してほしいですね」。ところで、この福満虚空藏尊圓藏寺といえば、正月の奇祭「七日堂裸まいり」が全国的にも有名ですが、下帯一つの男衆が堂内の鰐口を競って走る姿は圧巻です。「そんな古式ゆかしい門前町で、奥会津9ヵ町村をテーマにした足湯『湯足里(ゆとり)』につかりながら、名物あわまんじゅうをほおばるのが、オツですね」。

 

CAA1CBFEB5F5B6F5E9B6C2BA

 

▲福満虚空藏尊

 

詳しくは、道の駅会津柳津 → 0241-42-2324

道の駅会津柳津ホームページ 

「サイノカミ」を祀る三島より「道の駅尾瀬街道みしま宿」リポート

三島町で毎年小正月1月15日に行われる「サイノカミ」の起源は1803年(享和3年)に遡り、以来、五穀豊穣、無病息災、商売繁盛を祈願するお祀りとして平成20年、国指定重要無形民俗文化財に指定されました。年明けの「火祭りサイノカミ」を控えた三島町より「道の駅尾瀬街道みしま宿」を取材しました。
 
道の駅よつくら港の復旧に先がけた支援活動
 「道の駅尾瀬街道みしま宿」は、平成18年8月10日に福島県内13番目の「道の駅」として登録され、国道252号線沿いにオープンしました。取材当日、この日は、紅葉に色づいた山間に、そぼふる秋時雨の霧が霞をうかべ、悠然とした只見川に架かるJR只見線の第一橋梁も、どこかしっとりとした余韻をただよわせていました。磐越自動車道坂下ICから国道252号線を南下すること約20分。駒鳴瀬トンネルをぬけると、そこに「道の駅尾瀬街道みしま宿」が現れます。「昨年の震災では、さほどの揺れも被害もなく、テレビニュースで道の駅よつくら港の惨状を見て驚きました」と布川駅長。かねてより四倉町とは、商工会でつながりがあったため、避難される方を受け入れつつ、よつくら港では、泥だしや瓦礫はこびなどの支援活動に一早くとりかかりました。「その後、あの悪夢の大水害。奥会津の観光はままならず、東京やその近郊へ月一程度の出展をつづけ、一年を経過した今年、どうにか、大型バスももどりはじめています」。
 

C8F8C0A5B3B9C6BBA4DFA4B7A4DEBDC9

 

▲夜空が荘厳にもえあがる雪と火のまつり

 

注文が殺到する三島町美坂高原年越しそば!
「道の駅尾瀬街道みしま宿」の建物は、もともと三島町の情報物産館として2002年に営業を開始、今年で10年を迎え、道の駅としては7年目を数えます。「12月24日は、東京国際フォーラムでの福島大交流フェアに参加し、そして、いよいよ今年も、年末大晦日に向けた年越しそばの準備を、ここ道の駅でとりかかるのですが、これがものすごく評判がよく、地元美坂高原のそば粉をつかった三島のそばを食べたい、という注文が殺到し、29日~大晦日までは、道の駅が『そばの駅』と化すぐらい、繁盛します(笑)。それと原則、テイクアウトオンリーなので、配達は予めご了承いただいております(笑)」。年明け15日は「サイノカミ」を祀り、そして2月には、さらに大規模化した「雪と火のまつり」が開催されます。三島に、奥会津に、歳神様が、ゆく年くる年。

 

C8F8C0A5B3B9C6BBA4DFA4B7A4DEBDC92

 

▲三島の逸品そばをご希望の方はこちらへ

 

詳しくは、道の駅尾瀬街道みしま宿 → 0241-48-5677

道の駅尾瀬街道みしま宿インフォメーション

「天領御蔵入」南会津田島より「道の駅会津西街道たじま」リポート

南会津町は、平成18年、旧田島町、舘岩村、伊南村、南郷村が合併した、会津地方の南の玄関口。なかでも田島町は、江戸期に「天領御蔵入」とされた会津西街道の主要な宿場町。日本三大祇園祭としても知られる会津田島祇園祭は、800余年の伝統が息づき、昭和56年、国の重要無形民俗文化財指定。その田島より「道の駅会津西街道たじま」を取材しました。
 
震災以降、ほぼ毎週のように関東方面への出店、そこに大洪水!
 「道の駅会津西街道たじま」は、平成7年4月11日に福島県内3番目の「道の駅」として登録され、国道121号線沿いにオープンしました。新年早々のこの季節の南会津路ながら、阿賀川沿いの国道121号線の路面は乾き、遠く近くに尾根をつたう雪化粧の稜線が青い空にはえていました。国道289号線、352号線と分岐し、日光へとつづく121号線をすすむと山間の一角に「道の駅会津西街道たじま」が見えてきます。「震災以降、道の駅への来客は激減。この付近に点在するスキー場もやむなく閉鎖せざるを得ませんでした」と星駅長。その直後、よつくら港への支援にはじまり、関東方面への産品出店に、ほぼ毎週出かけ、夏を迎えようとした矢先、あの忌まわしい大洪水が、南、奥会津地方を襲いました。
 
C6BBA4CEB1D8B2F1C4C5C0BEB3B9C6BBA4BFA4B72623124413BA4DE
 

▲関東方面への産品出店でにぎわうテントブース

 

「道の駅」にこそ、トイレの山神様!
 「道の駅会津西街道たじま」は、つちゆ、川俣につぎ、会津地方では真っ先に開駅しました。「まもなく20年ですが、オープン以降、お客さまから『ここのトイレは、いつ来ても、気持ちがいい』とのお言葉をいただき、さらには、『活け花に、この花瓶をつかって』と栃木で焼物をされている方から贈られたこともあり、私たち自身、『道の駅』の最大のホスピタリティとして、1日3回の清掃を心がけ、トイレの山神様に感謝しています」。
 この道の駅とともに周辺には、会津高原だいくらスキー場等、スノースポーツや冬のイベントがたのしめる関連施設もあります。「南会津でこの冬をたっぷりあじわってくなんしょ」。

 

C6BBA4CEB1D8B2F1C4C5C0BEB3B9C6BBA4BFA4B72623124413BA4DEA5C8A5A4A5EC

 

▲トイレの山神様を祀り、お客様をもてなす「花卉」の彩り

 

B2F1C4C5B9E2B8B6A4BF2623124413BA4A4A4AFA4E9A5B9A5ADA1BCBEEC
 
▲トップシーズンを迎える会津高原だいくらスキー場

 

詳しくは、道の駅会津西街道たじま → 0241-66-3333

道の駅会津西街道たじまホームページ

伊南川に寄りそう山口温泉より「道の駅きらら289」リポート

前回の南会津町田島から国道289号線を西へ走り、尾瀬の玄関口檜枝岐村へ折れる山口トンネルの手前の麓の一角に、湯どころとしても知られる南会津の泉質のいい山口温泉があります。今回は、尾瀬国立公園に隣接し、只見川へそそぐ伊南川のきよらかな流れにいだかれた、ゆたかな自然環境があふれる、その山口温泉に「道の駅きらら289」を取材しました。
 
震災でも、山口温泉の恵みにささえられ
「道の駅きらら289」は、平成24年3月26日に福島県内で最も新しい「道の駅」として24番目に登録され、翌4月26日に国道289号線沿いにオープンしました。取材に伺った2月初旬のこの日、国道121号線を田島から289号線へ折れ、「道の駅きらら289」がある山口トンネル手前までの道中には、前日からの雪がふりつもり、はらはらとまいおりる雪景色は、まさに南会津の冬の風物詩ともいえます。「一昨年の震災時には、まだ『道の駅』ではありませんでしたが、もともとの山口温泉の源泉はたえることなく、癒しの湯、をお客様に提供することができました」と齋藤課長。「それでもさすがに、あの夏の大水害では土砂崩れで道路が寸断されるなど、本当に大変でした」。
 
C6BBA4CEB1D8A4ADA4E9A4E9289

 ▲県内で一番新しい「道の駅」として昨年オープン!!

 

「道の駅」としての、これからの役割 
 「道の駅きらら289」は、この4月で1周年を迎えます。「温泉施設としては、今年で15年になりますが、昨年に『道の駅』としてオープン以降、これまでになく全国からお客さまがいらっしゃるようになり、『道の駅』ブランドを実感しています」(近隣には「番屋」もあります)。とはいえ、震災による風評被害の影響は今なお影を落とし、ひめさゆり群生地がある高清水公園といった観光地や宿泊施設の利用率の低下は否めません。「だからこそ、少しでも町内の方によろこばれる『かわらばん』を月一回配布するなど地道な活動をつづけています」。震災以降、「道の駅」は「防災の拠点」の役割も担いはじめ、地域住民とともに確実に歩みだしています。 

 

C6BBA4CEB1D8A4ADA4E9A4E9289A5E1A5CBA5E5A1BC

 

▲『かわらばん』にも掲載されている好評ランチメニュー

 

詳しくは、道の駅きらら289 → 0241-71-1289

道の駅きらら289ホームページ


 

山形米沢への会津の玄関口喜多方市より「道の駅喜多の郷」リポート

喜多方市は、平成18年、旧喜多方市、熱塩加納村、塩川町、山都町、高郷村が合併した、会津地方の北の玄関口。特に、旧喜多方市は、かねてより、蔵の町や喜多方ラーメンでもその名を全国的に知られる一大観光都市。最近では、太極拳を町おこしの一環として定着させております。今回、その喜多方市から「道の駅喜多の郷」を取材しました。
 
中越地震ほどに揺れもせず…そして、いつしか、観光客が激減!
 「道の駅喜多の郷」は、平成9年4月11日に福島県内で5番目の「道の駅」として登録され、国道121号線、通称大峠道路沿いにオープンしました。取材に伺った3月初旬のこの日は、春めいたおだやかな風が舞う、うららかな陽気でしたが、道路脇には、まだまだうず高い雪が残っていました。国道49号線から121号線へ折れ市街をぬけていくと、市の北側に位置する「道の駅喜多の郷」が見えてきます。「震災時は、確かに揺れの長さには驚きましたが、震度3か4程度にしか思えず、どちらかといえば中越地震の揺れの方が怖さを感じました」と佐藤所長。「道の駅」自体損傷もなく、翌々日から営業を再開。「ですが、その後、新潟や山形、そして北関東の客足がとまり、街の中の人通りが閑散となりア然としました」。
 
 C6BBA4CEB1D8B4EEC2BFA4CEB6BF1
 

▲道の駅の物産展がズラリと列をなす!

 
震災から2年。観光都市喜多方の「道の駅喜多の郷」にも、桜の季節
 「道の駅喜多の郷」では、昨年の秋口まで毎月、県外の物産展へ出店してきましたが、客足は震災前より2、3割減の状態が未だに続いています。「それでも、『だから、来ました!』というお客さまの声にささえられ、ようやく2年を迎えます。今年のNHK大河ドラマ『八重の桜』が盛り上がりをみせていますが、同時代、喜多方にも瓜生岩子という幕末のナイチンゲールと呼ばれた女性がおり、彼女は日本女性で初の藍綬褒章を受章。浅草寺には彼女の銅像も飾られています」。「道の駅喜多の郷」の八方堤には70本の桜並木が、春を待ちわびるように枝をゆらしています。「4月27日には桜ウォークも開催しますので、ぜひ、喜多方へお越しください」と佐藤所長。
 
C6BBA4CEB1D8B4EEC2BFA4CEB6BF2
 

▲春の風物詩ともいえる八方堤の桜並木

 

詳しくは、道の駅喜多の郷→ 0241-21-1139 

道の駅喜多の郷ホームページ


untitled

新潟県と福島県を結ぶ西会津町より「道の駅にしあいづ」リポート

耶麻郡西会津町は、新潟県との県境に位置する福島県北西部の町です。阿賀川によりそうように走る磐越西線が、新潟県の津川とつないでいます。最近の西会津といえば、会津野沢宿味噌ラーメンが、町の名物として町おこしに一役買っていますが、今回は、そんなご当地グルメににぎわいをみせる西会津町から「道の駅にしあいづ」を取材しました。
  
新潟からの玄関口だからこそ、客足も如実に疎らとなり
 「道の駅にしあいづ交流物産館よりっせ」は、平成16年8月9日に福島県内で12番目の「道の駅」として登録され、翌9月3日に国道49号線沿いにオープンしました。取材に伺った4月初旬のこの日は、初夏のような少々汗ばむほどに気温が上昇し、春爛漫のぽかぽか陽気につつまれていました。会津若松市から会津坂下町を通り、国道49号線を走りつづけていくと、磐越道の西会津インターをこえた先に「道の駅にしあいづ」が見えてきます。「震災当時、それほど揺れなかったためテレビニュースをみて驚いたぐらいです。それ以降、新潟方面からの客足がぱたりととまり、関東方面への物産展にもでかけましたが、会津への誘客にはさほど結びつかず、風評がうずまいているようでした」と鎌倉駅長は苦笑いしていました。
 
C6BBA4CEB1D8A4CBA4B7A4A2A4A4A4C42623124413B1
 

▲御客でにぎわう道の駅店頭ミニ市

 
震災から2年。そして、道の駅オープン10周年の節目だから!
 西会津町は、JR、国道、高速が交差する交通の要所でもあり、独自の文化をはぐくんできました。そのまさにピンポイントにある「道の駅にしあいづ」は、今年オープン10周年を迎えます。震災以降、ようやく2年の月日が流れ、最近になって新潟方面からのお客も9割近くもどりはじめているので、この1年は、記念イベントでさらにもりあげていくようです。「NHK大河ドラマ『八重の桜』もそうですし、町のイベントとも連動し元気を発信していこうと思います。また、ここ西会津町は、前町長時代に宮古島の平良市と友好都市を結んでおり、この春からは季節ごとに沖縄フェアも予定していますので、みなさん西会津へ来てくだされ」。
 
C6BBA4CEB1D8A4CBA4B7A4A2A4A4A4C42623124413B2
 

▲SL磐越物語号が野沢駅停車時の販売会

 

詳しくは、道の駅にしあいづ → 0241-48-1512

道の駅にしあいづホームページ

GWにオープンしたばかりの「道の駅奥会津かねやま」リポート

大沼郡金山町は、前回取材した耶麻郡西会津町同様、新潟県との県境に位置し、大いなる只見川と並走するJR只見線が町の南北にわたっています。作家の椎名誠さんが映画撮影をきっかけに、この金山町の大ファンになったことでも知られていますが、今回は、そんな奥会津金山町に、つい先日オープンしたばかりのホットな「道の駅奥会津かねやま」を取材しました。
 
震災2年を経た今、奥会津の地に、新たな観光ハブ施設がオープン
 「道の駅奥会津かねやま」は、福島県内25番目のもっとも新しい「道の駅」として登録され、平成25年の今年のGWを目前に控えた4月26日、国道252号線沿いにかつてあった町活性化センターこぶし館を改築しオープンしました。取材に伺った5月初旬のこの日は、GW明けのにぎわいも一段落したころで、道の駅構内もおだやかな雰囲気につつまれていました。会津坂下インターから国道252号線を走っていくと柳津、三島につづく「道の駅」として「道の駅奥会津かねやま」の標識が目にとまります。「当日は、朝から生憎の雨でしたが、10時からの記念式典にはぱたりとやみ安堵しました。それもつかの間、12時のオープンから閉店まで、食堂や売店を通過した人だけでも、ゆうに千人をこえるほど、あふれかえりました」。
 
C6BBA4CEB1D8B1FCB2F1C4C5A4ABA4CDA4E4A4DE1
 

▲4月26日のオープンを祝うセレモニー

 
これから夏、秋の行楽シーズン本番にむけて
 「GW以降、これからの季節は、只見の先の新潟県魚沼市へぬける国道252線や289号線が雪から解放されいよいよ開通しますので、この『道の駅奥会津かねやま』への人の流れも変わってくることでしょう」と滝沢駅長は、にこやかに微笑みます。「上野原高原の砂地に自生し、6月ごろに紫の花を咲かせるアザキ大根畑も見事ですし、そのアザキ大根を使った高遠そばは金山の名物です。かの椎名誠さんが一押しの煮込みかつ丼も、これまた絶品ですので、多くの方々に、ここにきて味わってもらいたいと思います。また、全国でも希少価値の高い、ここにしか湧かない炭酸水も、ぜひ、お試しください」。奥会津も新緑が濃くなるいい季節を迎えます。
 
C6BBA4CEB1D8B1FCB2F1C4C5A4ABA4CDA4E4A4DE2
 

▲全国的にも希少価値の高い金山町の名水炭酸水

 

詳しくは、道の駅奥会津かねやま → 0241-55-3334

道の駅奥会津かねやまホームページ

国道4号線「道の駅安達」に待望の下り線オープンリポート

福島県の中央部を南北に縦断する幹線道路国道4号線。その沿線に唯一ある「道の駅安達智恵子の里」は、その名の通り、「智恵子抄」で知られる高村智恵子の生誕の地でもある二本松市にあります。あだたら高原にゆるやかに裾野を広げるシンボリックな安達太良山をながめながら、この春オープンした「道の駅安達智恵子の里」国道4号下り線を取材しました。
 
国道4号上り線道の駅誕生から16年、新たに下り線駅舎がオープン!
「道の駅安達智恵子の里」国道4号上り線は、福島県内4番目の「道の駅」として平成8年に登録、翌年3月に、二本松市(旧安達郡安達町)の国道4号線沿いにオープンしました。それから16年の歳月を経て、この4月、反対車線沿いに下り線「道の駅安達智恵子の里」が新たにオープンしました。取材に伺った6月初旬のこの日は、平日にもかかわらず、たくさんのお客さんでにぎわっており、県内だけでなく県外ナンバーの車も多くみられました。「オープン当日は、市民に参加を呼びかけ、先着500人による大テープカットを実施しました。駅舎前に500人の輪を目にしたとき、これからの「道の駅」の役割を、ひしひしと実感しました」と佐藤駅長。その日は、一日中、人があふれかえっていたようです。
 
C6BBA4CEB1D8B0C2C3A31
 

▲市民500名が参加した大テープカット

 
この道の駅の役割は、地域観光のガイドステーション
 「オープン初日は約1.6万人。GW(4/27−5/6)は約10万人。そして、4・5月の2ヶ月で約45万人が来場されました。県内はもとより県外(秋田、山形や北関東等)からも来ていただきましたが、やはり地元のお客さんが日常的に利用していることが何より。そのための努力は欠かせません」。この下り線のショップはすべて自社営業で、特に、ベーカリーにはこだわったようです。「大手メーカーで研修を受けまして、1日限定販売のバーガーやメロンパンは、毎日完売するほど人気です。また、生乳94%の生ソフトクリームは、近隣では宮城でしか食べられませんので、ぜひ、ご賞味の上、県内有数の観光地二本松を存分に堪能してください」。
 
C6BBA4CEB1D8B0C2C3A32
 

▲1日限定販売の「ビッグ月見ベーコン明太ポテトバーガー280円」

 

詳しくは、道の駅安達智恵子の里下り線 → 0243-24-9200

道の駅安達智恵子の里下り線ホームページ
【あらかると2013年7月号より】

県内でもっとも新しい「道の駅さくらの郷」オープンリポート

福島県二本松市の東部。静かな山間を走る国道349号線。その沿線には、樹齢千年ともいわれる国内最大級の枝ぶりも見事な「杉沢の大杉」があります。その巨木をながめながら北上していくと「道の駅さくらの郷」が見えてきます。もともと農産物直売所だった「さくらの郷」から、この春「道の駅」としてオープンした「道の駅さくらの郷」を取材しました。
「合戦場のしだれ桜」にはじまる
「さくら回廊」にオープン!
 
「道の駅さくらの郷」は、福島県内でもっとも新しく26番目の「道の駅」としてこの春、4月18日に二本松市(旧安達郡岩代町)の国道349号線沿いにオープンしました。この周辺は「合戦場のしだれ桜」をはじめとした「さくら回廊」としても知られ、シーズン中は大変にぎわいます。取材に伺ったのは、7月中旬のまだ梅雨のあけぬ、平日の落ちついた午後の時間帯。ゆっくりと買い物をされるお客さんの接客にあたるのは、おだやかな笑顔が魅力的な女性の山崎駅長。「震災当時は、まだ農産物直売所で、停電はしたもののプロパンガスが使えたため、私たちみんなでもちより炊きだしなどをしました。そのうち、ガソリンも途絶えはじめ、駅先の国道459号線沿いのスタンドからズラリと縦列。異常な光景でした」。
 
C6BBA4CEB1D8A4B5A4AFA4E9A4CEB6BF1
 
             ▲福島県でもっとも新しい道の駅がさくら回廊にオープン
 
農産物直売所「さくらの郷」として来年で10年。
道の駅ではオープン1周年

「オープン初日には、約2千人ほどの来場がありました。当日は、天候にもめぐまれ、オープニングを飾る杉沢の大杉太鼓創作会の太鼓演奏や来賓による千本杵での餅つきがもよおされ、そのつきたてのお餅は、来場者にふるまわれ大変よろこばれました」と話す山崎駅長は、この千本杵の餅つきに歌われる「餅つき歌」を「後世に残したい」ほど大切に感じています。「農産物直売所として来年で10周年。道の駅としてもオープン1周年になりますので、定期的なイベントを予定しています。7月は新小麦まつり、11月は新そばまつり、2月は寒ざらしそばまつりや合格餅などを提供していきますので、お近くにお越しの際は、ぜひご賞味くださいませ」。
 
C6BBA4CEB1D8A4B5A4AFA4E9A4CEB6BF2
 
                      ▲オープニング記念の千本杵による餅つき
 
C6BBA4CEB1D8A4B5A4AFA4E9A4CEB6BF3
 
                          ▲マスコットキャラクターのさくらっち
 

詳しくは、道の駅さくらの郷 → 0243-68-4770

道の駅さくらの郷ホームページ

【あらかると2013年8月号より】

阿武隈山系の里山に建つ「道の駅ふくしま東和」リポート

前回掲載した「道の駅さくらの郷」から国道349号線を約10分ほど北上すると「道の駅ふくしま東和」に着きます。こちらも福島県二本松市の東部、阿武隈山系に位置し、近隣には、愛蔵寺の護摩桜や中島の地蔵桜など一本桜の名所も数多くあります。平成16年、「道草の駅」から「道の駅」に登録された「道の駅ふくしま東和」を取材しました。
 
浪江町からの避難者対応に奔走「地域の拠点」としての思い
「道の駅ふくしま東和」は、平成16年8月9日に福島県内で11番目の「道の駅」として登録され、国道349号線沿いにオープンしました。取材に伺った8月初旬のこの日は、梅雨明けまもないころの不安定な天候で、時折、ザザッと通り雨もおちていました。それでも、駅舎内には買物客があふれ接客に忙しいさなか、海老沢営業部門チーフにお話を伺わせていただきました。「震災当時、4日間ほど停電になりましが、道の駅としての機能維持、情報発信をしつつ、浪江町などの避難者の対応につとめました。1ヶ月後の4月19日には復興イベント第1弾として、浪江町商工会青年部による浪江焼きそばを企画提供。5月には、日本有機農業学会など多くの協力のもと、地域復興のための調査や実験をしていただきました」。
 
C6BBA4CEB1D8A4D5A4AFA4B7A4DEC5ECCFC21
 
▲地域資源循環型の里山の暮らしの実現をめざして
 
地域とともに前進する「道の駅」をめざして
「東和町が二本松市に統合されるのを機に、人と土と地球の健康が有機的につながっていく地域づくりをめざす『ゆうきの里東和』として、地域の良さを残そうと地域資源循環型の里山の暮らしを実現するため、手作りのアイスやうどん、桑やじゅうねん、りんごなどの加工品をヒットさせてきました」と話していただく海老沢営業部門チーフの顔には、これまでの苦労すら感じさせない、さわやかな笑顔が浮かんでいました。「また、当道の駅の民話茶屋では、文化の伝承をめざして、月1回、語り部の『昔話会』を開催しておりますし、その他、『まき割り体験』など各種イベント情報をHPで紹介していますので、ぜひ、お立ち寄りください」。
 
C6BBA4CEB1D8A4D5A4AFA4B7A4DEC5ECCFC22
 
▲人気の語り部紺野雅子さんによる民話茶屋の「昔話会」
 

詳しくは、道の駅ふくしま東和 → 0243-46-2113

【あらかると2013年9月号より】

阿武隈山系の絹の里のシンボル「道の駅川俣」リポート

阿武隈山系の山間。絹織物の産地として全国、全世界に知られる川俣町。その「川俣シルク」ブランドのアンテナショップが「道の駅川俣」にある「銘品館シルクピア」です。ここでは、全国的なグルメブランドの「川俣シャモ」もラインナップされています。その他、織物展示館、からりこ館、農産物直売所が併設された「道の駅川俣」を取材しました。
 
いざ、というときに役立つ、地元に根づいた地域の施設!
「道の駅川俣」は、平成6年4月26日に福島県内で2番目の「道の駅」として登録され、国道114号線沿いにオープンしました。取材に伺った9月初旬のこの日は、暑さも一段落し、さわやかな風が木々をゆらしていました。「銘品館シルクピア」には、光沢のうつくしい「川俣シルク」やおいしそうな「川俣シャモ」の商品を求めるお客が絶えず、接客の合間をぬって渡邊チーフにお話を伺いました。「震災当時は、1日だけ停電になりましたが13日から平常営業しました。駐車場は、避難された方々の車でうまり、カップめんのお湯や携帯の充電の対応とかお弁当やおむすびなどを提供しました。このときにはじめた川俣シャモメンチカツ(冷食)の調理販売は、今では、当館の人気『シャモメニュー』になりました!」。
 
地域色ゆたかな、ここにしかない「道の駅」をめざして
「『川俣シルク』や『川俣シャモ』はもちろん、農産物にしてもそうですが、地元生産でなりたっているということは、商品供給の強みでもあります。だからこそ、あれだけの避難者対応が可能だったと思います。売上げは、確かに落ちました。ですが、7月と12月の年2回開催しているお客様感謝デーは、こんなときこそと開催をつづけてきて、この8月、どうにか、震災前までもどってきました」と笑みをこぼす渡邊チーフ。「8月に行われた『シャモまつり』には、昨年を上まわる8千人の来場者があり、シャモの丸焼きは550個が売れたそうです。10月開催のコスキン・エン・ハポンを見物がてら、道の駅川俣へ、ぜひお立ちよりください!」。
 
C6BBA4CEB1D8C0EECBF31
 

          ▲道の駅恒例のお客様感謝デー

C6BBA4CEB1D8C0EECBF32
 

   ▲圧巻!シャモまつりでの川俣シャモの丸焼き

 

詳しくは,道の駅川俣 → 024−566−5253
【あらかると2013年10月号より】

 

羽鳥高原リゾートにほど近い「道の駅羽鳥湖高原」リポート

福島県内でも指折りの高原リゾート地としても知られる羽鳥湖高原。これからの季節にたのしめるスキー場はもちろん、おしゃれなスパを備える施設や異国情緒漂う英国館など四季を通してリゾート気分を味わえる環境に、「道の駅羽鳥湖高原」があります。まさにこの高原のシンボルでもある羽鳥湖の南端に位置する「道の駅羽鳥湖高原」を取材しました。
 
震災前年の局地型地震、
そして震災と、年をまたぎ災害に直面…
「道の駅羽鳥湖高原」羽鳥湖ふれあい広場は、平成19年3月登録、その年の7月に福島県内15番目の「道の駅」として県道37号線沿いにオープンしました。取材に伺った11月中旬のこの日は、数日前に降った初雪が道端に残るなか、それでもまだ、この時季にしてはおだやかな陽気で、あざやかな紅葉が遠く近くの山々を染めあげていました。先日の道の駅まつりやイベント出店等で忙しいなか星駅長にお話を伺いました。「震災当時だけでなく、その半年前に、この地域だけ局地的な地震に襲われ、2度にわたり、棚から商品がくずれ施設内はお酒の海と化しました。それでも、停電にもならず平常営業でき、近隣のペンションに避難された方々へ物品提供もつづけましたが、道路が陥没や山崩れで全面通行止めとなり…」。
 
A5E4A1BCA5B3A5F3A4ABA4ECA4A7
 

  ▲話題のヤーコンかれぇー等、特産品の数々

 
BDD5A4CEBBB3BADAA4DEA4C4A4EA
 

▲毎年にぎわう恒例の春の山菜まつり

 
来年は、生産物直売所から30年。
高原にある「道の駅」の新しい価値を求めて
「『道の駅羽鳥湖高原』は、道の駅としては、来年で6年目ですが、天栄村生産物直売所として来年、30年目を迎えます。『岩瀬きゅうりで村おこし』を合言葉に、村の特産品として開発し、今でも売れ筋の一品です」。震災から2年半、売上はきびしい状況がつづき、これまで100日以上を費やし県外のイベントへ出店してきたようです。「震災の年の6月~9月まで、ブリティッシュヒルズの母体でもある神田外語学院にアンテナショップを展開しまして、このときは、毎週交代で現地勤務したりもしました」。毎年5月には山菜まつり、10月には羽鳥湖周辺散策ウォーキング大会など地域イベントでもりあげていきますので、ぜひ、お立よりください」。
 

詳しくは、道の駅羽鳥湖高原 → 0248-85-2547
道の駅羽鳥湖高原インフォメーション

【あらかると2013年12月号より】